寒来光一の日替わり笑話

お笑い作家・寒来光一(さむらいこういち)が、毎日(たぶん?)、笑いのネタをお送りします。

いいさ鎌倉(新ことわざ辞典)

2007-05-30 00:40:53 | 新ことわざ辞典
 ●意味…損得勘定でしか行動しないこと。
 「さあ大変や。世の中、ホンマにえらいことになってるで。
 みんな、今こそ立ち上がろうやないか」。
 今時、こんなアジテーションぶったところで、だれも来てく
 れません。それよりも、「鎌倉に行ったら、何かええことあ
 るみたいやで」「鎌倉、メッチャおもろいでェ。絶対、おス
 スメやわ」。こんな甘い言葉の方が、効果があるようです。
 全く情けない世の中になったもんです。源頼朝さんも、きっ
 と嘆いていることでしょう。

  *旧ことわざ
   「いざ鎌倉」
     危急の事態や大事の起こって、自分が立ち上がらねば
     ということ。


    世界の最高峰、チョモランマ(エベレスト)に、71歳の
    日本人が登頂に成功したそうです。世界最高齢とのこと。
    快挙に祝福! 
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周囲に「マジ?」と笑われれば赤くなる(新ことわざ辞典)

2007-05-27 00:28:24 | 新ことわざ辞典
 ●意味…とても理不尽なこと。
 「えっ、ウッソー」「それ、マジで言うてるん? ワハハハハ
  ハッ…」。
 昔は、真面目にコツコツやるのが美徳だったはずです。二宮金
 次郎(ちょっと古すぎ?)も、かつてはあんなに尊敬されてい
 たのに、今では、見る影もありません。
 なぜか分かりませんが、今では、真面目にやってる方が、アホ
 に見られる風潮があります。私が、真面目なギャグを言っても、
 「サブーッ!」と言って、だれも相手にしてくれないんです。
 これって、本当におかしい世の中だと思いませんか?

  *旧ことわざ
   「朱に交われば赤くなる」
     付き合う仲間によって、良くも悪くもなること。


   昨日の夕方、河畔コンサートに行ってきました。背景の水
   辺に魚がはね、アオサギが塒(ねぐら)に帰る姿を身なが
   ら聴く音楽。なかなかぜいたくなひとときでした。 
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箸が転ぶのはおかしい(新ことわざ辞典)

2007-05-24 00:42:52 | 新ことわざ辞典
 ●意味……物事は、まず科学的に見るべきだということ。
  風も吹いてない、箸の角が丸くなってもない、だれかが触っ
  たわけでもない。それなのに、箸がいきなり転がり始めたん
  ですよ。
  そんな時には、「どないなってんねん。なんや、けったいな
  トリックが仕掛けられてるんとちゃうか?」、こう考えるの
  が筋というものです。
  しかし、世の中には、「霊が乗り移ってるで。たたりやわ」
  と、オカルト方面に走りたがる人がたくさんいます。
  これって、科学的解明を放棄した、単なる思考停止。
  はやく言えば、脳がサボりたがっているだけではないでしょ
  うか?

    *旧ことわざ
      「箸が転んでもおかしい」
        若い娘は、ちょっとしたことにもよく笑うとい
        うこと。


   世界卓球の石川、14歳。混合ダブルスで初戦突破!
   残念ながら2回戦で敗れましたが、それにしてもあの落ち着
   きぶりはお見事です。 
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明日は明日の風邪をひく(新ことわざ辞典)

2007-05-21 01:14:19 | 新ことわざ辞典
 ●意味…都合のいい口実を見つけること。
  「すんまへんけど、ちょっと風邪をこじらせたもんで、今日
  は休ませてもらいます」「そうか。大事にしいや」。
  こんな会話をスムーズに成り立たせてくれる風邪という病
  気は、本当にありがたい存在ですね。
  もしこれが、腸捻転やら右股関節脱臼やったら、こうはい
  きません。
  「そら、おおごとや。見舞いに行くから、病院教えてや」と
  言われでもしたら、大変なことになります。
  「2、3日、寝てれば、治ると思いますから」。
  やっぱり、仮病には、風邪がよく似合っているようですね。
  
   *旧ことわざ
     「明日は明日の風が吹く」
        くよくよしていても、仕方がないということ。


    今夜は、三日月と星が絵に描いたように、くっきりと見え
    ます。 
 
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両雄並び立たず(新ことわざ解釈)

2007-05-18 00:51:43 | 新ことわざ解釈
 用意周到というわけにはいかないこと。
 同ダイムで1着が二人なのに、表彰台が狭く、1番
 高い台には、1人しか立てないというのは、やはり
 問題でしょう。


  また、銃撃事件による死者が出ました。一刻も早く、
  解決してほしいものです。 
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闇から闇に葬る(新ことわざ解釈)

2007-05-15 00:50:40 | 新ことわざ解釈
 非常に困難なこと。特に、闇と闇の間を、どう気づかれない
 ように運ぶかが難問です。


  国民投票法成立! 最低投票率がないのは、やっぱり問題だ
  と思います。代案としては、現憲法の基礎テストをして、合
  格した人だけが投票できるようにすれば、自ずと憲法への関
  心も高まり、投票率もアップするのでは? とにかく、ちょ
  っと急ぎすぎ? 

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目は口ほどに物を言う(新ことわざ解釈)

2007-05-12 01:44:21 | 新ことわざ解釈
 うるさくて、かなわないこと。確かに、口だけで
 もうるさいのに、目が加わると2倍ですからね。


  フランス大統領選の投票率は、なんと84%だった
  そうです。投票所に行くと、何かおもしろいギャグ
  でも聞けるのでしょうか? 


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臍(へそ)が茶を沸す(新ことわざ解釈)

2007-05-09 01:04:12 | 新ことわざ解釈
 光熱費を節約すること。それにしても、かなり大笑いしな
 ければなりませんね。


  昨日は、目がちかちか。頭が重い一日でした。天気予報を見
  ると、なんと光化学スモッグ注意報が発令されていました。
  道理できついはず。 
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夫唱婦随(新ことわざ解釈)

2007-05-06 01:43:07 | 新ことわざ解釈
 かなり昔のこと。今のことは、「婦唱夫随」と言う。


  ある本に、こんなことが書いてありました。
   「切符売り場」というのはヘンだ。お客を大切にする
   のなら、「切符買い場」と言うべきである。
  そう言われれば、確かにそうですね。 
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生きる(新ことわざ解釈)

2007-05-02 23:51:41 | 新ことわざ解釈
人はパンのみにて生くるにあらず

 人間が生きていくためには、食べ物だけでは駄目で、
 飲み物もとる必要があるということ。


  瓦そばの店が、丼の店に変わっていてガックリ。あん
  なにはやっていたのに、閉店とは……。別の店で食事
  をとった後、外に出ると、瓦そばの店は何とすぐそば
  に大規模オープンしていたのでした。 
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