前回の続きとなります。
本堂の前にある大香炉から出る煙を身体に擦りつけたら
何故か腰の痛みが一気にぶり返して、マトモに歩けなくなってしまったオイラ(T_T)
そして、本堂に入ってすぐの場所に祀られている「びんずる尊者」とご対面
自分の悪い箇所を擦るとその場所が良くなると言われてます
もちろんオイラは腰の部分を十分なくらい擦りました。
しかし、痛いのは痛いままでした(+_+)
世の中、そんなに甘くはないって、知ってますけどね、
でも、この痛みは どうしてもすがってしまいます(T_T)
しかし、腰痛であってもここに来た以上は目的である 内陣の参詣をしなきゃです!
びんずる尊者様を過ぎて右奥に内陣の参詣の券売機がありまして 一人500円入れて券を手に
すぐそばにいる受け付けの人に券を渡し半券をもらい そこから畳になりますので
係の人にレジ袋を貰って、その中に自分の靴を入れて持って上がります。
そんな感じですから腰が痛いからと言って、外から突いて歩いて来た 杖代わりのポールを使う事などは
反則行為に決ってますので、そこからはポールを小さく畳んで靴を入れたレジ袋と一緒に持って
約150畳の広大な空間に入ると、前方に御本尊があって、その前で焼香し、手を合わせるのですが
たったそこまで行くのに、杖代わりが無いために腰を直角にして、老人の様にして何とか辿りつきました。
この日は人が大勢いて大変な混みようでしたが、
偶然この時前に誰もいなくて凄くラッキーな感じでした。
おかげでゆっくりとお参り出来ました。ご先祖の幸せと、弟の幸せを いっぱい祈る事が出来ました^^
無事 お参りを終え、後ろを見ると いつの間にか 大勢の人が順番待ちされてました(@_@;)
もう、ビックリしましたよー、
すいません、って仕草をしながら 腰を直角にしながらヘコヘコと退散するオイラ^^;
そして、今回のメインイベント!
お戒壇めぐりをしなきゃ 善光寺に来たとは云えません(^v^)
本堂の地下を通って、御本尊様の真下に懸かる「極楽のお錠前」を触れる事が出来るのか(^^)/
オイラもよくは知らないので 言われるまま通されました。
資料写真より、お戒壇巡り入口
係の人に、「 左手に荷物を持って、右手は壁を伝って歩いて下さ~い 」と言われて
ポールと靴入れの袋を左手に持ち替えました
この階段を下りるとすぐに真っ暗になります。
お戒壇巡り ←説明が下手なので詳しくはこちらをご覧ください^^;
もう、真っ暗なんてもんじゃありません、本当に何も見えません、
中に入ると前方に かなりの人が入っている様な感じがします、
この時は何故か腰の痛みも忘れて暗闇の中を歩いていた気がします。
沢山の人の声が聞こえてきますが 暗闇なので何故か皆さん、ヒソヒソと喋ってます。
と、振り返ると後ろにいるはずの銭婆さんの姿が見えません、
って、真っ暗なので 当たり前のことでした^^;
「 おーい、いるのか?」って、言うと銭婆さんは「 ここにいるけど真っ暗で何も見えないよう 」
と、返事声がしましたが、何だかかなり離れている様子です。
「 早く来んかい!」 と、怒ると、「 だって何も見えないから怖いんだもん(半泣)」
と言いながらも、オイラの声を目がけてすぐ後ろに付きました^^;
と、何人か前の人がスマホで明かりを照らしたようで、ポッと周りが明るくなりましたが
他の人に怒られて すぐに明かりは消えました^^;
少しすると 頻繁に「 ギコギコ 」って音がします。
あっ、多分前の人が お目当ての錠前を手にして触っているんだな、と直感!
オイラもそのあたりを手探りで 探すとすぐに触れる事が出来ました^^
ギコギコギコ!
銭婆さんに 「 ここにあるぞー! 」と。教えましたが見えないので居るのか居ないのかさえ分かりません^^;
どうせオイラの後ろは銭婆さんなのだから見えない中、少し待っていると 銭婆さんの声で
「 あった! あったあったよー ♪ 」と、嬉しそうな声が聞こえました。
よっしゃ、それではまいろうかのう!
って訳で、二人無事に錠前を触る事が出来て また進むと 出口の階段からの光が見えてきました。
階段を上がって 喜んでいると 後ろの人が
「 何処にあったの? 私たち二人は分からなかったです 」と言ってましたが
オイラ達がハシャイでいたのに その辺だって思わなかったのでようかね、
銭婆さんが「 何処捜してたんですか?」と訊くと、
「 このあたりを 」と言って頭より上の方を探していたようです。
「 えー、腰のあたりにありましたよ、もう一度入って探してごらんなさいよ~ 」というと
「 ではそうしましょう^^; 」と言って、また入口の階段を下りて行きました^^;
本堂を出ると、お土産屋さんがあって、
オイラ達はわざわざ本堂のあんなに混んでいる場所でお土産買わなくても良かったのだと気付きました^^;
何しろ本堂の裏側から入って来たもので、まったく気付きませんでした。
まぁ、次回来る事があれば憶えて置く事にします。
ここで、おみくじを引く事にします
男みくじと女みくじ があって、引いてみます
さぁ、引きましたよ~ ♪
とか悠長に言ってる場合じゃなく、腰が痛いので即、ベンチに座らせていただきました(+_+)
で、どうよ!
