３月が去る

　とにかく忙しかった３月が終わった。我が夫婦も４７回目の結婚記念日も迎えている。カミさんが１年半程前から治療に苦戦している「舌痛症」は４つ目の大学病院の権威の先生に診察して頂いている。新たな投薬の効果を見ている段階である。

　年に１回の元の企業の同期会、２０名の皆さんと交流したが、病気と孫の話で持ちきりだった。それにしても飲み放題の宴会は際限がない。５０数年余に及ぶ付き合いの皆さんの元気な源はアルコールに尽きる様である。

　カミさんとの２泊３日の山陰・山陽の旅。出発と帰りの時間がゆっくりのコースを選んだ格安ツアー、ただホテルからの朝の早い出発には驚いた。もう２度と行けない幾つかの観光地を駆け足で見学したが、ツアー旅行には同じ老齢層の皆さんが多かったのが印象的である。

　２度の写真教室に参加。美人モデルの撮影も初体験であった。そして５０年ぶりに復活した浅草三社祭り「船渡御」の小雨と大勢の観光客との間での撮影には大苦戦である。

　春休みになったばかりの孫のＤａｉｋｉとママが２泊３日の短期間のご入来。成長期に入った孫の食欲に圧倒される。

　今月から千葉がんセンター病院外来でのボランティアに参加。取りあえず月２回のシフトに入ってお手伝い。それにしても患者さんの多い事、来院される皆さんの早いご回復をお祈りするだけである。

　生涯大学卒業生学習会で２３年度の閉講式があり、小生が新入会員の代表で１年間の学習会の感想を述べるハメに。実に簡潔で堂々としていたとクラスメートからお世辞の言葉を頂いてしまった。

　暖かさに釣られて近所の遊歩道で遅い梅の花を撮影。そして遅れていた河津桜の写真もＧＥＴ。明日からの４月、春の花々の撮影が忙しそう。楽しみなことである。

パ・セと呼ぼうよ

　日本プロ野球は本日が開幕日である。朝日新聞「声の欄」にプロ野球界が２リーグに分裂した昭和２５年からのファンである鎌倉市の松枝さんが、セ・パと呼称されることに異を唱えている。ドラフト制度の浸透で各球団の実力が均衡した上に、最近は着実な選手育成を重ねてきたパ・リーグが優位であることから「パ・セ」と呼称すべきと書いている。

　前にも書いた記憶があるが、小生も昭和２５年に２リーグに分裂した年に、山形球場で毎日オリオンズ（現在の千葉ロッテ）の試合を見た６０年余前の小学校５年生からパ・リーグファンである。従って先の松枝さんの提案には大賛成である。今や日本シリーズや交流戦でもパ・リーグのチームの優勢は動かないところだから妥当な提案と思ったのである。

　今年の小生なりの順位予想を述べてみたい。オープン戦や報道されるチーム分析からの予想だがあまり自信がない。その辺はご容赦を。

　パ・リーグ　西武Ｌ、千葉ロッテＭ、日ハムＦ、ソフトＢＫＨ、オリックスＢＳ、楽天Ｅ。
　セ・リーグ　巨人Ｇ、中日Ｄ、ヤクルトＳ，阪神Ｔ、広島Ｃ、横浜ＢＳ

　パ・リーグ　西武Ｌの戦力は昨年に引き続きは強力。千葉ロッテＭ先発投手陣が揃ってきた。打撃陣も若手の成長で期待出来ると見る。以下柱となる強力先発投手が抜けたソフトバンクＨ、日ハムＦ、楽天Ｅは苦戦が予想される。オリックスＢＳは韓国勢の活躍がどこまで？の疑問が残る。

　セ・リーグ　巨人Ｇの強力な補給が優位を予想させるが、監督の采配次第だと思われる。中日Ｄは監督が変わるも着実な試合運びが続くと見ている。あるいは優勝も？。昨年台風の眼になったヤクルトＳに期待したい。以下監督の変わった阪神Ｔ、横浜ＢＳには期待していない。広島Ｃはやはり昨年並みの戦力であろうと思う。

　どちらにせよ今年も各チームの戦力には大きな差がないのではないだろうか？。

イチロー選手がハツラツと

　昨夜は日本プロ野球界より一歩お先にＭＬＢの開幕戦、シアトル・マリナーズとオークランド・アスレチックスの試合があった。試合の模様は日本ＴＶが７時から１０時までの異例の長時間放映である。我が家もカミさんと共にしつかりと観戦してしまった。

　日本人選手ではＭＬＢ１２年目のイチロー選手が３番で登場、４安打１打点と流石の活躍を見せて呉れた。残念ながら延長戦に突入の為に最後まで見れなかったが、これぞＭＬＢと言う試合を堪能させて貰った。

