ワタスゲが見頃と言うので、楽しみに初めて通る山道を走った。
行けども行けども山深くなるばかりで不安がよぎる
デコボコの砂利道をだいぶ走った頃、一台の駐車している車発見
道を尋ねようと車を降りると、一人の青年が写真撮影をしていた。
昭和村の【冷湖の霊泉】(ひゃっこのれいせん)だった。
飲んでみたら、冷たく甘くてとてもおいしい
その昔、日照で困っていたという名主の夢枕に天狗が現れ、水のお告げがあったという。
以来、涸れることなく脈々と人々に潤いを与え続けている。
今も、土用の丑の日にはこの水を汲み、無病息災を念じる風習があるとか…
出逢った彼も、駒止湿原に行きたい様子だったが、車が不調で諦めるとのこと。
名水で喉を潤した私達は、元気を取り戻し駒止湿原へと急いだ。
湿原に入り間もなく、パッと目の前が白い世界に
今まで見たことのない素晴らしいワタスゲの群生だった。
あまりの美しさに声も出ない。
大自然の季節の贈り物に感謝して、心満たされた一日が終わった。
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