ニュースなはなし

気になるニュースをとりあげます

号泣するワリエワ15歳に「理由を言いなさい!」と激怒…ロシアの“鬼コーチ”エテリの正体とは?「極度のマスコミ嫌いで謎が多い」

2022年02月18日 18時09分56秒 | 社会のことなど


北京オリンピック女子フィギュアスケートは衝撃の幕引きとなった。ドーピング違反の疑いのある15歳のワリエワを始め、ROCから出場した3選手を指導するのが、“鬼コーチ”として知られるエテリ・トゥトベリーゼ(47歳)だ。厳しすぎる食事制限、強権的な指導法に、極度のマスコミ嫌い……。女子フィギュアに一時代を築いた人物の本質とは――。


全2回/後編に続く》

 【写真】トゥルソワが泣き叫びながら“鬼コーチ”の腕を払った緊迫の瞬間。13歳ワリエワ衝撃の演技と15歳悪夢の転倒…シェルバコワ、リプニツカヤ、ザギトワが美しい。この記事の写真を一気に見る。

◆◆◆

泣き叫ぶトゥルソワ…異常な空気の決勝


 なんという、異常な空気の女子決勝だったことか。最終結果が出た時、トップ3が待機するグリーンルームに座っていたのは1位のアンナ・シェルバコワと3位の坂本花織のみ。坂本が優勝が決まったシェルバコワを祝福しようとするが、彼女は気が付いていないのかうつろな目をして、まっすぐ前を向いたままだった。  

金メダルが確定したのに、どのコーチもシェルバコワを祝福に来ないのは、4位に終わって号泣したカミラ・ワリエワの対応に追われていたのだろう。

  マスコット贈呈式の準備をしている間、リンク際では2位のアレクサンドラ・トゥルソワが、顔をグシャグシャにして泣きながらロシア語で何かを叫び続けていた。訳してくれたロシア人の知人によると、こう叫んでいたという。

 「みんな金メダルを持っている。みんな! ないのは私だけ! フィギュアスケートなんか大嫌い! 二度と氷の上になど上がらないわ! 絶対に!」

  その後も贈呈式になど出ない、とコーチの一人セルゲイ・デュダコフに当たり散らした。ようやく姿を現したエテリ・トゥトベリーゼが肩を抱こうとすると、トゥルソワはその腕を振り払った。ついにロシアフィギュアスケート連盟会長のアレクサンドル・ゴルシコフが近づいて、彼女を落ち着かせた。

  エテリ・トゥトベリーゼの生徒が女子の1位、2位を占めたのは4年前の平昌と同じ。フリー2位の選手がトップだったことも同じだ。 

 だがトゥルソワの態度は、4年前に潔く2位を受け入れたメドベデワとはほど遠く、スポーツマンとして見苦しいと言われても仕方のないものだった。



泣き崩れたワリエワに「なぜ? 理由を言いなさい」


 過去10日間、ドーピング違反の報道でロシアを除く世界中の批判にさらされていたカミラ・ワリエワは、フリーでは2度転倒した他、ステップアウトなどミスも出て崩壊に近い演技だった。泣き崩れたワリエワに、トゥトベリーゼは情け容赦なく、「なぜ途中で諦めたの? 理由を言いなさい」とロシア語で問い詰めた。 

 CAS(スポーツ仲裁裁判所)は未成年であることなどを理由にワリエワに出場許可を与えたものの、15歳の心はプレッシャーに耐え切れなかったのだろう。このような状況になるのなら、潔く棄権した方が本人のためにも良かったのかもしれない。総合4位という結果が出ると、アシスタントコーチのダニル・グレイヘンガウスは納得したかのように小さく何度か頷くも、トゥトベリーゼは不満そうに片手を宙に上げた。 


 IOCはワリエワが3位以内に入ったら、マスコット贈呈式も表彰式も行わない、と宣言していた。正直に言えば、こうして彼女が表彰台からもれたことで、胸をなでおろした関係者も多かったのではないか。ありがたくない理由で世界中の目が集中していた女子フィギュアスケートに、ようやくノーマルさが戻った贈呈式だった。 

 ワリエワはこの北京では演技をすることを許されたが、ドーピング検査が陽性になった件に関する捜査はまだこれからだ。WADA(世界アンチ・ドーピング機構)は今後ワリエワのコーチ陣、チームドクターなどを調査していくと発表し、最終的結論が出るまでに数カ月はかかると見込まれている。


エテリ・トゥトベリーゼとは何者なのか?



