賃貸住まいの高齢者

単身赴任生活が終わり、定年。でも生活できないから、、どうしよう。。

少子化はもしかしたら幸せの代償なのか

2025-02-16 04:56:46 | 暴言
もしかしたらだけれど。

昔は強制的に子供を産むことが正義だったから子供が生まれたのかもしれない、と思った。
「産めよ育てよ」は子供が必要だという意味を強く表現してる。

もし、仮にその言葉が強く言われてた当時、今と同じ感覚の若者が自由に生きられていたら、今と同じように少子化に変化していたのではないか?

そもそも結婚せねば社会的に批判があったから、ではないか。
或いは私の世代もそうだが、結婚しないと、子供を儲けないと、周囲からの目線が厳しかった時代があった。
だからウチも排卵誘発剤まで使って2人の子供を儲けた。
排卵誘発剤を使っていた頃、奥さんは泣きながら「世間の目線」を感じる気持ちを表す言葉を発していたように記憶している。
「子供ができないとみんなから悪く見られる」と。

今の時代のように、結婚も自由だし、おかまやおなべも自由だし、出産もしなくてイイという世論が罷り通っているならば、いつの時代であっても結果は同じになっていたのではないか。

団塊の世代の人たちが世間に感じていた心境は、今と正反対だろう。
女子は家政科の大学を卒業し、良いお嫁さんになるのが正義。
男子はいい大学を出て就職して安定した給与を得てたくさん稼ぐのが正義。

もし、今でも世の中をそういう世の中に変えたらまた団塊の世代復活が可能か?

しかし既に今の世論は変えられない程に固定化しつつある。
むしろ自由主義を否定などできはしない。

しかし今でも結婚したい、子供も欲しいと言いながら独身でいる若者もいる。
そういう若者に特化した後押しができれば少しはマシになるやもしれない。

少子化は自由な社会の欲求の結果として成り立ってるから。
そう言う人たちにとって、個人個人の人生を出産と子育てに置くことができれば、留まってる結婚希望者を先に進めることができるかもしれない。
そこには世論を変えるメディアの工作が必要だろうと思う。
おそらく国の政策だけではなく、メディア、オールドメディアだけでなく、新しいネット上での世論の変化なども必要だろう。

そこまで行くには、金銭的に結婚に対する優遇制度とか出産の優遇制度が効果的かもしれないが。
何故なら、お金は絶大だからだ。
そして、チマチマしたそれぞれの行政の小手先ではないものが必要だろう。
小手先の政策では今のままでの 子供の奪い合いにしかならないからだ。
奪い合いではない根本的な意識変更が必要だ。

極端に考えるならば、結婚したら1000万円の補助金?
まだ弱い。
子供を作るために結婚したら戸建ての4LDK住宅を贈呈するとか。
その購入代金を国が進呈するとか。
或いは国がそのための無料住居を作るとか。
だいたいの場合は結婚すれば自ずと子供は生まれる。
そして子供が生まれたら教育費を手厚くする。
ただし、少子化対策の制度設計でないと、意味がなくなる。

結局は性的マイノリティに対して「差別だ」とか意見がまた戻ってくる。
それを受け入れたら同性同士とか、養子でイイとか、そういう意見が出るだろう。
そうなると目的が変わり 元に戻る。

今の意識は逆方向からストップがかかってる。
LGBTには自由が必要だが、LGBTを推進して、出産から遠のく考えを推進していたら子供は生まれない。

それを推進するならば、今後は人口人間を作るとかの策しかない。
或いは人間機械化時代に突き進むか。
どちらかだろう。

国がどうとかこうとか言うよりも人々の意識だ。
きっとそうだろう。

もっと別の視点で言うと、日本以外で子だくさんの国がある。
その国に日本国土を譲ったらイイ。
それはそれで、そうなるとこの島は日本ではなくなるが。
でも結果は同じ運命だろう。
日本の文化が再度繰り返され、また今のような世間が出来上がり少子化になる。
条件が同じなら同じことが起こるから。

結局は人の意識だな。
少子化促進文化になってるのが結論なんだろう。
暗黙のうちに少子化を「しかたない」と認識してる。
それは意識の段階からそうなってるから、生活も文化も少子化促進の後押しをしてる。

子沢山の国は往々にして自由がなく、貧乏な印象があるがいかがだろうか。

今後、日本が不自由で貧国になれば、子供が増えるのだろうか。
そうとも言えるし、それは不明。
何故ならそう言う国は子供が病気でどんどん死ぬような環境な気がする。
不幸せが子供を作るのだろうか。
日本の歴史を振り返ってもそんな印象を持ち得る。

幸せになるなら、民族の絶滅、或いは不幸な民族なることを受け入れなければならないかもしれないな。
でもって、それを幸せと呼べるか、も考えないといけないな。

なんだか、「幸せと不幸せは同居してるってか?」
と言いたい。

しかし、少子化を打開するには、まだまだ内在してる複雑な課題が混在してる気がする。
もっと色々思案すべきだろうな。

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