2022年カタールサッカーW杯のアジア第2次予選を闘っている日本代表。今年中に予定されている予選の試合も全て来年以降に延期された。従って今年中の試合は全然なしになった様だ。こんなところにも新型コロナウイルス禍の影響が出ている。日本以外のアジアの諸国も懸命に感染防止に努力している中での中止は已むを得ないものと思う。多くのサッカーのファンにとっても寂しい限りである。
やはり開幕が遅れていたサッカー界だが、J1リーグシーズンも本日から開幕する。プロ野球に続いての熱戦が観戦できるのは本当にうれしい事である。その中でV神戸は無観客ながら、「1day Vip DX」10万のチケットが完売したと発表した。販売数は発表が無かったが、チームは昨季のシーズンではやはり多くの特典を用意した「1day Vip ticket」を1席30万で販売した実績を持つ。
今回の「1day・・・」は「先発メンバーの直筆再イン入りボール」「好きな選手の直筆サイン入り2020シーズンレプリカユニホーム」「試合終了後、選手とのオンライン交流会」試合前のウォーミングアップの様子が見れる「バックステージ映像配信」等々特典が満載のオンラインチケットだと言う。昨季にJ1の最高の収益を上げているV神戸らしいと感心した次第でした。
2019年のJ1リーグの決算が公表された。イニエスタ効果での入場料収入とスポンサー収入で、神戸VがJ1リーグの史上最高益の114億を記録した。JIリーグで初の収入100億突破を記録したチームとなった。ただJリーグ全体で見た場合、赤字にあえぐチームも出るなど今後のリーグ盛り上げが急務であろうと思う。今季はコロナウイルス禍の影響による今期の対戦試合の減少が、入場料収入に大いに影響する事が心配される。
サッカーACL一次リーグG組の神戸が初戦をホームで5-1と勝利した。初のACL出場の神戸はイニエスタ選手の大車輪の活躍が異彩を発揮した形である。相手チームジョホール・ダルル・タクシムの監督は、「フットボールの質が違う」と元スペイン代表のイニエスタ選手の活躍に脱帽している。昨年の天皇杯覇者として初のACLに挑む神戸の躍進を願っている。
昨季のJ1優勝チームと天皇杯の覇者が対戦するスーパーカップ。M横浜対V神戸戦は3-3のまま90分を終了した。その後はPK 戦で決着をつける事に。このPK 戦、お互いに2-2となったがその後がいけない。何と9選手がPKを外している。その後にようやくV神戸の山口が決めてようやく決着。V神戸が初の王者となっている。このPK 戦9連続の失敗は、J1史上でもまれな椿事となった。
現在トルコ1部チームガラタサライに所属のサッカー選手長友祐都選手は、今季は外国人枠から外れ、事実上の戦力外になった事が判明している。既に欧州のサッカー界では、トレードの時期は終わっており、欧州リーグへチームへの移籍は出来なくなっている。そこで長友選手はあと半年の契約が残っているが、100万ユーロ(約1億2千万)の報酬を返上して、日本に帰国しJ1復帰を模索していると報じられている。すでにFC東京との移籍話が進んでいるらしい。次のW杯の日本代表入りも視野に、J1復帰は現実の事となっている様だ。今年はG大坂に復帰の昌子選手に続き、長友選手の活躍がJ1で観られる事になりそうだ。楽しみな事でもある。
全国高校サッカー選手権で優勝の静岡学園。OBのカズこと三浦知良選手が静学のナインと関係者30名に、ビックなご褒美を出す事が公表された。何とグアム旅行をプレゼントするものだそうだ。一人あたり約10万を要するらしいが、300万を超すビックなプレゼントは学園側も了承していると言う。流石はキングカズらしいと思った。
AFCU23選手権兼東京五輪出場決定戦。我が日本代表はBグループで出場したが、サウジアラビア戦に続いて昨夜のシリア戦に敗退した。これで決勝リーグ戦出場を逃している。第一次グループ戦での敗退は史上始めての屈辱的な事態である。もっとも東京五輪には開催国枠での出場は可能であるが、森保監督の更迭の噂もあり、五輪での活躍に不安材料を残す結果になっている。
53歳のキング・カズこと三浦知良選手が、横浜FCと契約を更新したことが明らかになった。背番号11にちなんで1月11日11時11分に広報された。プロ生活35年、Jリーグ開幕時から現役で活躍するたった一人の選手でもある。昨季はJ2で2位となり、J1に復帰の横浜FCでの彼の雄姿を期待して拝見したい。