入場無料（笑ート笑ート）

夏休み。矢崎和彦は、小学２年生の息子を連れて、テーマ
パークにやって来た。

そして、入り口の表示を見るなり、ラッキーと思った。小
学２年生以下は入場無料と書いてあるのだ。

しかし、どうもおかしい。思い切って、係員に尋ねてみた。

「小学２年生以下は無料になっていますが、正月に来た時
　には、１年生以下が無料だったような気がするんですが」
すると、係員が少し声のトーンを抑えながら答えた。

「ええ。実は、社長のお子さんが小学２年生に進級したの

　で、改定したんですよ」

 

　　　今日は、８月最終日。とにかく暑い、記録的な暑さ

　　　の８月でしたね。

　　

中日新聞ＨＰの「達人に訊け！」コーナーに、「お気楽悩
み相談室」を連載しています。　
相談その312「宝くじで大金を手にしたら、自慢するべきか
それとも黙っておくべきか？」

　　　　   　　　　　↓

https://plus.chunichi.co.jp/blog/samurai/article/560/10754/

賭け（笑ート笑ート）

「昨日の競馬、メチャメチャやられてしもたわ」
杉下のぼやきに、同僚の宮川が反応した。

「やったー！」
杉下の顔が、みるみる真っ赤になった。

「何やねん！　オレが競馬に負けたんが、そんなにうれし

　いんか？」
驚いたことに、宮川は平然とうなずくのだった。

「うん、実はオレ、おまえが負ける方に賭けてたんや」

 

　　　図書館で借りてきた本を読み始めると、以前読んだ

　　　ことのある本でした。最近、こんなポカが多くなっ

　　　てきました。

　　

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敬称（笑ート笑ート）

「えーと、北京原人様に、ネアンデルタール人様だろ。そ
　してジャワ原人様にクロマニョン人様……」

信代は、息子の慎一が、妙な言い方をするのに気づいた。
「どうして、そんなものに、いちいち『様』をつけてるの

　？」

「だって、ご先祖さまは大切にしないといけないよと、お
　母さん、いつも言ってるだろ」

 

　　　日中はまだ暑いものの、朝夕はすっかり涼しく

　　　なってきましたね。

　　

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お気楽悩み相談室を更新

中日新聞プラスＨＰの「達人に訊け！」コーナーで、
「寒来光一のお気楽悩み相談室」を連載しています（毎
週日曜日更新）。
　内容を更新しました。
お悩み相談その312「宝くじで大金を手にしたら、自慢
するべきかそれとも黙っておくべきか？」

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住民投票（笑ート笑ート）

松岡部長は、森川市長に言った。
「この件については、市民の意見は真っ二つに分かれてい

　ます。もう住民投票するしか、方法はないんじゃないで
　しょうか」

森川市長はうなずきながら聞いていたが、ふとうなずくの

をやめ、確かめるようにこう言った。
「だけど、意見が真っ二つだったら、投票しても賛否同数

　になるんじゃないのか？」

 

 

　　　空を見上げると、きれいなうろこ雲。

　　　ひと足早く、空に秋がやってきたようです。

　　

中日新聞ＨＰの「達人に訊け！」コーナーに、「お気楽悩
み相談室」を連載しています。　
相談その311「何でも引き受けようと思っているのに、何も
任せてもらえない」

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打ち出の小づち（笑ート笑ート）

「打ち出の小づちがあったら、直ちゃんはどんな願い事を
　するのかな？」

明子は、６歳になった息子の直人に、「一寸法師」の話を
してやった後、こう聞いてみた。

「えーとね。打ち出の小づちを百本出してもらうよ」

打ち出の小づちをたくさん出して、多くの人に分け与えて
やりたい。直人は、きっとこう考えたに違いない。

そのやさしさに、明子はちょっと感動したが、念のため聞

いてみた。
「百本も出してどうするの？」

すると、こんな答えが返ってきた。

「打ち出の小づちを売って、たくさんお金をもうけるんだ」
確かめなければよかった。後悔しながらも、明子は思わず

こうツッコミを入れていた。

「それなら、最初からお金を出してもらえばいいでしょ！」

 

　　　今日は、小中学校の始業式。ようやく猛暑が過ぎ去

　　　った時期でよかったですね。

　　

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スポーツニュース（笑ート笑ート）

夫は、熱狂的なタイガースファンである。今日は、首位を
争っているジャイアンツに、接戦の末敗れてしまったので、

意気消沈している。
しかし、それなのに、さっきから各局のスポーツニュース

を、繰り返し見ているのだ。もう、これで５本目である。

「あなた。どうしてタイガースが負けたニュースを、５回
　も見ているの？」

妻が尋ねると、夫はこう答えた。

「だって、５回もやったら、１回ぐらいは勝つかもしれな
　いじゃないか」

 

　　　ロシアのウクライナ侵攻から早くも半年が経過。
　　　１日も早く平和が戻ることを願うばかりです。
　　

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時計（笑ート笑ート）

「この時計、ください」
筒井は、気に入った時計を指さした。

「ありがとうございます」
店主は、愛想良く答え、包装を始めた。ところが、何と買

った時計に加えてもう一つ別の時計を、箱の中に同封しよ

うとしているのだ。
「あのう、その時計は買っていませんけど」

「ああ、これは付属品です」
「付属品？」

筒井は、きょとんとした顔をすると、店主が説明を続けた。
「こっちの時計は絶対に狂いませんから、これで時刻が正

　確かどうかチェックできるんです」

 

　　　甲子園の熱戦も、幕を閉じました。高校野球が終わる
　　　と、夏の終わりの気配を感じます。
　　

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任せてもらえない」

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作戦（笑ート笑ート）

「次の打者は、よく当たっていますから、ここは歩かせま
　しょうか？」

小池コーチがそう言うと、石原監督の表情がみるみる険し
いものになった。

「は？　歩かせるだと？　それでもプロのコーチか！」

小池コーチは、弱気の作戦を反省した。よし、ここは、勝
負に行こう！　そう気持ちを切り替えようとした時、石原

監督がぼそりとこう言った。
「プロなら敬遠と言うべきだろ」

　　まだまだ暑さが続きそうですが、セミの声も心なし
　　か小さくなってきたような気がします。

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任せてもらえない」

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