2日(水)
この日は弟の命日で 仕事も忙しくないので 母ちゃんと墓参りに行くことにしました。
この日は平日なので 人もいないだろうと ゆっくり目に出発
ポツポツと稲刈りを始めてる場所も出てきました。
ゆっくり出たのはいいけど その分、暑さも凄くなって この日は セッカチな母ちゃんでも
オイラが来るのを外で待ってるって事もしてなかったし^^;
途中、いつものコンビニでコーヒーを買って飲みながら行くのですが
コーヒー買うだけなのにいつも付いてきます。
オイラはアイスコーヒー、母ちゃんはレジを待つオイラの横で他の商品を見ています。
そして オイラがレジの番になる瞬間に 母ちゃんが「たまにはソフトクリームにしようかしらん」
といって 目の前に並んでいるソフトクリームを持ってきて 「 これ買ってくれんか 」と言って
レジ台に置きました。
そのまま清算したらそのソフトは300円もするソフトで オイラと母ちゃんは同時にぶったまげました!
多分これがそのソフト
こんなの100円だろうと思ってたので 店員さんに 「 マジですか\(◎o◎)/?」と、確認したほどです
最初から300円って知ってれば それはそれで 気にもせず買ったはずですが
意表突かれると
って、なっちゃう^^;
母ちゃんは そんなやりとり見てるので 悪がってしきりに
「 お前が食うか?」と言ってきますが 「 いらないから全部食べればいいじゃん 」と言います(^_^;)
雲ひとつない良い天気! 外は暑いぞー!
予報では36℃になると言ってましたが 翌日はもっと暑くなりそうなので(実際翌日は死ぬほど暑かった)
これで良かったと 思う事にします^^;
母ちゃんは「 膝が痛い 」というので 「 拝殿に近い駐車場に停めようか?」と言いましたが
「 歳取って膝が痛いのは歩かなあかんで 」と言うので いつもの駐車場に停めました
半月前に 盆に来た時と全く同じ会話したなぁと思い出しました^^;
母ちゃんは『 膝が痛くなったら歩くと膝の痛みが取れる 』と言ってますが
ホントなのかどうかは解りません、
神社到着に近くなると母ちゃんは自分のカバンから出したもの・・・
最近はもう お馴染みとなった 賽銭貯金をした小銭の袋、
オイラ用の分を 「 ほれ、これ!」と言って出してオイラの膝の上に乗せました。
日向は暑いので 日陰を選んで歩く母ちゃん
少し歩くと、さっき貰った賽銭袋を車に忘れたようで 慌てて取りに戻りました
貰ったばかりなのに すぐに忘れるオイラ^^;
オイラを待つ事無く さっさと歩いてく母ちゃん^^;
さすが平日、見事に人がいません!
今回、おみくじは「中吉」
母ちゃんは「ふ~ん」と言って 開いたおみくじを元通りに折り畳もうとしてましたがなかなか上手くいかず
諦めて そのままカバンの中に仕舞いました
神社、そして摂社末社に手を合わせ終えてました
戻る時も ちゃんと日陰を選んで歩いてます^^
火の玉石を 持ちあげる母ちゃん、
まぁこの歳になって この石を持ち上げられる人はあまり多くは無いと思います^^;
神社に手を合わせ 暑い暑いと言いながら 2人は車に乗りこみました。
次は 国上山のお墓参りに向かいます
神社を出てすぐに いつも通り母ちゃんの 「 人の悪口 」が始まります。
毎回毎回 同じ内容で言ってて飽きないものかと思うほどですが 聞いていても楽しいはずも無く
それでも我慢して聞いてなければ 悪口の矛先はオイラに向かうので我慢せねばなりません
まさに「 怨念 」みたいな感じで
多分、こういう人が「 祟り 」とか起すのだろうなと納得するほどの勢いです。
しかし、今回は 昔の事を怒っていた 内容が少しづつオイラに向かってきはじめたので ヤバイと思ってはいましたが
ついに話はオイラの事になって 直接オイラに怒りだしました。
こうなると何を言っても無駄で 今にも殴りかかってきそうな雰囲気ですらあります。
15年ほど前 ある事がキッカケで 母ちゃんと大喧嘩した時があって
その時、母ちゃんは鎌を振りまわし、石とかも投げながらかかってきたので
間違えて顔を殴った事があります とっさの行動ですので 意識して叩いた訳ではないのですが
そのことを思い出して怒り狂い始めた訳です。
母ちゃんは 「 何もしてない親の私を突然殴った!」と言ってききません、
自分の都合の悪い事は全て忘れて 自分の都合のいいように 記憶を書き変え それが真実だと思いこんでる母ちゃん
母ちゃんは昔から そういう性格で 何度も包丁を振り回しながら暴れたことがありますから危なくて仕方ありません
カラテ有段者のオイラでも 実際に包丁振りまわしてくると ビックリして捕まえるのが大変ですよ、
話は戻りますが 一方的に 怒り狂った母ちゃんを乗せて お墓に着いた訳ですが
せっかくの弟の命日なのに どうしてこうなるの?
もしかして 悪いのが取り憑いて弟の墓参りを阻止しようとしてたのかな?
とか そこまで思いましたが 取りあえず 墓にお供えをして 弟の幸せを願い手を合わせ 観音様に観音経を唱えて
後片付けをして 車に戻りました。
スネた母ちゃんは わざとゆっくり歩いて なかなか車の場所に来ませんでしたが
車に乗るなり 「 今日はこれで終わりや このまま帰ろうで 」と、いうので 「 当たり前だろうが!」と言ってUターンして来た道を帰ります。
車の中で 「 あ、これはオイラの小さな試練なんだ 」と思いました。
オイラは今まで何年かに一度 必ず何かの試練が与えられます。人が聞くとビックリする様な事をたくさん経験しましたが
今回は そんな中でもプチ試練と言える事なのかもしれません
怒っている人間に対して 一緒に怒っても何の解決にもなりません
怒っている時は 一方的に相手が悪くて自分が正しいと思ってますから
そんな時 何を言っても聞く耳持たないでしょう、
子供のころから 「 どうしてウチはあんな親なんだろう 」といつも思ってましたが
生まれてくる時、自分が親を選んでそこに産まれるとききます。
もしそうなら そんな親を選んだのは自分だし 親を怨んでも仕方ない事です。
母ちゃんは 昔から常に「 自分が正しい 」と思っている人だから
頭を下げるという事は絶対にしません、
まぁ、それでも母ちゃんの人生の中 そうやって頑張って来た人なので 否定はしません
今、行って話をしても また怒りまくり荷なるでしょうから少し放って置くのが一番かな。
もう、面倒臭いけど 自分が選んだ親だから 仕方ないね