銭婆さんは嬉しい大吉です^^
オイラは吉!
不思議ですが最近オイラが引くおみくじは ほとんどが似たような内容ばかり引きますね
努力すれば この先良くなる・・・ 的な内容、
よっしゃ、未来のために頑張ろう!
山門は中に入って上から景色を見る事が出来ますが(有料)
この腰で階段を上るのは無理に決ってます(全然 踏ん張れない)ので今回は諦めました。
それにしてもキリキリと痛む腰(=_=)
仲見世通りでは銭婆さんが 尻尾をブンブンと振って お土産などを見てますが
「 一旦、眺めながら向こう端まで行って 目星をつけてから帰りに店には入れよー、」
と、言ってなだめて歩きました
仁王門まで来ると想像以上の痛みに耐えかねて・・・
銭婆さんのポールを取り上げて二本使って歩く事にしました。
しかも、ベンチを見つけては 所どころで休憩を入れます(T_T)
もう、座っている時が天国です(+_+)
「 痛いよ痛いよー、もう歩きたくないよう(泣)」
さっき、銭婆さんが目を輝かせていた ちりめん小物を売ってる店
今にも入って行きそうな銭婆さん^^;
隣の店がソフトクリームを売っていて小さなベンチもあったので
「 ここに座ってソフトクリームを食べてるから好きなだけ見てるといいさー (沖縄風に)」
と言って黒ソフトというものを食べながらベンチに座ってくつろいで待ってました。
ベンチに座ると ちりめんの店の中も丸見えですので
銭婆さんの行動も見て取れます^^
少しして銭婆さんがオイラのトコにきてオイラの顔を見るなり
「 恥ずかしいから子供みたいに口の周りを真っ黒にしてないでよー!」
と、オイラを怒りますが
当のオイラは全く気付きませんでした^^;
この黒ソフト、本当に真っ黒なソフトです。
小物屋さんで銭婆さんがお店の人に 「 勉強のために見学させていただいております。」
と言ったら、「それなら写真を撮ってもいいですので~ ♪ 」と言ってくれたそうで
あざーっす(^◇^) 写真撮って参考にさせていただきます^^
もう、参考になりっぱなしのお店です(*^_^*)
あっ! この四つ葉は 江ノ島のお店で見たやつと一緒だ!
てっきり江ノ島限定の四つ葉だと思ってましたが違ったようです(^_^;)
オイラ達、今は家で せっせと四つ葉を作ってますからね~(*^_^*)
只今、頑張って四つ葉製作中のワカメパパさん(56歳)
どうしようかなぁ、出来たら奮闘記をブログにしようかなぁ
とか言ってもサボり気味のオイラですから記事にはしない可能性大です(^_^;)
以前も四つ葉作りはブログにしたもんね^^;
って事で、話を戻します。
ちりめんの小物店の正面に 名物の 『 おやき 』を売ってる店があって
ソフトを食べながら見てたら食べたくなってたので
銭婆さんが出て来た所で おやきをおねだりします。
「 長野に来たらこれだよね!」とか、よくテレビで特集してるのを見ますが…
こんなの美味しい訳ないじゃん!
と、テレビに出てくるたびにそう思ってました。
でも、人が食べてるのを見るとつい欲しくなるのは何故?
って事で、取りあえず 野沢菜のおやきをひとつ、
割ってみると 具が沢山入っていて
これで180円は安いよね~(*^_^*)
って、味の方は・・・
食べる前は
「 こんな中に野沢菜なんて入れて美味いはずないやろ 」と、馬鹿にしてたのに
「 ん? ホンマや 」←さんま風に(*^_^*)
思ってたのとは裏腹に、本当にうまかった(^u^)
でもあまり食べると他の美味しいものがお腹に入らないと悪いので一個で勘弁してやりました!
おやきの たきやさんを出て、あとは帰るのみとなりましたが
またすぐに腰が痛くなって、両手で持って支えてるポールに体重をもろ乗せで
腰を携帯電話のように二つ折りになりながら歩いて駐車場に向かいます。
やっと本堂かい(T_T) って、ほとんど進んでないのですがね・・・
て事で、また次回に続きます!
こんな腰で駐車場まで辿りつけるのかっ\(◎o◎)/!
そして、ちゃんと運転して家まで帰れるのかっ?
待て! 次回! 最終章に突入だっ!
「 アタイも腰痛だったからその気持ち、よく解るよ 」