もちろんこんな状態で先に進む事はできない。
幸い野宿用に寝袋は積んでいたのでここでキャンプか?っと
辺りを確認したが適当な場所もなくこの白さが恐ろしくも感じた。
仕方ない、今来た道を戻ろう。
サクサクいう雪の音を踏みしめバイクの所まで戻り
慎重に慎重にUターンをして山道を下りはじめる。
あんなに苦労した登りだったが程なく雪が消えた道まで戻ってきた。
とりあえず寝床を探すべく民家がありそうな場所まで戻る事にする。
雪のない下り道は快調に走れた。走れた?走れる???
妙にエンジンか吹けなくなる時がある。
おかしい、どうしたんだ?
ひょっとしたら…。
リザーブコックに手をやって青くなった。
燃料がない!
エンジンが吹けなくなったのはそのせいだったのだ。
こんな山奥、ここで止まればどうする事もできない。
バイクを斜めに傾けるとまたエンジンをかける事はできたが
直ぐに尽きてしまうだろう。
幸いここからしばらくは下り坂なのでエンジンを切って惰性で下っていく。
エンジンがかかってないとこんなに静かなんだろうか。
タイヤが回る音さえ確認できる。
静けさが不安をさらに増幅させたが
暗い闇の中でヘッドライトだけが希望の光だった。
しかしその希望の光も長くはもたなかった…。
つづく。
幸い野宿用に寝袋は積んでいたのでここでキャンプか?っと
辺りを確認したが適当な場所もなくこの白さが恐ろしくも感じた。
仕方ない、今来た道を戻ろう。
サクサクいう雪の音を踏みしめバイクの所まで戻り
慎重に慎重にUターンをして山道を下りはじめる。
あんなに苦労した登りだったが程なく雪が消えた道まで戻ってきた。
とりあえず寝床を探すべく民家がありそうな場所まで戻る事にする。
雪のない下り道は快調に走れた。走れた?走れる???
妙にエンジンか吹けなくなる時がある。
おかしい、どうしたんだ?
ひょっとしたら…。
リザーブコックに手をやって青くなった。
燃料がない!
エンジンが吹けなくなったのはそのせいだったのだ。
こんな山奥、ここで止まればどうする事もできない。
バイクを斜めに傾けるとまたエンジンをかける事はできたが
直ぐに尽きてしまうだろう。
幸いここからしばらくは下り坂なのでエンジンを切って惰性で下っていく。
エンジンがかかってないとこんなに静かなんだろうか。
タイヤが回る音さえ確認できる。
静けさが不安をさらに増幅させたが
暗い闇の中でヘッドライトだけが希望の光だった。
しかしその希望の光も長くはもたなかった…。
つづく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます