ワカメと銭婆との喜怒哀楽

年式'00のビーグル犬ワカメと'51の妖怪!銭婆が俺を困らせ悩ませる 痛快娯楽な毎日

2025 白根大凧合戦に向けて その1

2024-11-30 06:22:50 | 白根大凧合戦に向けて 2025

23日(土)

毎年6月に行われる白根大凧合戦

一年前に有志の方からラインを貰い 凧作りの写真や動画を見せていただいたオイラ

今年はどんな物なのか自分の目で確かめてみたくなり

来年のための凧作りのための工程に付き合わせていただきました。

 

まず驚いたのは 凧の骨組みにあたる竹を取る作業から始まるのです!

竹なんて何処かの業者さんから買ってくるだと思ってましたので

『 そんな最初の最初からやるのー \(◎o◎)/!?』ってビックリ!

 

しかも 天気の良い季節じゃなくて この時期じゃなければならない理由があるとかで

一カ月以上前から「 11月23日に 竹取りに行きます」と連絡がきていて

その当日 大雨注意報が出てるにも関わらず 天気に関係なく作業は行われたのもビックリ!

300年以上続いている大凧合戦ですから そのためのノウハウも蓄積されており

何を説明されても凄いなーと感心するばかり!

 

当日の朝、起きたらかなり大降りの雨が降っております。

その時は何も知らないオイラ、「 これは順延かな 」なんて思ってました

1時集合ですが 2時間前にラインがきたので 『 中止の連絡だな 』なんて思って見たら

「 温かい服装で来て下さい 」との連絡でした

もう、タップリと中止のつもりでいたので かなりショックでしたよ

あまりにも軽い気持ちで「 一緒に連れて行ってください 」なんて言ったオイラが恥ずかしい(>_<)

 

後で聞いたら 『 雨なんて関係ないです! ミゾレが降る中 作業した時もありますから!』と言われてしまいました!

1時に集会所に集合、そこから現場まで車に乗せていただいて連れて行ってくれました

 

今回天候が悪いために銭婆さんのカメラを持って行ったので画像が悪い部分もありますがお許しを

 

そして現場に到着!

出発時に降ってた雨も現場到着した時には何とか雨も止んで

ここでもオイラの晴れ男パワーが炸裂!

雨止んでくれて良かったよー^^; 

 

 

道具はチェーンソー、細い鉄パイプ(水道管?)ノコギリとスケールです

 

 

 

さぁ! 竹林まで歩けー!

って程の距離でもなかったですが^^;

 

 

 

白っぽい竹は今年の竹だそうで

若い竹は使えないとの話なので  切らない様にビニール紐で目印にします

 

 

 

良さげな竹を選んで チェンソーで切ります

 

 

 

スケールで長さを測ってトラックに積める長さに切ります

 

 

 

次は 枝の部分をパイプで叩いて落とします 

これが大変で 慣れないと枝はなかなか落ちません!

最初は どうやったら上手く出来るん? と思いましたよ

それでもだんだんとコツを掴んできましたが その頃には終了しました^^;

約一時間半 何とか竹取りが終了、

見るモノ やるモノ全てが初めてなので まさに足手まといになってた気が(*_*)

 

さぁ!下界に戻るぞ!

 

 

 

竹をキャリヤカーに積んで 

 

 

 

作業場に戻ってきましたー!

 

 

凧の骨組みの長さに合わせた木に沿ってノコギリで竹を切ります

 

 

 

こちら、竹を縦に割るもの!

 

切った竹の先端に合わせて

コンコンと木槌で押しこんで・・・

 

 

 

二人ひと組で シャー!って移動すると竹が四つに割れます

 

 

 

最後は なかなか大変そうで

 

 

 

バックホーのブレードにガンガン当てて裂いていきます

うわー、これは二人の息が合わなきゃ出来ないなー!

