海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

避難所で暮らすということ

2016-04-20 | ただの雑感
熊本、大分県で発生した地震から1週間になる

最初の地震が他の活断層を刺激して、また新しい活断層地震が発生していく、報道を見聞きしているとそんな頻発地震をイメージする。

被災された人々の辛さや苦しさ、身内を失くした人達の悲しみ、続く余震の恐怖など多くの不安を抱えて避難生活している人々の気持ちはいかばかりであろうか、被災地以外で生活できている小生には、十分な想像を思い巡らすことができない。

地震が起きると、いつも人間の生活に関わる様々なものが破壊され、生活を復旧する順序を整える時間もなく、急いで支援が開始されることになる。

そんなときに、やっと避難所に辿り着いて、着の身着のままで体育館などで大勢の人々と寝食を共にする毎日が始まる。

避難してきたときから時間が経過するにつれて、個室のないオープンスペースで何日も暮らすことへの不安と不自由さが積み重なっていくのが想像できる。

小生も2回ほど、体験的に体育館の避難所に宿泊したことがある。
防災訓練に参加しての宿泊体験であるが、大勢の人達と自炊して食べたり、避難所での過ごし方を話し合ったりしたことがある。

就寝するときも、体育館で大勢の人達と床の上にシートを敷いて寝たが、夏でも夜中は寒いし、目を閉じてじっと我慢しているうちに寝付いたと思ったら、あっという間に、朝早く明るさで目が覚めてしまう。

訓練と思って、1日と思っているから過ごせたが、あれが何日も続くかと思うとそのストレスに押しつぶされそうになる。

やっと支援物資の支給も軌道に乗り始めたのではないだろうか。
避難していて過ごし方に慣れると、その先の新たな心配や不安が湧いてくると思う。

そんな想像をしていて、ものまね名人のコロッケさんが避難所を訪問して、避難している人達を笑顔にしたという記事を読んだ。

避難所生活では、辛いながらも必要最低限の生活を営むことができるかもしれないが、気持ちを明るくできる笑いの支援が、避難者の心を静めてくれたことでしょう。

必要物資の支援を充実させることはもちろん最も重要であるが、避難所を運営するためには気持ちを明るくしてくれる、希望につながる支援はとても必要なこと。

避難所には、これからの支援のひとつとして、希望につながる気持ちを保てる支援が行われるよう切に願ってやみません。



三浦半島も活断層が数本通っている地域である。

今回のような地震は他人ごとではないと思いながら、自分の無力さを言い訳するようにどのように表現していいのか迷いながら、ブログを書いてしまいました。


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