先立たれた者の思い…

5月3日(日）

通夜…一夜，なくなった者への思いを抱え、線香を絶やさず夜を過ごす

でも、お留守番の翔太を思うと、夜伽をするわけにもいかず、帰ってまいりました

あの世に旅たったものは、人間でも、動物でも同じ、もう何も分からず…
何も感じているわけでは、ないのですから…送る側がどう、気持ちの落ち着き所を探すのが、一連の葬式の行事の意味だと思います。

映画『おくり人』を見たときも同じような事を思いましたが…今日のムクチャンの
通夜でも、それぞれがそれぞれの思いを抱えながら、どう自分の思いを収めて、これからを生きていくのか…そんなことを考えながら帰ってきました。

毎日、翔太日記を更新して、浮かれて暮らしているように、きっと思われているに違いない、この私めにしてからが、決して先代のショーを、忘れたわけではなく、
先代のショーちゃんに、してやれなかった、いろいろな事を、今の翔太にしてあげようと、思って暮らしています。

一期一会…これは、なにも人間に対してだけの言葉ではありません

今晩一晩、きっと自分がそばにいてあげたかったと…、妹は自分を責めて、泣いて
過ごすのだと思います。20歳、人間なら100歳近い、大往生…羨ましい位の大往生だったよと、いくら人が言っても、でも妹は最後の瞬間のムクの心を、お母さんを待っていたに違いないムクの気持ちを思って、
泣いていることと思います。

明日、12時春江町の広済寺にて、荼毘にふされます。
うちのべべちゃんも、ショーちゃんも、ジャバちゃんも、ここで手厚く
お骨にしてもらいました。人様に対するように、丁寧に説明を受けながら
最後に喉仏を、骨壷に収めてもらえます。

ウリ兄ちゃんちでお留守番の翔太君…写メをもらって安心でした

通夜…

これから、ムクチャンの通夜に行ってきます

甥っ子ちゃんの愛犬ユバちゃんとは、同居したのは、ここ1年足らずだったけど
お互い一人っ子同士みたいに、住み分けしていました。

特にムクチャンは、お目めも見えず、ここ半年は寝たきりだったので、いっしょに
遊ぶなんて事はむりでしたが…

弟に先立たれた猫ちゃんの時も、ショーちゃんに先立たれたジャバちゃんも、
息をしなくなったとたん、まったく関心をしめさなくなるのが…動物って
凄いと思う

後に引きずらないというか、早いか遅いかの違いで…いずれ通る道と、悟っているかのように、潔い

そんなフレンチブルのユバリンです

小さくなってる…

わがまま言わず、いつもひっそり生きてきたムクチャン
決して怒らず、無茶も言わず、大人しく生きてきた貴方の20年…
でも、でもその存在は大きく、貴方のいない後の穴は、小さいものでは
ないはず…

20年分の貴方との思い出を抱えて、お父さん、お母さんはこれから、ムクチャンとの記憶を抱えて生きて行くのでしょう

余りに小さくなっている、ムクチャンを抱え、言葉がありませんでした

20年ありがとう、お疲れ様…

今頃はお母さんの胸に抱かれている頃かもね…お母さんの涙を見るのが辛かったので、一旦帰宅しました

奇跡のワンコ…

5月3日（日)6時前弟のうちの、ヨーキー・ムクちゃん永眠去年10月になくなった、うちのジャバ(19歳）より
お兄ちゃんだったから、20歳ちかいと思う。

寝たきりになって、もう半年…でもおしっこ、ウンチは自力で出来たし
義妹の手厚い介護で、床ずれもなく、2月に会った時には、手足も冷たく
心の中で『ここ、2，3日うちかな…』と、そおっとお別れしてきたのですが…

それからも、何と3ヶ月、頑張ってくれていました。
大好きなお母さんが、里帰りしている、お留守の時に、逝ってしまいました。
でも、弟と甥っ子ちゃんはいたものの、1時に見た時には、息があったのに
今朝6時にはもう、駄目だったとか。

きっと、眠るように旅たって逝ったのでしょう…20歳の大往生

義妹もかわいそうだったけど…でも、辛い瞬間に立ち会わずで、親孝行な
ムクチャン年下だけど、去年5月に、お先に逝っているショーが
虹の橋の広場で、遊んでいるから、心配しないで…生前はワンコちゃんと
遊べないムクチャンだったけど、でも魂だけになったら、きっとみんなと
仲良く遊べるよ。

さよなら、ムクチャン、よく頑張ったね！！
ギネスに載るくらいの、長生きワンちゃん…安らかに。合掌