blue sky diary

子育てと仕事、時々趣味の何気ない日々の日記です。

次女の一つの問題

2023-10-07 23:58:40 | 日記

弓道の大会で、他校の横暴に憤慨し、やっと奮起したかに見えた次女でしたが、もう一つ抱えていた問題にぶつかり、意気消沈してしまっています。

問題と言うのは、夏休み前に遡ります。

クラスで、秋の文化祭に向けて、合唱コンクールの話し合いが行われました。

発表の曲が決まり、いざピアノの伴奏者を決めようとなった時に、誰も嫌がって手を上げなかったらしいのです。

ピアノを習っている子も何人かはいたようなのですが、誰もやりたくはなかったようで、行き詰ったクラスメートは、なぜか、次女はどうなのだ?という雰囲気になったそうなのです。

そして、次女、何を思ったか、手を挙げてしまったそうなんです(笑)

帰宅してから次女は、みんなのために何とかしたかったと話したのですが、私は腰を抜かすほど(笑)驚きました。

だって、次女はピアノを習ったことなど無かったのです。

私もピアノは弾けませんから、教えることも出来ません。

無謀な事この上ありません。

でも、その時の次女は、頑張れば出来るような気がしていたようです。

担任の先生からも、他の学校で、ピアノを弾いたことのない子が、クラスメイトの応援を受けて頑張り、1曲弾けるようになったと言う話で応援されて、ものすごくその気になってしまっていたんです。

「おれはやるぞ!きっと出来る!頑張るぞ!」

って、自分を鼓舞していました。

次女は自分のことを「おれ」って呼ぶんです(笑)

いや、そんなことより、ピアノが弾けないからこそ、次女は、曲の難しさが判っていなかったんですね。

次の日から次女は、部活のほかに、休み時間を使って、音楽の先生か、弓道部顧問で1年生主任のA先生にピアノを習い始めました。

自宅にも長女の電子ピアノがありますから、それを借りておさらいをする毎日。

そして、だいぶ頑張ったのですが、とうとう自分の技量ではまるで太刀打ちできないことに気付いてしまったのです。

挫折してしまったんですね。

やれるだけ頑張ってみたら?と言っても、どうにもならず投げ出してしまい、夏休みが終わった後も、音楽の授業がある日はずっと休んでいます。

担任の先生も、学年主任のA先生も、そのことは私よりも判っていたので、みんなには次女が頑張ったけれど力が及ばなかったことを説明してくれており、伴奏はCDでやろうと言ってくれています。

みんなもそれで割り切って練習しているようなのですが、次女は気まずいのか、何か他にもあるのか、音楽のある日は登校しようとしないのです。

当然、部活も途切れてしまうので、せっかく矢が当たるようになっても、休み明けは当たりません。

先輩にも迷惑をかけていると思います。

合唱コンクールのある秋の文化祭はもうすぐです。

「〇〇祭は出るの?」

って、ずばり訊いてみても、

「どうしようかな」

なんて、のらりくらりで・・・

このピアノの伴奏を乗り越えたら、何かが変わるような気がするんだ、などと言っていた次女ですが、出来なかったという現実を受け入れて、クラスメイトに説明する困難を乗り越えないと、何も変わらなくなってしまうと思うんです。

その勇気が、今は無いようです。

それでいいのかなあ・・・

文化祭に参加せず終わって、何もなかったように登校するのって、ちょっとダメですよねえ。

逃げ癖がついてしまいます。

かといって、どう話せば、次女が前向きになるのか、この状況ばかりはさっぱり分からないのです。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長女もやる気を出す

2023-10-07 00:42:05 | 日記

今日は、カラッとした秋晴れの一日でした。

稲刈りはまだまだ終わってはいないので、今日出来ると良かったのですが、肝心のコンバインが壊れてしまったのです。

修理すればなんとか使えますが、機械店によれば寿命がきていてあちこち直すところがあって、買い替えを勧められました。

亡くなった父親も、そろそろ買い替えをするつもりで夫にも話していたらしいので、新しく購入することは構わないのですが、今期は悪いところを修理してもらって使い、来年新しくすることにしました。

