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2011年10月24日 『ある娼館の記憶』 TOHOシネマズ日比谷シャンテ

2011-10-24 22:45:44 | 映画 あ
今日は、急遽、午後休みにして、『ある娼館の記憶』 を鑑賞です。

今年のTIFF(東京国際映画祭)2作品目です。
なんとか、当日券を直前(昼休み)に行ってゲットしました。(学生になりたい 笑)

【ストーリー】(TIFF公式サイトより)
 20世紀初頭、パリ。閉鎖目前の高級娼館を舞台に、娼婦たちの争い、不安、喜び、痛みを、絵画のような映像と見事なアンサンブルキャストで描く。狭い空間内で展開する群像劇をさばくボネロ監督の演出力が光る。カンヌ国際映画祭コンペ部門正式出品作品。


登場人物(娼婦は9人かな)、館長(でいいのかな)、客(多数)と登場人物が中々多く
掴みにくいのですが、移りゆく時代の中で、生き延びた女性たちの話です。
勿論、男性には嬉しい裸満載の映画です
でも、中身は悲しい娼婦の話でもあいますので、喜んでばかりもいられません
雰囲気のある、娼館が中心の映画でしたが、その時代を写したように奇麗な感じでした。
そして、娼婦になるにはやっぱり訳がある。
訳があるから止められない。
世間は娼婦をどう見ているのか・・・
娼婦を気に入り、貰ってくれる人はごく僅か、でも貰われるのは幸せなのか
変な客がやっぱりいるもんで、傷つけるアホな男がいたり
といったテーマ盛りだくさんで、厳しい時代背景の中で地上げ屋のような連中もいて
娼館はやがて廃業になるという・・・
そして、最後に娼婦は・・・
いつの時代も考えさせられることがありますね。

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