夢子のひぐらし日記

心にとまったシーン、季節の花々や風景などデジカメ写真を交えて綴ります。

(写真の無断転用を禁じます)

駒止湿原のワタスゲ

2010年07月03日 | 駒止湿原
ヒメサユリの帰り道、駒止湿原に向かった。
ワタスゲが見頃と言うので、楽しみに初めて通る山道を走った。
行けども行けども山深くなるばかりで不安がよぎる
デコボコの砂利道をだいぶ走った頃、一台の駐車している車発見
道を尋ねようと車を降りると、一人の青年が写真撮影をしていた。
昭和村の【冷湖の霊泉】(ひゃっこのれいせん)だった。

飲んでみたら、冷たく甘くてとてもおいしい
その昔、日照で困っていたという名主の夢枕に天狗が現れ、水のお告げがあったという。
以来、涸れることなく脈々と人々に潤いを与え続けている。
今も、土用の丑の日にはこの水を汲み、無病息災を念じる風習があるとか…

出逢った彼も、駒止湿原に行きたい様子だったが、車が不調で諦めるとのこと。
名水で喉を潤した私達は、元気を取り戻し駒止湿原へと急いだ。

湿原に入り間もなく、パッと目の前が白い世界に
今まで見たことのない素晴らしいワタスゲの群生だった。
あまりの美しさに声も出ない。
大自然の季節の贈り物に感謝して、心満たされた一日が終わった。

小さな画像(サムネイル画像)にオンマウスしてください。

<ワタスゲの白い世界
<<<<<



湿原の彩り…№3

2006年08月27日 | 駒止湿原
 
 毎年ながら、急に涼しくなりちょっと戸惑ってしまう
暑い暑いと嘆いていても、夏は短いものだ。
きょうからブログライフ2年目のスタート
楽しませてもらった花々も、ぐっと少なくなり淋しい感じがする。

モウセンゴケは、湿原に生える多年生の草本。
葉には腺毛があり粘液を分泌して、小さな昆虫を捕まえる。
根も葉もあるので、虫を捕まえなくても生きてはいけるのだが、昆虫を捕まえることによって開花が盛んになるという。
名前の由来は、葉が鮮やかな赤色を帯びているので、緋毛氈に例えられた。
何だか、付けまつげみたいに見える。

 ↓この花は、何という名前でしょうか? 教えてください

湿原の彩り…№2

2006年08月26日 | 駒止湿原
 
 きょうは、私の誕生日(8/25)
誕生日がこんなに暑い日は、あまり記憶にない
定期検診を済ませ、一ヶ月の安心切符を手に入れた。
車の免許更新もしたかったのに、なんと眼鏡を忘れてしまい…
ドジ間抜けな私

うれしいのは、今月27日でブログ開設一周年を迎えること
下手くそな写真を恥ずかしくもなく載せていいのだろうか?
そんな手探り状態で始めて一年を迎えるなんて
今後も気負わず焦らずマイペースで続けたい。

さて、駒止湿原の爽やかな花の№2
↑上の写真は、紫色の【ギボウシ】と、後ろに見えるのは【ミズギク】


↓こちらは、ヤナギランかと思ったら、沢桔梗【サワギキョウ】とのこと。
教えて頂きました 有毒とか…




湿原の彩り…№1

2006年08月23日 | 駒止湿原
 
 駒止湿原を彩っていた【コオニユリ】 花弁が反り返りチャーミング
オニユリに比べ、小ぶりで花の数も少ないため【コオニユリ】と呼ばれるらしい。
オニユリは、むかごを作り、コオニユリは作らない。
木道をすれ違った男性が、『なーんだ、何にも咲いてないねえ…』と声を掛けてきた。
こんなかわいい花が咲いているのに、失礼な人だわ
何処を見ているのかしら。



 紫陽花によく似た【ノリウツギ】も湿原を爽やかにしてくれていた。




涼を求めて…駒止湿原

2006年08月21日 | 駒止湿原
 
熊出没注意!! いつもこの看板にはヒヤリとしながら湿原に入る
射止めた熊の写真を見せてもらったら、大きくてビックリ!!熊は怖い。
湿原入口の茶屋の前に、本日咲いている花の手書き案内があった。
今の時期、咲く花の種類は少ないのかも知れないが、湿原の爽やかな空気だけでもご馳走だ。
駒止湿原散策は、長く闘病中だった友人の夢でもあった。
願いは叶うもの。夢は、ついに実現した。一緒に散策できる喜びに浸る