ただ、修理に出していますがまだ部品の交換も終わってはいないようで、帰ってきていません。

この時期、機械店も大忙しですから、時間がかかるのでしょう。

仕方なく、夫は草刈りをしました。

長女も手伝いをしています。

稲刈りが始まる時に、夫一人ではどうにもならないことを聞いていて、長女も自分なりに思うところがあったのかもしれません。

当然のように、長女も手伝いを始めました。

もちろん、夫の兄弟や叔父さんまで頻繁に来てくれています。

長女は、義兄のコンバインの操作を教えてもらって動かしたり、芝刈り機タイプの草刈り機を器用に使って、田んぼ周りの草を刈ったり、田んぼの中まで入って大きな雑草を抜いて歩いたり、毎日フル回転です。

私も夫も、長女がそんなに働くとは思っていなかったので、とても驚いています。

高校へは、月に1~3日ほどの日曜日だけの登校ですので、平日はレポートを仕上げる他はスマホでゲームばかりしていました。

それも、遅く起きて、夜中まで。

ところが働き始めたら、誰にも言われなくても早寝早起きをして、連日、夫の言うことを聞いて農作業をしています。

対人恐怖症で、バイトは絶対嫌だと言っていたのですが、農作業は合っているのか生き生きと働いています。

誰にでも得手不得手はあるものですね。

イラストレーターのような仕事がしたいと、絵の練習はしているのですが、それをどう仕事に繋げるか行き詰っていたようでした。

それが、農作業のほうは、親や親戚が教えてくれているとはいえ、すんなり馴染んでいるようです。

この先、やりたいことと出来ることを、どのように区別して仕事に繋げて行くか、その第一歩を踏み出したのかなあと思います。

先日は、義叔父が突然来て、庭木が鬱蒼としてしまっているからと、背丈を低く刈り込んでくれて、また、枝を間引いてすっきりさせてくれました。

長女はその落ちた枝や葉を熊手で集めて、背丈ほどもある小山をつくりました。

虫に刺されながらも庭中の木を刈り込んでくれた義叔父にも感謝ですが、長女もよく根気よく落ちた枝を集めて、庭をきれいにしてくれたなってもう、びっくりしました。

長女、やっとやる気を出したのかな?

私は夫と二人で、長女にお小遣いをたくさんあげないとならないねって話しました。

バイト代として(笑)

それに今日の午後は暇が空いたので、長女と出かけて秋冬もののパーカーを買ってあげて、また、ワークマンのお店で作業着の可愛いのを買ってあげました。

長女もノリノリで、サロペットや小物を選んでいました。

稲刈りが終わるまで、長女も手伝いを続けるつもりらしいです。

夫は、跡取りが出来たって喜んでいます。

あとは、コンバインがいつ、修理を終えて帰ってくるか、それで予定が決まります。

刈り取りが終わっていない最後の田んぼには資料米が植えてあり、茎がとても固いので、義兄もコンバインを貸してはくれないのです。

コシヒカリなどとは違い、コンバインの刃を痛めてしまいますから。

夫は会社を一週間休んで作業していますが、もう一週間休みを取らないとならないようです。

一時は会社を辞めることも考えたようですが、叔父さんに止められて、辞めるのを止めたみたいです。

そのうち、「辞めるのを止めるの止めた」とか、コマーシャルみたいなこと言い出さないかなと思っていますが、最終的には自分の判断ですので、放っておくことにしました。

今は、稲刈りを早く終わらせることに集中します。

もう終わってしまっているところが多いのですが、我が家の田んぼばかりではなく、近所の分もやっていたので、かなり遅くなってしまっているのです。

危機的状況ではありますが、おかげで長女が奮起してくれたので、結果的には良かったのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする