過去の栄光

断捨離中の私、床が広がり拭き掃除もできました。
本棚前に置いているレコードBOXをずらし一番下の
引き出しを開けたら出てきました。日本棋院の茶封
筒です。
すっかり忘れていました。


中身は免状とあります。


日本棋院発行の本物の初段の免状です。昭和５５年
１１月８日とありますので３０才のころと思います。
当時精神科の病院に勤めていて院長先生アマチュアの
４段、月１回高見沢６段のプロが指導にやってきてい
ました。話の流れで患者さんのレクリエーションに取
り入れようということになりました。
事務長はじめ看護士さん５名、私以外はみんな碁を打
てました。営繕のおじさんにベニヤ板に水糸で９路の
ミニバンを作ってもらい手取り足取り教わりました。


今も本棚にある大竹９段の指導書です。始めたのは春先
夏にはみんなと同じくらいになっていました。腕試しに
と日本棋院で行われた榊原９段の大会に参加、初級の部
で３勝、中級の部で３勝、上級の部で３勝しました。

記念に金杯をいただきそして免状もいただきました。
（この金杯は娘の結納の際使いました）
３０才の誕生日の日付も何かの縁と思います。もう
４０年も前のこと、若いころはすごかったなあと思い
ますが今は面影もありません。
当時院長先生に言われました。なんで碁をおぼえられ
たかわかる？頭の中が蜘蛛の巣が張ってるくらい空っ
ぽだったからどんどん入るんだよ。そうかなあと思っ
たものでした(笑)