　今夜の第２戦もＴＶで楽しませてもらおうとと思う。

桜咲く

　今週に入ってようやく春の兆しがしてきている。今日も朝から風も暖かく晴天である。午前中は千葉県がんセンターで外来のお世話をするボランティアに行って参りました。引き続き４月も２回のシフトが入ることに決まりました。無理なく続けられれば良いのだがと思っている。

　午後には近所で一番先に咲き出した「河津桜」の撮影に行ってきました。今年の梅の花と同じで、寒さがぶり返し襲来するせいか花自体が元気がない。春の暖かな陽気にならないと本来の桜花の美しさが来ないのではないかと思う。

撮影したばかりの今年の初の桜の写真である。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　

大河ドラマ「清盛」と「平家物語」

　現在放映中の大河ドラマ「清盛」の視聴率が１４％と低迷していると報道されている。画面の汚さが放映開始早々から話題になっていたが、平安時代の武士層の暮らしぶりは、当時の平民と同じ貧しさだったと推測されることから、当然の描写で止むを得ない面があると思っている。

　ただ朝廷関係の入り乱れた人脈が実に判り難く、「清盛」の出生の経緯からも平家の正当な後継者と言えるのか等、あいまいな面があることも影響しているのだろうと思う。同時に佐藤義清（出家して西行となる）の事件と、源氏の義朝が関東へ下り勢力の拡大を図るなどの地味な内容も続くことから、視聴者の離反があることは想像される。

　今日出会った生涯大学のＯＢの仲間たちの数人も、あまりに地味で面白くない内容なので、大河ドラマの視聴は中止したと言っていた。ただ小生は「清盛」が、今後明治維新まで脈々と続いた武力（武家）による政権を如何に築いて行くのか、その過程を興味を持って見守っていきたいと思うのです。

　図らずも今日の生涯大学卒業生学習会の演題のひとつが千葉大学名誉教授T先生の「古典案内・平家物語」の講演でした。先生からは「清盛像」が如何に平家物語の中で虚構に満ちた形で描かれているかを解きほぐして頂いたのでした。カギは出家入道する以前の清盛が平家物語で取り上げられていない事だと指摘する。

　ただ残念ながらこの講演では時間が足りず、平家一門が隆盛を極め没落後の源氏一門の台頭、鎌倉幕府の創設に向かう段階までの「平家物語」まで行きついていないのが残念である。

　実を言うと我が家には下の娘が学生時代に勉強していた「平家物語」の三冊の本が残されている。今回のＮＨＫ大河ドラマと、今日の講義を足がかりに読み砕いてみたいと決心した次第です。　

Ｔ・ウッズの復活

　米国男子ゴルフツアー、２５日に終了したアーノルド・パーマー招待のトーナメントで、Ｔ・ウッズ選手が３年ぶりに１３アンダーで２位に５打差をつけて圧勝。ツアー７２勝目を飾った。２００９年自宅近くの交通事故をきっかけに、不倫騒動に発展し競技出場を無期限に自粛していた。

　復帰したあとも試合勘は戻らず、かってのずば抜けたプレーも影を潜め、さらに度重なるケガにも悩まされてここ２年はツアーでの優勝も果たせなかった。報道によると３日目の１２番ホールでのティショットの際に、女性が上げた悲鳴にスイングを狂わせＯＢを打つアクシデントもあったようだが、それを跳ね除けての最終日のプレーは素晴らしいものだった。

　次戦はマスターズに出場するが、「やってきたことを全て出せればいい、楽しみにしている」と意気軒昂にコメントしている。メジャー大会通算１５勝目を目指す大舞台の活躍が見ものである。

　日本人でただひとりこのトーナメントに出場していた石川遼選手は最終日も３オーバーと成績を伸ばせず、通算５オーバー５３位タイで競技を終了している。来年の米国ツアーのシード権が視野に入ってきている、同選手のマスターズ他のトーナメントでの活躍を祈っている。

「ありがとう」と言えますか

　今朝の朝日新聞「声」（投書）のなかに７１歳の方がこんな事を書いている。「清掃中の立札のあるトイレに入らせて頂いた。出る時にありがとうと言ったら、そんな風にお礼を言われるのは嬉しい」と逆に言われたらしい。

　そう言えば先週は３回も東京に出掛けている。その時の経験だが、一度は銀座にあるＴホテルのトイレに行った時に丁度清掃中の立札が出ていて、清掃員のおばさんが便器を磨いていた。これは不味いと思ったが「どうぞ遠慮なくお使い下さい」と声を掛けてくれた。磨きたての便器で用を済ませて、出掛けに「ありがとう」と声を掛けたらニッコリとしてくれた。

　さらに東京駅前から高速バスに乗る際に、地下街にあるトイレに寄ったらこちらも清掃中である。バスの発車の時間が迫っていたので、「使わせて頂いて宜しいですか」と声を掛けたら、一瞬だったが不機嫌な顔を見せたが「どうぞ」と言ってくれた。用を済ませたあとに「有難うございました、助かりました」と声を掛けたら、こちらも笑顔で「どういたしまして」と言ってくれた。

