キネマの神様 (文春文庫) | |
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文藝春秋 |
本を読む前にフィールド・オブ・ドリームスは最低限見ておく必要があります。
ウィキペディアより
フィールド・オブ・ドリームス
アイオワ州の田舎町に住むレイ・キンセラは農業でなんとか家計をやりくりする、一見普通の貧乏農家。ただ、若い頃に父親と口論の末に家を飛び出し、以来生涯に一度も父の顔を見る事も、口をきく事すらもなかった事を心の隅で悔やんでいる。
ある日の夕方、彼はトウモロコシ畑を歩いているとふと謎の声("If you build it, he will come." = 「それを造れば、彼が来る」)を耳にする。その言葉から強い力を感じ取った彼は家族の支持のもと、周囲の人々があざ笑うのをよそに、何かに取り憑かれたように生活の糧であるトウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を造り上げる。
その後しばらく何も起きなかったが、ある日の晩、娘が夕闇に動く人影を球場にみつける。そこにいたのは“ブラックソックス事件”で球界を永久追放され、失意のうちに生涯を終えた“シューレス”ジョー・ジャクソンだった。
始めて鑑賞した時はどうしてこんなに泣ける映画なんだろうというのが、私の感想でした。
キネマの神様を読んでいるとそれがなぜか?わかった様な気がします。
もちろんラストの映画も見ておく必要があるかもしれませんが、それは本を読んだ後でも良いかもしれません。
洋画なんてすぐにDVDになるからワザワザ映画館で見る必要なんてないよと思っていた私は少し考えを改めました。
私の中学校の国語の先生が、寅さんの映画を1本観たら宿題は免除してやると言ったのをおもいだしました。
生徒にそれだけすすめたい、見せたい寅さん映画っていいもんなんだろうな~ってその時おもいました。
原田マハさんの本を読むのは楽園のカンヴァス→本日は、お日柄もよく→キネマの神様と3冊目ですが、どれも私の琴線に触れまくりです。
次は何を読もうか?今から楽しみです。
あれだけ麻雀が好きな、ギャンブルすきな主人公のお父さんなら、邦画の代表として麻雀放浪記を語って欲しかったです。