「 アタイも もう歳ね、北風が身に沁みるよー!」
「 木の枝は冬に備えて バッサリ切られているけど どうしてなんだろぉ 」
「 雪の重みで枝が折れる前に 先に切って置くのかなぁ 」
「 植物って凄いよね、切っても切ってもまた生えてくるんだから 」
「 お姉さんもこれから風邪引かないように注意してね! 」
「 もう、寒いの何のって、ちょっと代わってくれない? 」
「 絶対に嫌ですぅ! 」
「 だって、オシッコも我慢してんだから 」
「 うーーん、 それを云われると 困っちゃうなぁ(-_-) 」
「 ちょっと待って、 いい人がいるかも・・・。 」
「 えっ?俺が代わるの? あの姉ちゃんのトコなんて嫌だよ! 」
「 どうして嫌なのよー! ちゃんとした理由が無きゃダメだからね!」
「 忘れたんか? 去年俺、あのコにフラれたじゃーん!」
「 そ、そうだったわね・・・。 まだ引きずってたとは・・・ 」
「 えっ? そんなんでワシが行くの? 嘘でしょー? 」
「 さすがに良寛様では バチが当たりそうよね・・・ 」