こないだの日曜日に、父ちゃんの四十九日の法要を 行ないました。
その日の朝 母ちゃんを九時に向えに行って そのままお寺を目指します。
母ちゃんは車に乗ると お金の入った封筒をオイラに渡して 「 これ、少ないけど 今回の足しにしておくれ 」 と言いました。
「 そんなの気を使わなくてもいいのに、 」 と、言いましたが こんな所で 押し問答になっても仕方ないので
素直に受け取り 後ろに座っている銭婆に その封筒を渡します。
銭婆も 「 ありがとうございます(*^_^*) 」 と言って封筒を受け取りました。
収入の無い 母ちゃんが 無理しても オイラ達に 協力してくれる気持ちが嬉しくて 一瞬だけ 涙で景色が揺らいで見えました。
車の中では 遠足のように くだらない事を喋りながら お寺に向いました。
10時から 始まる予定ですが 少し早く着いて 講堂にある呼び鈴を鳴らすと すぐに住職が来られて
「 準備しますから少しお待ち下さい 」 と言って 他の人が準備している間、 住職はオイラ達の相手をしてくれました。
この日は 日曜日なので 観光客や 供養をお願いしたい人達が たくさん来ています。
特に、水子供養をお願いしに来る人が多いようです。
10時を少し過ぎて ようやく準備が整ったらしく、四十九日のお経が始まりました。
神様の前に 父ちゃんと弟のお骨が二つ 置かれています。
買ってきた花は被せていたビニールを取ると 一段と大きくなって 講堂の広さにも負けていません、
あそこの花屋さんに頼んで良かったと思いました。
お経が始まる頃になると バスで来た観光客らがすごい人数になって 外からオイラ達を見ています。
さすが観光地、 すごい人と、その声です。 その中で注目を浴びながら 住職の後ろで オイラ達 三人がチョコンと座っていました。
後ろの方から ガラガラと鐘を鳴らしたり 甲高い声で笑うオバサンの声に 多少、イライラしながらも 我慢して お経を聞いていました。
長い時間、お経を聞いてましたが、葬式の時より 足のシビレは大丈夫でした。
お経が済むと 住職は 「 すいませんが15分程 さっきの所で 待っていて下さい 」 と言うと 次の人が 順番を待っていました。
『 15分というと 水子供養かな? 』 と思いましたね、 見るとやはり、それらしき年齢のカップルでした。
横の部屋でお茶を飲んで待っていると 講堂から 住職のお経を読む声が聞こえてきます。
マイクも無しに こんなに大きく声が聞こえるなんて すごい事だと思いましたねぇ、
そのまま待っていると 15分など すぐに過ぎてしまいましたが お経の声は 止んでいません、
すると、住職が「 お待ちどう様でした! 」と言いながら、ひょっこり現れました!
「 ドヒャ! びっくりした\(◎o◎)/! 」 じゃぁ、今 聞こえているお経の声は テープ?
どうりで えらく響いて聞こえるし 少しエコーも利いているみたいな気がしたんですよ^^;
さすが観光地用に セットしてあるんですね(*_*)
オイラ達の四十九日の お経の時は テープを消していたんですね^^;
それから お墓に納骨する時が来ました。
お墓に行きますと、オイラ達の墓の蓋が置いてありました。
「 おっ! なかなかいいじゃん(^-^) 」ちょっと満足な出来栄えです !
準備されていた 墓の蓋、 なかなかいいじゃん(^-^)
お墓の花壇に二つの骨壷を置いて、 お経を読んでもらい お経が終わると 住職が骨壷に頭を下げて
その間に お墓の係の人が 骨壷をお墓に入れました。
そして 『絆』の文字が入った お墓の蓋を入れると 四十九日が終了となります。
オイラも 「 これで一安心、」 父ちゃんも 弟も 何とか落ち着いたね(^-^) って思いました。
大小親子の骨が 並んで 無事にお墓に入る事ができました(*^_^*)
オイラは 『 これで 母ちゃんも安心出来たかな(^-^) 』 って、思うと すごく嬉しい気持ちになりました。
納骨が終了しますと 住職が 「 これで全ての行事が終了しました。 」 と言ったので
「 えっ? お斎【おとき】は しないのですか? 」 と訊きますと、
「 あっ、それはそちらが 行なうと言った時はしますが そうでない場合は 特別取り行わなくてもいいですから^^; 」
と言ったので、その場でお布施を渡し 解散!って なりました。
『 うっそーん! 』 と思いましたが この後 すぐに もうひとつ、四十九日があると行ってましたので仕方ないな、
と思いました。 ってか、おときの分、安く上がったので 喜んでお寺の山を下って行きましたよ(不謹慎でしょうか^^;)
この日は しだいに天気も回復して 相変わらずオイラの晴れ男パワーが効いたみたいです!
という所で 明日も続きます。
ここから 母ちゃんパワー全開になります(^^)/
「 もうさあ、 朝晩の散歩は寒くて仕方ないから 一番暖かい時間に出たいよね! 」
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