今年が、皆さまにとって笑い多き年でありますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
【ちんぷんかんぷん(全く訳が分からないこと)】
真っ赤な誤用
「わたし、ホント古典が苦手なの。『ちんぷん漢
文』だわ」
*慣用句も苦手なようですね。
いよいよ今年最後の日ですね。
皆さま、よいお年をお迎えください。
【どこ吹く風(自分には関係ないこととして、無関心を装うこと)】
真っ赤な誤用
「なっ。頼む。明日は『どこ吹く風』か教えてくれ
よ」
*たぶん、「明日の風」が吹くのではないでしょ
うか。
9カ月になる孫の動画が、東京から毎日のよう
に送られてきます。
みるみる成長を遂げており、よく笑うのでとて
も癒されます。
【朝イチ(朝一番に)】
真っ赤な誤用
「ええ。間違いなく明日は『朝サン』でお伺いさせ
ていただきます」
*朝イチ」が9時、「朝ニ」が9時30分とすると、
「朝サン」は10時ごろを指すのでしょうね。
割に暖かいクリスマスイブでしたね。
今年は、LEDのせいか、さらにイルミネーシ
ョンが多いようです。
【目の中に入れても痛くない(子どもをとてもかわいがる様子)】
真っ赤な誤用
「この目薬、『目の中に入れても痛くない』んだ」
*よほど愛用しているんでしょうね。
昨日は、お寺で今年最後の法話会。
たくさんの方が来られ、とても充実した時を過
ごすことができました。
【虫が好かない(なぜか気に入らない)】
真っ赤な誤用
「今度赴任してきた木村課長、どうも『虫が好かな
い』んだよなあ」
「ほう。さっそく弱点を見つけたか」
*いったいどんな虫が苦手なんでしょうね。
今日も寒かったですね。
明日からようやく寒気が緩みそうです。
【心を入れ替える(反省して、心を改めること)】
真っ赤な誤用
「あいつも昔はいいやつだったんですけどね。『心
を入れ替えて』すっかりダメになってしまいまし
た」
*スペアの心をもっと点検しておくべきでしたね。
昨夜は、黒崎でとても楽しい忘年会。
ところが、帰りが最悪で、駅に着くと列車に大
幅な遅れています。
結局、帰宅したのは、12時半過ぎでした。
【袖を絞る(嘆き悲しんで、涙を流すこと)】
真っ赤な誤用
「『袖を絞り』ながら、吉本新喜劇を見たんだ」
*涙が出るほどおもしろかったんでしょうね。
SIONコンサート、たくさんの方に楽しんで
いただきました。
スタッフなので本番は鑑賞できませんでしたが、
リハーサルで聴いた『展覧会の絵』は、圧巻で
した。
【風上にも置けない(行動の卑劣な人をののしる言葉)】
真っ赤な誤用
「彼は体が小さいから、『風上にも置けない』んだよ
ね。だから、オレが先頭に立って風よけになってや
るよ」
*マラソンでは、こんなチームワークが必要なんです
ね。
特定秘密保護法が、施行されます。
これも秘密、あれも秘密。
どんどん秘密が広がっていきそうな気がします。
【似たり寄ったり(大して違いがないこと)】
真っ赤な誤用
「あの男、『ニタリ寄ったり』して、ちょっと気味
悪いんだ」
*笑う理由と接近する理由を、問い詰めてみる必要が
ありますね。
松本清張ドラマスペシャル『坂道の家』、見応え
がありました。
尾野真千子と柄本明の演技は、圧巻でした。
新聞にも書いてありましたが、欲を言えば昭和バ
ージョンでやってほしかった気がします。