夢子のひぐらし日記

心にとまったシーン、季節の花々や風景などデジカメ写真を交えて綴ります。

(写真の無断転用を禁じます)

会津絵ろうそく祭り…5

2007年02月12日 | 冬景色
 
 絵ろうそく祭りは、冷え切った冬の夜を温かい心にしてくれる。
まるで、夢の世界へ誘われたような一夜だった。
また来年も楽しめたらうれしい。
代々受け継がれてきた【絵ろうそく】の歴史に触れ、先人に思いを馳せる。
翌日、【ほしばん絵ローソク店】で梅・アヤメ・菊の絵ろうそくを求めて帰路に着いた。

途中、高速道路が猛吹雪のため通行止めというアクシデント発生
1時間で帰れる予定が、3時間半もバスの中に缶詰状態に
暖冬といえども冬を実感した会津の旅だった。


会津絵ろうそく祭り…1

2007年02月12日 | 冬景色
 
【ゆきほたる】のサブタイトルで有名になりつつある【会津絵ろうそく祭り】
残念ながら、今年の【会津絵ろうそく祭り】には雪の姿がない。
霧雨の鶴ヶ城を、やさしく揺らめくろうそくの灯りが照らす。
そして、訪れた人々の心を温かく包んで魅了する。

会津絵ろうそくの歴史は、今から500年ほど前にさかのぼる。
当時の藩主、蒲生氏郷公がろうそくに絵付けを命じたという。
歴代藩主の保護により、会津の貴重な産業となった。
江戸時代には、参勤交代の際に献上品として使われたとか…
婚礼の際には一対の会津絵ろうそくが灯され、これが『華燭の典』の語源になったことを初めて知った。