『寝具のゆたかや』 店主のきまぐれ日記

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絹交座布団

2010年03月10日 | 商品紹介
新築祝いにと、お座布団10枚をお買い上げ頂きました。
側地に絹が織り込まれたとても上品なお座布団で、



色も柄もとても高級感があります。



こちらのお座布団ならきっと新築のお宅にもピッタリだと思いますよ。
お買い上げありがとうございました。

さて、最近は住宅環境の変化から和室が減り、お座布団の需要が昔に比べると少なくなってきましたが、私の場合やっぱり畳の部屋でお座布団というのが一番おちつきます。
例えていうなら、旅先で和室に通された時に、思わず口から出る
『あ~』
というあの何ともいえない安らぎ感というのかホッとした雰囲気です。
これは畳(和室)にお座布団だからこそではないんでしょうか?
ただ、今の若い方の世代だと反対に洋室でソファーの方がホッとするのかな?

それはさておき、お座布団には前・後ろがあるのをご存知ですか?
お座布団を横から見ると三方には縫い目あり、一辺だけ縫い目のない輪になっている部分があります。



その輪になっている一辺が正面になります。

また、多くの方が正方形だと思っているお座布団にも実は縦横があります。
よく座布団カバーを掛けた時、きつくて入らないという方はこの縦横を間違えている可能性が大です。

本日お買い上げ頂いたお座布団を例にとると59×63センチ(八端判)、そのほかにも55×59センチ(銘仙判)など一般的には幅より奥行きが4センチほど長く作られています。

これにもきちんとした理由があり、日本独自の文化というか作法の正座に関係します。
正座をした時に折りたたんだ足を座布団の内側に収める為、幅より奥行きの方が少し長くなっているんですよ。

以上、お座布団の豆知識でした。


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