 それにしてもワリエワのドーピング陽性に加えて、世界中に放映されたトゥルソワの癇癪に、エテリ・トゥトベリーゼとそのチームの株は急降下する一方である。  

そもそもこのトゥトベリーゼという人は、どのような経歴を持っているのか。  トゥトベリーゼはモスクワ生まれで、元アイスダンサーとして短期間だがタチアナ・タラソワの指導を受けたこともある。競技引退後、アイスショーの団員として渡米し、6年間オクラホマシティ、シンシナティ、ロサンジェルスなどに住んでいた。娘でアイスダンサーのダイアナ・デイビスは、ラスベガスで誕生したという。

マスコミ嫌いで、ロシアの媒体以外にはほぼ出ない


 トゥトベリーゼはその後コーチとして、テキサス州サンアントニオで活動を始めた。当時13歳で彼女の指導を受けたというアメリカ人の女性は、当時から厳しいコーチで大会中は水を飲まないよう指導していたが、「泣くほど厳しいというほどではなかった」とワシントンポスト紙に語っている。アリーナ・ザギトワは平昌オリンピック開催中は水を飲まずにうがいをするだけにとどめたと告白しているので、これはトゥトベリーゼがロシアで身に着けた指導ポリシーの一つなのだろう。

 ロシアに帰国したトゥトベリーゼが脚光を浴びたのは、ソチオリンピックで団体戦金メダルに貢献したユリア・リプニツカヤのコーチとしてだった。  それから現在まで、多くの女子のトップ選手たちを育て続けてきたが、未だに彼女の人物像が謎に包まれているのは、筋金入りのマスコミ嫌いであるためだ。

  一世代前のロシアの名伯楽たち、タチアナ・タラソワ、アレクセイ・ミーシン、タマラ・モスクビナなどは、メディアと友好関係を築くことを重視し、時には自分たちの生徒を守るために矢面に立って、積極的に記者たちの前でコメントをした。 


 だがトゥトベリーゼはごく限られたロシアの媒体を除くと、報道陣の取材に応えることはほとんどない。その姿勢は、リプニツカヤの指導者として名前を知られるようになった当時も今も変わっていない。 

 今回のワリエワのドーピング事件でも、彼女の口からもっと真摯な言葉が報道関係者に伝えられていたなら、世間の目もだいぶ異なったのではないかと思う。

選手は怯えながら食事…正常な状態ではない


 筆者は彼女のアシスタントコーチ、ダニル・グレイヘンガウスを3年前に個別取材した。その際に彼は「エテリは傍から見ると怖い人に見えるかもしれないけれど、身近にいる我々にとってはそうではないんです」と語った。

  だが果たして、彼女の生徒たちは彼の意見に同意するだろうか。 

 某ISU関係者から直接聞いた話だが、2021年のNHK杯でダリア・ウサチョワが選手専用のカフェテリアから出てきたところでその関係者とばったり会うと、顔面を蒼白にして「エテリも一緒なの?」と聞いたのだという。 

 リプニツカヤはソチオリンピック中にプロテインシェークなどの液体食のみしか口にせず、その後拒食症を発病して競技から引退した。  

ウサチョワはあきらかに自分がカフェテリアで食事をしたことを、トゥトベリーゼに知られたくなかったのだろう。食事をしたために顔色を変えるほどコーチを怖がるというのは、正常な状態とはいえない。トゥトベリーゼはこうして恐怖政治を強いてきたのだろうか。 


 ウサチョワは結局NHK杯の公式練習で怪我をして、棄権することになった。 《後編に続く》


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超巨大ヒグマ「OSO18」に騒然…地元住民がもっとも恐れる「ヤバすぎる事態」

2022年02月18日 15時01分45秒 | 生き物のこと
超巨大ヒグマ「OSO18」に騒然…地元住民がもっとも恐れる「ヤバすぎる事態」 どこにいるのか、分からない 北海道

2022年2月1日 6時0分       
現代ビジネス                       
                 
写真拡大 (全2枚)
               
体重は推定で約400kg、立ち上がって手を上げれば高さは3mの超巨大ヒグマの被害が北海道で相次いでいる。「OSO18」と呼ばれているその雄グマは、200kgの牛も真っ二つに切り裂くほどの怪力で、その被害により牧場をたたむ経営者が出るほど深刻な問題となっている。


この巨大ヒグマを捕獲には、冬眠中の今が絶好のチャンスだ。しかし捜索の手がかりは薄く、追跡がほとんどできていない状況に、地元関係者は焦りを滲ませている。
 
前編:『「超巨大ヒグマ」の衝撃…ヤバすぎる「戦闘能力」に住民は恐怖で震えた』

手掛かりを残さない

オソが他のヒグマと違う点は、その大きさだけではない。自らが仕留めた獲物に対して、まったく執着を見せないのだ。

「本来、ヒグマは自分が手に入れた餌や餌場には強い執着心を持ちます。一度餌を捕まえた場所には、味を占めて何度も戻って来ます。しかし、オソは同じ餌場に戻って来ることはありません。



仕留めた獲物の食べ方にも特徴があります。オソは牛の肉や内臓をほんの少しだけ食べ、あとは残していきます。獲物を食べるためではなく、ただ弄ぶために襲っているのではと感じるほどです」(厚岸町水産農政課職員で町営牧場長を務める櫻井唯博氏)

Photo by iStock

ヒグマ対策の基本は、獲物を仕留めた場所に戻って来る習性を利用し、被害があった場所の付近に箱わなを仕掛けて捕獲することだ。だが、オソの場合はこれがまったく通用しないのである。


ヒグマの特徴である、食べきれなかった獲物を土の中に埋めるなどして保存する「土まんじゅう」をした痕跡も現地では見つかっていない。

オソの対策にあたる北海道猟友会標茶支部の猟師も、オソを「猟奇的」だとし、「我々が知っているヒグマとは違う」と危機感を募らせている。


もう一つの特徴が、牛を真っ二つにするほどの怪力を持っていながら、驚くほど用心深い性格である点だ。

実は、オソは甚大な被害を及ぼしているにもかかわらず、一度も人による目撃例が報告されていない。オソとみられる個体が目撃されたのは、2019年に標茶町が仕掛けたカメラに映り込んだ一例だけである



そもそもオスのヒグマは、若いうちに駆除されてしまう例がほとんどだ。そのため、成獣まで生き残っているという時点でどの個体でも用心深くなっている。だが、オソの場合は、さらに度を越した慎重さを持ち合わせているのだ。櫻井氏が語る。


「日中はどこかに潜んでいて決して姿を見せず、駆除のための銃器を使えなくなる夜になると人知れず行動を始めるのです。誰にも目撃されずに行動することから我々は『忍者』とも呼んでいます。


昨年の9月にオソと思われる個体の足跡が見つかって以来は何の痕跡も見つかっていません。行動範囲の広さも相まって、捜索しようとしても、どこにいるかの手掛かりすらつかめないのです」


冬場に仕留めるしかない

銃器と並ぶクマ対策の要である箱わなに関しても、前述のとおり近くに立ち寄った形跡すらない。この理由について、標茶町でヒグマ対策に従事する猟師はこう推測する。

「現在は厚岸町、標茶町で合計10基の箱わなを仕掛けていますが、かかる気配はありません。これは、オソが箱わなの形状や、わながどのように作動するのかを認識しているからだと思われます。


おそらく、幼少期に母グマか兄弟が、箱わなにかかったのを間近で見ているのでしょう。こうした経験から、箱わなにかからないための知恵を身に付けたのだとしか考えられません」

個体差はあるが、多くの場合、箱わなにかかったヒグマは脱出を試みて激しく暴れる。一緒に生活していた個体が捕えられた光景は、オソにとってトラウマとなっているのだろう。この経験が、あらゆる対策が通用しない「怪物」を生み出してしまった可能性は高い。


自治体もオソによる被害を見過ごしていたわけではない。標茶町は'19年から被害があった場所に猟友会員を派遣し、捜索に乗り出していた。しかし捕獲することはできず、翌'20年にも被害を出してしまった。さらに'21年には隣接する厚岸町でも初めて被害が報告され、被害を及ぼす範囲が広がってしまう。


