ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

昔の京阪電車、石山坂本線~260型と350型

2020-08-28 21:23:28 | 京阪電車
ブログネタがないとき出てくる、昔の電車シリーズ。
今夜は昭和の終わりころの京阪電車石山坂本線です。

当時の石山坂本線、略して石坂線、地元訛りで「いっさか線」。
大正、昭和初期の古典電車の電装品を使用し、車体だけ新しいものに載せ替えた260型や350型電車が主役でした。

車体は今風だけど台車を見ればわかる。ブリルやボールドウィンといった超古いアメリカ製のイコライザー式台車。
一部の台車は、古典的な価値が認められて260型廃車後、アメリカに里帰りし、鉄道の博物館に展示されているそうです。

滋賀里付近の上り急こう配をつりかけ式の爆音とどろかせながら走る260型電車です。
260型は電制(発電ブレーキ)付きだったので急こう配連続の京津線にも入線可能。
電制(回生ブレーキ)&冷房付きカルダン式の600型に混ざって、
通勤ラッシュの増発便には京津線運用もあり高校の帰りは260型を狙って乗車したものです。

260型の4次車と見た目が同じなのが350型電車。
でもこちらは電制がないので京津線運用はなく、比較的平坦な石山坂本線専用。

京津線・石山坂本線合流部の併用軌道を浜大津駅に進入する350型電車です。

こちらは4年前、平成の石山坂本線。

600型と700型で運用中。車体だけ少し新しかった260型、350型…
戦前製の電装品や台車を新品に交換し、車体改修の上で冷房付きにした車両です。