日本三大吊るし雛と言われている酒田の傘福を見に向かった。
暴風雪警報が発令されていた山形県酒田市。
大荒れの天候が心配で、前日は何度も何度もPCを覗いた。
ついに、幸運の女神は微笑んだ

嘘のような穏やかな空の下、江戸時代 隆盛を極めた酒田市を堪能する。
傘福とは、吊るし飾りのひとつで、古くから庶民の願いを込めて
神社仏閣に奉納されていたという。
傘先に下げて、幸せを願った風習。
老舗料亭【山王くらぶ】で見た傘福は、美しくて華やかで部屋中に春がいっぱい。
吊るし雛手作り体験で、お花が完成\(^o^)/
相馬楼で酒田舞娘さんの舞を見ながら、当時の豪商たちの宴が偲ばれた。
湊酒田は、西の堺、東の酒田と称されるほど繁栄し料亭文化が栄えたという。
残念だったのは、山居倉庫へ立ち寄れなかったこと。
昔、仕事で庄内経済連さんとの取引があった。
納入先の指定で【山居倉庫】という文字を何度も目にしていた。
100年以上も米の保管に使われている土蔵の倉庫群だったなど、当時は知らなくて…
電話で話す庄内経済連の担当者は、誰もが訛りのないきれいな話し方をしていた。
不思議だった。
上方文化が入ってきた歴史の由縁を知ると興味深い。







↑手作り体験で、私が作ったお花です(^_^;) 花のようにかわいい子に育つようにとの願いとか…