　最近はちょっとした事だが、電車やエレベーターから降りる時にも無言で他の人を押しのける人がほとんどである。「ご免なさい」「降ろして下さい」と一言声を掛けるだけで随分違うのだがと思う。

　日本人は「済みません」「ありがとう」「どうぞ」と言うのが不得意である。自然にこんな声が出せるような世の中になれば、もっと住みやすい環境になれるのだがと思う。

春休みに

　昨日の午後、終業式の終わったばかりの孫Ｄａｉｋｉが母親と我が家にやってきました。来週には塾の講習が控えているので今回も２泊３日の滞在である。ニュータウンのど真ん中に位置する我が家の近くには大型のショッピングセンターが３つもあり、孫が必ず行ってみたいゲームセンターがそれぞれにあり、そこで遊ぶのも楽しみのひとつである。

　そう言えば到着早々に孫にはＤＶＤやマンガ本のレンタル店に同行を求めれれた。ここにはＴＶゲームのソフトも売っており新しい格闘技のゲームソフトをデモ機で操作して暫し楽しんでいる。現在夢中になっているマンガ本とそのＤＶＤを借りてきて小生が専用にしている大型ＴＶでさっそく楽しんでいた。

　それと育ち盛りの孫は、我が夫婦と４人での会食も楽しみの様である。リクエストを幾つか持っており、昨夜はやはり近くの中華系のファミレスでの食事を選んだ。大好きな大型回転寿司屋も行きたいし、しゃぶしゃぶの食べ放題も行きたいなあと言っている。今夜はどうなるのだろう。

　今日は残念ながら小雨の空模様である。晴れていたら外に連れ出し一緒に遊んでやりたいのだが、これからゲームセンターに連れて行く事になる。最近は男の子らしく格闘技のゲームや車の運転のゲームに挑戦したいらしい。

　４月から小学校の最上級生になる孫の益々の成長を楽しみにしている。

美人モデルさんの撮影

　２０日にはキャノンＥＯＳ学園で一日集中講座の受講をしてきました。デジタルカメラでではＲＡＷ画像とＪＰＥＧ画像で撮影出来る様になっている。通常はＪＰＥＧの画像で撮影をするが、ＲＡＷ画像で撮影の場合は撮影後にカメラ設定を変更出来たり、画像を修正するのが容易になる。

　そこで今回の講座ではＲＡＷ画像の取り扱いを集中して講義を頂くのだが、講義の間にモデルさんの撮影実習があった。幸いに晴天だったので近くの公園でモデルさんを中心に１５名の受講者が撮影に挑んだのである。

　小生にとっては本式にモデルさんを撮影するのは初体験である。そんなことをカメラマンの講師に話したら、それは緊張の一瞬ですねと笑われてしまった。色々とアドバイスをして頂きながら撮影させて頂いた美人のモデルさんの写真を２枚ほど紹介してみます。

　もちろん撮影したＲＡＷ画像を色んな形で修正を加えながら、順次プリントアウトして比較してみるなどで方法でキャノンのＤＰＰのソフトの活用方法を教えて頂いたのでした。

　　　　

朝ドラ・カーネーション

　毎朝、せめて８時には起き出そうとＮＨＫＴＶの朝ドラ・カーネーションの放送開始を目覚まし時計の代わりにしている。早起きの方には笑われるかも知れないが、この時期の寒い内は仕様がないのではと思っている。

　ただせっかく枕元のＴＶが８時に放送開始をしてくれるのだが、半分は見ていないことがある。したがって今回の朝ドラははどちらかと言うと半分は見ていないのかもしれない。ただ我が夫婦の名誉の為に付け加えるなら、毎日が８時や９時に起きているわけではない。早めに外出する日などは当然にその時間に合わせ早起きはしているのである。

　さて今週末の３１日には今回放送の「カーネーション」は終了する。大阪郊外の岸和田を舞台に実に強烈な個性を持つ小篠綾子さんと３人のお子さんの物語である。「だんじり祭り」に象徴される河内地方特有の風土に育った家族が、大正から昭和の時代、さらに平成の時代に服飾界に君臨し続けていたことを描いている。

　通常のドラマでは主人公は若い時から熟年、老年まで演じ切るのが普通だが、このドラマでは老齢になった以降を演じる女優さんを別の女優さんに変更すると言う試みをしている。従ってモデルになった人物の老年の時代も違和感なく見せていると思う。ただ主人公の３人の娘さん方が、世間的に知られるような活躍をしだす時代になると、実にどの人物にあたるのかいささか混同してしまうこともあったのは確かである。

　３１日に最終回を迎えるにあたり、演ずる女優さんとモデルになった３人の姉妹たちが記念写真を撮っているのが公表されている。下の写真がアサヒコムに掲載されたものを借用してみた。