昨年11月には両町と北海道、クマ専門家が「OSO18捕獲対応推進本部」を立ち上げている。もはや町単位ではオソに太刀打ちできなくなったのだ。両自治体は連携し、対策を打ち出している。標茶町の農林課林政係の担当者が語る。


「昨年8月中旬には、'19年に被害のあった場所にヒグマを音と光で威嚇する装置である『モンスターウルフ』を設置しました。同様の音で威嚇する装置の設置台数も増やしています。


また、移動経路がつかめていないため、来春に向けてカメラを増設するといった対策を進めています」

厚岸町の環境林務課の担当者も「ヒグマが嫌がる電柵を放牧地に増設し、被害の出始める7月に備える」とした上でこう述べる。

「家畜の被害が出るまでどこに潜んでいるかわからない、という事態を避けるため、まだ雪のある時期に足跡の捜索に力を入れています。
猟友会員、役場の人間、国有林や道有林の所有者に道路工事の業者など、山に立ち入る多くの人に協力を仰いでいます」

例年、オソによる家畜の被害は7月から9月に集中している。次の繁殖期をむかえるまでにオソの駆除が出来なければ、さらに被害が広がることは明らかだ。

一方で、ヒグマは冬眠明けの時期である3月ごろに動きが緩慢になる傾向がある。つまり、駆除に向けた準備は、雪の残っている、今この時期に進めるべきなのだ


しかし、仮に足跡が見つかり、居場所がわかったとしても、駆除は容易ではない。これには地元のハンターも頭を悩ませている。猟友会標茶支部長の後藤勲氏が語る。


猟銃を使う場合、超大型のオソを一発で仕留めることはほぼ不可能でしょう。頭は硬い頭蓋骨に守られているため、確実に心臓を射抜く必要があります。もし仕留め損ねて手負いの状態にした場合、用心深さと凶暴さを増してさらに厄介な存在になることは間違いありません。


それに、今は餌となるエゾシカの数も多く、わざわざ冬眠する必要もなくなっています。私たちが対策を練っているこの瞬間も冬眠をせず、山の中を移動している可能性も高いのです」


第二、第三の怪物も

被害が長期化しているということは、さらなる危険性を秘めている。酪農学園大学教授でヒグマの生態に詳しい佐藤喜和氏が指摘する。

「繰り返し家畜を襲っているということは、それを目撃したほかのヒグマが真似をしだす可能性があります。第二、第三のオソといった模倣犯が生まれることが十分考えられるのです」

Photo by iStock

地元の関係者も、「オソ一匹をただ駆除するだけでは意味がない」と考えている。厚岸町水産農政課職員で町営牧場長を務める櫻井唯博氏が語る。


10歳前後のオソは年ごろから言って、子孫を残している可能性が高い。オソの遺伝子を受け継いだヒグマが次々と成獣になっていることも考えられます。

オソの遺伝子を持つ個体が標茶や厚岸をはじめ道東中に散らばっている可能性を考えると、今後もまったく油断ができないのです」

現在、オソが人へ危害を加えたという事例は確認されていない。しかし厚岸町では昨年4月、山菜採りのため山林に入った60代の男性がヒグマに襲われて命を落としている。男性を襲ったクマはまだ見つかっていない以上、これがオソの仕業ではないと断定はできない。

「ここまで長期間の被害が出ていると、もはや牛だけでなく、人間の命にかかわる問題だと感じています。

オソが出始めてから、住民の間でも日没までには必ず家に帰らないといけないという認識が広がっています。一匹のヒグマのせいで、住民の生活全体が変わってしまったのです」(標茶町の牧場付近に住む住民)


ヒグマが活発に動き始める4月まで時間はもう残されていない。オソと人間の追跡戦は、今後さらに激化していくに違いない。

『週刊現代』2022年1月29日・2月5日号より


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜のドン「藤木幸夫氏」がついに「赤旗」に登場 神奈川県警トップまで報告が上がった経緯とは

2022年02月18日 10時00分23秒 | 政治のこと


 菅義偉前首相のかつての後見人として知られる、ハマのドンこと藤木幸夫氏(91)。横浜の港で港湾荷役業を営む「藤木企業」会長にして、「横浜港ハーバーリゾート協会」会長である。


