夢子のひぐらし日記

心にとまったシーン、季節の花々や風景などデジカメ写真を交えて綴ります。

(写真の無断転用を禁じます)

霧にむせぶ雄国沼

2010年07月04日 | 梅雨の彩り
雄国沼は、標高1,000メートルのカルデラ湖。
ニッコウキスゲの時期になるとオーバーユースのため、萩平駐車場から金沢峠までシャトルバス運行となる。
満開の日曜日ということもあり、萩平駐車場はほぼ満車状態。
シャトルバスに乗った時には晴れていたのに、見る見るうちに霧に包まれていく。
霧にむせぶ雄国沼に、今年もニッコウキスゲが咲き乱れる。


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<一日の命…ニッコウキスゲ
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駒止湿原のワタスゲ

2010年07月03日 | 駒止湿原
ヒメサユリの帰り道、駒止湿原に向かった。
ワタスゲが見頃と言うので、楽しみに初めて通る山道を走った。
行けども行けども山深くなるばかりで不安がよぎる
デコボコの砂利道をだいぶ走った頃、一台の駐車している車発見
道を尋ねようと車を降りると、一人の青年が写真撮影をしていた。
昭和村の【冷湖の霊泉】(ひゃっこのれいせん)だった。

飲んでみたら、冷たく甘くてとてもおいしい
その昔、日照で困っていたという名主の夢枕に天狗が現れ、水のお告げがあったという。
以来、涸れることなく脈々と人々に潤いを与え続けている。
今も、土用の丑の日にはこの水を汲み、無病息災を念じる風習があるとか…

出逢った彼も、駒止湿原に行きたい様子だったが、車が不調で諦めるとのこと。
名水で喉を潤した私達は、元気を取り戻し駒止湿原へと急いだ。

湿原に入り間もなく、パッと目の前が白い世界に
今まで見たことのない素晴らしいワタスゲの群生だった。
あまりの美しさに声も出ない。
大自然の季節の贈り物に感謝して、心満たされた一日が終わった。

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<ワタスゲの白い世界
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