『寝具のゆたかや』 店主のきまぐれ日記

お届けするのは快適な眠りです。

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こたつふとんの打ち直し

2012年06月15日 | 打ち直し
こたつふとんの仕立替です。
最近では、収納に便利な薄型こたつ掛布団を中心に、既製品のこたつ布団に人気が集中していますが、昔ながらのめん綿を入れたこたつ布団ファンの方もまだまだたくさんいます。
収納や重さ・価格の面では既製品に劣りますが、サイズ選択の自由度や暖かさの面では圧倒的にめん綿入りの手作りこたつ布団に軍配が上がります。
本日は2軒のお宅でご依頼を頂きましたが、一軒は側生地を新調、もう一軒はお気に入りの側だからクリーニングして欲しいとのご依頼です。

  

以前にもお話しましたが、当店ではお客様から特に指定がない限り古側は丁寧にとじ糸を外し、お客様にお返しします。

  

こたつ布団の場合、綴じも普通のお布団に比べ多いので結構な手間がかかります。
とくに中綿がずれないようにとキルテイングをかけたものは、ほどくのにも通常の3~4倍の手間と時間がかかります。

  

ふとん屋さんの中には面倒な為、キルティングのかかったものは再利用できないとお断りするお店もあるようですが、そんなことはけしてありませんのでご相談ください。
キルティングを外した後は、糸くずや綿ボコリををすべて取り除き、生地をすべてばらばらに分解してからクリーニングします。
面倒だからとこれをせずに側地を丸洗いした場合、仕立て上がりに大きな差が出てきます。

  

かなり面倒な作業になりますが、ほどき賃や別途料金を請求することはありませんのでご安心下さいね。
本日はご依頼ありがとうございました。
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