2/17/2022

昨年の横浜市長選では野党が相乗りした候補を支援して菅氏が全面支援した候補を破り、地元で一敗地に塗れた菅氏が退陣する流れを作った。藤木氏はその後も野党支援にご執心で、勢い余ってなのか共産党の機関紙「赤旗」にも“登場”し、神奈川県警本部長にまで情報が上がる事態となったのである。

 

【写真】ハマのドンと中央政界関係者


 藤木氏は地元の顔役の一人で、歴代の横浜市長や神奈川県知事はみな藤木氏の支援を受けて当選してきたから「足を向けて寝られない」と言われている。 もちろん首相経験者ら中央政界との関係も深く広い。わけても横浜を地盤としている菅氏との蜜月はつとに有名。

その関係についてかつて藤木氏は、 

「(菅氏は)官房長官になっちゃったからね。昨日まで一緒にお茶飲んだり、ところてん食ってた間柄だったのが、ヘッポコ市会議員から国会議員、官房長官となった。だから、昔を知ってた連中からすれば、“権力ボケ”と見られちゃうわけ……」などと、語っていたことがある。


警察官友の会トップ


 そんな藤木氏は2019年、政府与党との全面対決を宣言し、野党支援に舵を切る。きっかけは与党が進めるカジノ構想だった。藤木氏は「博打は許さない」と主張して、「反権力」へと転身したのである。 

 昨年の横浜市長選では野党統一候補をサポートして勝利に導き、その後の衆院選でも神奈川2区で菅氏と敵対する野党統一候補の応援を買って出た。 

 その決起集会では、「私は昔、共産党員だった。優秀な党員だった。本当だったら共産党の委員長ですよ」「野党は偉い。統一を組んだ。共産党は一番偉い。野党が統一したら、腐った自民党なんか倒せる。私は神奈川県の自民党第1号で、今でも自民党員だから言う」などと訴えたのだった。  

これに反応したのが、他ならぬ神奈川県警だった。

 「藤木さんは地元の顔ですから、歴代の県警トップが着任時には必ず挨拶に出向くことになっています。それに加えて、藤木さんは警察官への支援活動を展開する『神奈川県警察官友の会』の会長をずいぶん長く務めていることもあって、県警は物心両面でサポートをしてもらっているんです。コロナ禍では消毒液やマスクなど、友の会から色々ともらっていましたね」  

と、神奈川県警の関係者。

「神奈川県警察官友の会」とは、1972年に設立された任意団体だ。 「影響力が抜群の藤木さんが野党色を鮮明にしたことで、県警上層部としてはあまり波風を立てて欲しくないなぁと思っていたようです」(同)




ドキュメンタリー番組に“主演”



 そして藤木氏はついにと言うか満を持してと言うべきか、『赤旗』(2022年1月30日号)にも“登場”を果たした。

民教協(民間放送教育協会)スペシャル『ハマのドン“最後の闘い”-博打は許さない』というドキュメンタリー番組の番宣で、担当したテレ朝のディレクターが思い入れを語るという1ページの記事。横浜で計画が進んでいた『カジノ阻止訴えた保守の重鎮』とか『なぜ政権に反旗』などといった見出しが並んでいる。

近年ソフト路線を行く共産党とはいえ、いや、ソフト路線を行くからこそ、その実体が見えづらくなっていると言えるでしょう。革命の旗をおろしたわけではありませんから、警察としては監視を継続しており、今回の藤木さんの登場についても本部長へすぐに情報があがった模様です」(先の県警関係者)

  警察官友の会のトップでありながら、共産党と気脈を通じるような行動を見せる地元の顔役に県警も困惑気味のようだ。

「自らが会長を務める横浜港湾協会の年始の会では、藤木さんが“山中市長の後援会を発足させ、会長になる。市議は全員、後援会に入れ”と号令をかけたようですが、もちろん自公系の市議は反発しています」(同) 

 藤木氏の動向と直接の関係はないのだが、神奈川県警察官友の会を巡っては、先月27日、副会長を務める藤沢市内在住の会社役員の男(82)が神奈川県警に強制わいせつの疑いで逮捕される事案も発生している。県警としては悩ましい日々を過ごしているようだ。 デイリー新潮編集部




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

村主章枝 ロシアでは「強くなければ生き残れない」 コーチに言われたら「飲むでしょう

2022年02月18日 08時01分37秒 | 社会のことなど
村主章枝 ロシアでは「強くなければ生き残れない」 コーチに言われたら「飲むでしょう

2022/02/17(木) 15:00:13.