 

大凧合戦用の竹を割ります

 

割った竹の節の内側の出っ張りを金づちで叩いて落とします

 

 

 

凄く沢山あるけど 人数も多いので思ったより早く終わりました

 

 

 

本日の作業はここまで! 皆さんパワフルで凄かったです^^

6月上旬に行われる5日間の大凧合戦ですが 

聞くところ この組の凧はだいたい23~24位製作するそうです

凧の骨組みは前回使って消耗した分の補充用として 取って来るようです

 

さらに凄いのは凧の綱も全て手作りだそうで そこまでいくともう職人の世界ですね

さすが300年の伝統芸です

今回は省略しますが色々な技術や工夫がなされていて これが代々、子々孫々に伝われてきて

これから先も続けられるという事、何もかも奥が深くてうなされますね

NHKのプロジェクトX で紹介されても良いのでは? の世界だと思いました

 

 

あとはお掃除して それから忘年会となりました

知り合いもほとんどおらず 勝手も解らず足手まといになりなかがらも御一緒させていただいたのに

さらに忘年会まで誘っていただいて ほんとに有りがたいです^^

関係者の皆さま、お世話になりました。

 

 

たくさん飲ませていただきました ゴッツォォォ様でした♪

 

 

 

子供からオイラよか年上の人まで全員が一緒になって目標に向かって頑張ってるってあまり無いですよね

 

ああ、素晴らし過ぎる!

また新たな情報をキャッチしましたら紹介していきたいと思います

 

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17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ベル)
2024-11-30 08:21:57
良い行事に参加しましたね
伝統の凧作り こうして最初から立ち会えるのは普通はできない体験
しかも記録写真も撮ってる

知り合いに多い中に入るのは簡単でがこうして知らない人の中に入ってまでやってみたいというのは凄いことです
これから先の作業も記録できるようでしたら撮って残していくといいですね

雨の中お疲れさまでした
最後のご褒美もパパさんにとっては最高ですね
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ベルさんへ (ワカメパパ)
2024-11-30 10:35:06
こういった行事は親に連れられて子供の頃から当たり前の様に育って来たのでしょうから
毎年の行事として やっておられるのでしょうが
ヨソ者のオイラからすると何もかもが新鮮です

同じ町内とはいえ顔も知らない人が多い中 自分でもよく中に入って行けたなと思います
皆さん良い人ばかりなので そういう事が出来たのでしょう
最後の御褒美は最高のビールの味でした(^◇^)
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え~ (シャイン)
2024-11-30 11:13:27
凧あげ大会の凧は
竹の採取からなのですか!!!
わ~お 

すご~~~い それ、感動!
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Unknown (みゆきん)
2024-11-30 13:40:27
見とれてました
チャーハン作るのに
まず田んぼに稲をって感じ(・_・;)
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Unknown (93yz250)
2024-11-30 13:58:36
おお!
凄い人数でやるんですね!
しかも竹を取るところからなんて∑(゚Д゚)
初めて参加なんですか?
もっと若い頃からやってれば良かったのに!

300年も伝統を引き継いで手作りでやってたんですね。
また作るとこもぜひレポしてください。
自分で作った凧を上げて、見る事ができたら、ただ見物に行くより最高と思います^_^
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シャインさんへ (ワカメパパ)
2024-11-30 14:25:55
ほんと、凧上げを甘く見てました
オートメーション化された者が多い中
山に入って竹取りから始めるのですから\(◎o◎)/!
気軽に「 取材させてください!」などと言ったオイラが恥ずかしいくらいです
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みゆきんさんへ (ワカメパパ)
2024-11-30 14:27:57
おお!
まさにそれです\(◎o◎)/!
良い例えですねー!
最初からって、誰でもビックリするはずです
返信する
93yz250さんへ (ワカメパパ)
2024-11-30 14:36:56
初めての参加ってより
参加もかねて子の記事用に取材させて下さい!って
気軽に言ったオイラ、申し訳ないくらいの気持です!
春になると毎週日曜日は色塗りやら凧作りに使わなければなりません
のほほ~んとしたオイラには無理な話

また取材させていただけたら参加させていただくつもりです
何よりもこの製作方法など皆さんに知って欲しいです(^。^)
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Unknown (にゃあも)
2024-11-30 19:58:24
大人数で、協力し合っての作業なんですね!
昔からの伝統的工法で、素晴らしいです👏
ほんと!
テレビで紹介してほしいですよね♪
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Unknown (まーち)
2024-11-30 20:32:26
すごく手間が掛かっているんですね。
パパさんの世界が また広がりましたね。
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