色々な事の多かった９月が今日で終わります。
明日からの１０月をより良く過ごせる様にと思っています。
神戸市を中心とした「のじぎく国体」が今日から兵庫県で開催されます。
この国民体育大会は戦後の荒廃した昭和２１年から第１回が始まり、我が国をスポーツ振興で支えた功績は大きかったと思います。
夏の甲子園で熱戦を拡げ大勢の人に感動を与えた、高校球児がやはり国体に帰ってきた様です。
「ハンカチ王子」の早実高の斉藤投手、駒苫高の田中投手、八重山商工高の大嶺投手等が参加している野球場は時ならぬフィバー振りで大変な様である。
高校生として最後の公式戦に望む選手達の健闘を祈りたい。
小生としては大嶺投手の千葉ロッテＭへの入団を、是非にもこの大会終了後に決めて欲しいものだ。
今回の国体からサッカー等は中学３年生も参加できる様になるとの事。若い世代の活躍を期待したい。
各都道府県代表選手の健闘も合わせた祈ります。
今日のニュースを見ていると、金融庁に再点検を命じられていた損保会社の保険金不払いが更に発見されたと言ふ。
○京海上○動損保と○い○い損保で各々約３万件が不払いだった事が判明した様だ。
既に○井○友損保が金融庁の検査でやはり不払いが発見され、７月に業務停止の処分を受けている。
他に○本○亜損保と○ッセ○同○損保にも不支払いがある様だ。
今夜の損保協会長の会見では、上記の大手５社で計２４.７万件、金額にして１５２.７億の不支払いが発見されたと言ふ。他の損保２０余社全体での再点検が済めば更に不支払いが増加する可能性が多い。実に重大な不祥事だと思う。
こんなにも膨大な数の不支払いがありながら、今回の金融庁の指示で行った再点検まで判明しなかったのは、損保各社の損保保険の内容に多岐に亘る特約があり、これまでの各社の点検システムでは不支払いが発見できなかった様である。
○井○友損保の業務停止時にも書いたが、不支払いが発見出来ないのは、損保各社の保険契約が一年単位の更新となる事。更に事故車修理業者、被害者に対する折衝も損保会社が行うシステムが多い為に、契約者に判り難い面が多い事等が原因と思います。
損保各社の真剣な対応を要望したい。
安倍内閣が発足した。
戦後生まれの５２歳の宰相である。
閣僚や自民党幹部に先輩達に配慮した布陣が見られるが、気心の知れた若手も随所に配置した。
一部では「功名が辻」内閣等と揶揄するが、安倍船長として日本丸を強力に操縦して欲しいものだ。
本日現在の各新聞社の世論調査では
日経 ７１％ 読売 ７０．％
毎日 ６７％ 共同 ６５ ％
朝日 ６３％
と概ね高支持率を得ている様だ。
今後の船出には問題が山積している。周辺を固める安倍チームには若さゆえの気負いもあるが、やや保守的な面が色濃いのが気になるが如何だろう。
官邸主導の布陣は若きリーダーが直面する、自民党本来の保守勢力にどう対抗出来るかだ。
参議院と公明党から、更には派閥単位の順送り閣僚も受け入れざるを得ない現状もあるが、いよいよの船出だ。
弛まず、直面する問題にアタックして欲しいものだ。先ずは新たな安倍政権を期待を込めて見守りたい。
ＤＶＤで映画「かもめ食堂」を夫婦で鑑賞しました。映画館に脚を運ぶ機会がなく、ようやく昨日にレンタル開始になったので借り出しました。
北欧のヘルシンキで食堂（レストラン）を始めた日本女性の奮闘物語です。
最近のＴＶで再放送された、ＮＴＶのドラマ「すいか」「ひかりと共に」で好演していた「小林聡美」と言ふ女優に関心があった為です。
何故か日本ではなく、日本食の食堂をヘルシンキで開店している主人公の元に、二人の日本人の女性が合流して、やがて現地の沢山の顧客を獲得していく過程を描いています。
食堂と言ふと日本ではジメジメした感じを抱きますが、北欧の街のレストランが爽やかな主人公に良く似合い、特に大皿に盛り付けられた料理が実に美味そうに見えて仕方がありませんでした。
あくまでも「おにぎり」に拘る主人公は、遠足の日と運動会に必ず亡き父親が造ってくれた「他人が造るおにぎりは美味い」との思い出を何気なく語るくだりが印象的だ。
サラリとした生き方の主人公を「小林聡美」は好演している。ご主人の「三谷幸喜」がエッセイ「ありふれた生活」で彼女とのやりとりを書いていたが、彼女は地のままで演じているのだろうか？。
夫々に訳ありの３人が良く持味をだしており、日本かぶれのとぼけた若者の登場が面白かった。
最近鑑賞した映画としてはＡクラスの出来だと思いました。
昨日のプロ野球高校生ドラフト会議の結果をみて次の事を考えた。
１００余名のプロ志願の高校生中、実際にドラフトの指名を受けた者は３３名だった。７０名余りのプロ志願者は、夫々の進路を考える必要があるのだ。
指名された選手はこれから入団の交渉を受けて、プロ野球選手として出発点に立てるかが決定する。
しかしプロ野球の世界は厳しい道程である。その試練に打勝った者が、３～５年後に華やかな舞台に立てる。並大抵の努力では足りない。多くの先輩達が挫折して他の世界に転進している事を忘れてはならないと思う。（即、一軍で活躍できるのは数人もいないのが現実だ）
特に甲子園で活躍した選手がドラフトの目玉であり、指名が重複した事もあり結果には興味が湧いた。
４球団が同時に指名した、駒苫高の田中選手は何と楽天Ｅが指名権を獲得した。ドラフト制度は各球団の戦力の均衡化を図る事から採用されたもので、他の有力選手が比較的Ｂクラスの球団に指名された事は喜ばしい結果だと思った。
更に甲子園には出場出来てないが、素質のある選手も多数が指名を受けている。各球団が如何に将来の金の卵の発掘に努力したかが伺える結果だ。
駒苫高の田中選手が、爽やかに楽天Ｅに指名された事を喜んでいた。開幕から一軍を狙うと言ふ。
しかし千葉ロッテＭが指名した、八重山商工高の大嶺君の表情が冴えなかった。ソフトＢＨに単独指名される筈が思わぬチームに指名されたからだ。同席した監督にも戸惑いの表情があった。ソフトＢＨの指名が当然と思ったのだろうか。
今期のプロ野球では、ＷＢＣの日本対米国の試合での誤審問題、日本球界でも審判の誤審問題で抗議が相次いだ。そこでビデオ判定を採用しようとの意見が出てきている。
スポーツに於ける審判の判定が「誤審」もある事を前提に運営されてきたが、人間の目による判定の信頼が失われている。誰でもが人より映像を信用する時代になってきているのだと思う。
「誤審もありうる」前提から誤審に寛容でなくなった背景には、勝ち負けにより選手が手にする賞金が大きく変わってしまうし、スポーツの結果に対するペッド(賭け）が誤審により左右されてしまうと言ふ面で、ファンが誤審に対して厳しい態度を示しているからだ。要はお金が絡んでくるからだ。
今年のテニス全米オープンでもルール改正でビデオ判定を導入した様だ。元々は米国のアメフットプロリーグが数年前から「チャレンジ」と呼ばれるビデオ判定を導入している。しかし無制限にこの「チャレンジ」を認めた訳でなく、回数の制限を設け試合進行の妨げにならない様に配慮されている。
今ではビデオ判定はその他の競技、ラグビー、バスケット、レスリング等の様々な競技で導入されてきいる。
サッカーでのオフサイド判定や、大相撲の勝敗の判定に、ビデオ判定が早晩導入される可能性もあるのではないかと思っている。
我が国のプロ野球での導入はどうなるのだろう？興味ある問題だ。しかし「誤審もスポーツの一部」とファンが大らかに寛容に観戦するのも、それはそれで楽しいものだと思うのだが。
金木犀の咲くこの時期は花粉症の季節でもあります。季節の変わり目も影響する様です。くわばらくわばら。
鼻水が出て、体の彼方此方が痒くなって困ります。花粉症の薬の服用で何とか乗切っています。
今朝は１０時開店のビデオレンタル店に駆けつけました。
お目当ては「２４」シリーズⅤの第２回目のレンタルＤＶＤの借用でした。
開店の７～８分前なのに既に２０人程が並んでいる盛況ぶり。開店前に係員が今回のＤＶＤは４５本を用意しているので、慌てず走らないで入店して下さいとの注意までありました。開店時には３５人程が並んだでしょうか。小生の様に熱心なファンが多い様でした。
序でにレンタル店に併設の本屋さんで、予ねて「孫」からリクエストされていた、「しかけ絵本」（飛び出す絵本）の恐竜時代を購入、骨折部位の接合金属を抜き取る際も頑張ったご褒美として用意しました。
夏休みに楽しみにしていた、「恐竜展」の見学がケガで吹っ飛んだので、今回はこの「しかけ絵本」を上げる事にしていたのです。
土曜日と日曜日は原則として我が夫婦は自宅でのんびりと過ごす事にしています。平日は余りある時間があり、何も混雑する休日に出掛ける気には為れないからです。と言ふ事で今日はのんびりとＴＶ三昧の日を過ごしました。
食べ物探訪、野球、ゴルフ、サッカー中継と、ＴＶも休日は楽しみの番組がメジロ押しでした。
今朝の朝日新聞によると、千葉県の０４年の交通事故死者３３２人（全国ワースト３位の多さ）の内少なくとも４８人が、適切な治療や搬送が行われていたら命が助かった可能性がある事が判ったと言ふ。
実に７人に１人の割合になる。
千葉県交通事故調査委員会が、交通事故死とされた死亡者の内で交通現場で生命兆候が見られた１１８人を調査対象とした。その内病院の協力を得られた９８人について診療経過や治療結果を詳しく聴き取り、その内容を県外の緊急医療の専門家６人に判定して貰った結果だった。
救命の可能性があった４８人中、９０％に当る４３人は「初期治療に問題があった」とされ、輸血の遅れや損傷部位の見逃し、治療の優先順位の誤り等が指摘された。
首都圏に位置して、比較的医療水準の高い千葉県でさえこの数値である事に驚くと同時に、地域間格差があると言われて久しいが、緊急医療施設や専門医が少なく、設備も劣る地方ではより問題が内在しているのではないかと、全国交通事故遺族の会の副会長は指摘している。
緊急医療センターの充実が、これからはより求められるものと思う。７人に１人は助かる可能性があったのは大きな問題であろう。
安倍新総裁の誕生で日本はどう変わるのだろうか、保守的な自民党の政権の亜流とならない、戦後生まれのフレッシュな政治を目指して欲しいものだ。
「タカ」派のイメージがどうしても付いて回る、あの大戦をきっちりと総括し反省する姿勢も必要だと思うがどうだろうか？
政権を切り盛りする今後は適材適所を謳っているが、古い考え方で政治を牛耳ろうとする面々には後方に退いて貰うのが良いのだが。
内閣や党内の人事も思い切った若返りをはかり、官僚に左右されている日本の舵取りを大きく転回させて欲しいものだ。
何時もの事ながら「高齢者に優しい」政治を是非にお願いしたいものだ。
タイの国の軍事クーデターには驚いた。国連総会に出席していた首相が国に帰れなくなる事態はどうしても異常だと思う。民主国に生まれ変わった筈が、軍政が国を掌握し国王もそれを容認したと言ふ。
「首相として国連総会に来たが、今は無職で米国を去る」と語った元首相は何処へ消えたのだろうか？
北朝鮮問題で日本も遅まきながら経済制裁に踏切った。益々孤立を深める同国の皆さんの生活を想像すると、気の毒でならない。隣国だけに早急に国際社会に同調し、国民も安心して生活できる豊かな国ずくりを目指して欲しいと思う。