2/17(木) 13:55配信
東スポWeb


村主章枝氏(東スポWeb)



 元フィギュアスケート選手の村主章枝氏が17日、フジテレビ「バイキングMORE」に出演し、フィギュアスケートのカミラ・ワリエラ(15=ROC)のドーピング問題について語った。

 村主氏は現役時代、口にするものについては非常に神経を使ったといい「ファンの方にいただいたお菓子も食べなかった」ほどだという。

 多くのトップアスリートはそれほど気遣っている中、ワリエワが周りに勧められたものを気軽に口にするかどうかが疑問だが、ロシアで競技の勉強していた経験から「ロシアの15歳くらいの選手はそれこそ、学校とリンクの往復しかしていなくて、信頼できるのはコーチくらいしかいない。なので、例えばコーチから『これを飲みなさい』と言われたら、飲むでしょう」と私見を述べた。
 
  さらにロシアがこれほどドーピングがまん延している要因の一つとして村主氏は指導方法の違いをあげた「例えば日本は才能を伸ばすための育成型。ロシアは選抜型と言われる。ロシアは強くなければ残れない。結果重視の育成方法というのもある」と指摘。生き残るために、どんな手段を使っても…という土壌があるとした。 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悠仁さま 筑波大付属高受験 東大合格も視野に

2022年02月18日 06時03分45秒 | 社会のことなど
将来の天皇候補の方が東大を目指し、受験競争に参加することは結果にかかわらず好ましくない。最初から学習院に行かれてた方が良かったのでは」(宮内庁関係者)


2/14/2022



 秋篠宮家の長男・悠仁さま(15)が13日、東京都文京区の筑波大付属高(筑付高)で入学試験に臨んだ。現在通っているお茶の水女子大付属中(お茶大付中)は高校から女子校になるため、外部進学する必要があり、注目されていた。 


 この日受験した筑付高は全国屈指の難関校。東大進学実績も現役・浪人合わせて毎年30人前後で全国の上位に入っている。最近は老朽化した校舎の改修工事が進められ「悠仁さま受け入れの準備なのでは」と保護者の間でささやかれていた。 

 約5年前、筑付とお茶大付には「提携校進学制度」が設けられた。秋篠宮家を巡って、長女眞子さん(30)と小室圭さん(30)の結婚に際して皇室の「特別感」に対する世間の風当たりが強まった中「悠仁さまは“特別ルート”を使うのか」という批判も出た。悠仁さまがこの制度を利用したかは明らかになっていないが、一般入試前に該当する生徒は合否が判明するとされている。

  悠仁さまが筑付高を受験した理由を、皇室ジャーナリストの近重幸哉氏は「環境や立地の利点が大きい」と推測する。筑付とお茶大付は道路を挟んで向かいに位置。「同じルートで通学でき、警護も現在の体制を継続させることができる」と指摘した。学力についても「非常に高い」といい「筑付高へ入学しても後れを取ることはないと言われている」と語る。


  さらに「東大合格」も理由の一つとみられている。宮内庁関係者は「紀子さまの父親で学習院大名誉教授だった川嶋辰彦さん(昨年11月死去)も弟さんも東大卒。そのため、紀子さまには悠仁さまも東大に入れたいというお気持ちがあるようだとささやかれている」と話す。

一方「将来の天皇候補の方が東大を目指し、受験競争に参加することは結果にかかわらず好ましくない。最初から学習院に行かれてた方が良かったのでは」(宮内庁関係者)という声も漏れる。 

 実績ある高校として進学先候補になった筑付高。進学校である一方で、自主性や創造性を尊重するのびのびとした校風。「受験指導に特別力を入れていないことも特徴。浪人することへの抵抗感も薄い」(筑付高OB)という。

紀子さまの願い通り、東大行きの切符を手に入れられるかは入学しても保証はなさそうだ。一般入試の合否発表は16日。皇位継承順位2位の悠仁さまの高校、そして大学の進路が今後ますます注目される。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする