里の家ファーム

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甘いものの摂取と花粉症の深い関係

2017年02月04日 | 健康・病気

             MYLOHAS編集部 - MYLOHAS - 2017年1月25日

 

   春の声が聞こえはじめると、頭を悩ませるのが花粉。関東は少なめの予報が出ているようですが、西日本、なかでも京阪神地方は4年ぶりの大量飛散とも予想されているようです。マスクや薬が手放せない人も多いでしょう。そこで、ちょっと気にしてほしい食べ物があります。それはチョコレートやクッキーなどの甘いもの。これらに含まれる糖質と花粉症には、深い関係があると考えられています。

   花粉に触れることで起こる、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの反応。これらを抑えるためにがんばっているのが、腎臓の上にある臓器、副腎皮質から出ている、コルチゾールというホルモンです。

   コルチゾールは、アレルギー症状を抑えるほかにも多彩な仕事をしています。そのひとつが、血糖値のバランスを整えることです。血糖値はふだん、一定に保たれていますが、甘いものをたくさん食べると、血糖値はグンと急上昇。上がった状態を正常に戻すために、さまざまなホルモンが使われます。コルチゾールもそのひとつです。こうした状態が続くと、おかしの食べ過ぎで上がった血糖値のために、コルチゾールがムダ使いされてしまうという悲しい事態に......。

おやつを食べるなら、くるみをチョイス

   そこでおやつが食べたいなら、ナッツ類を取り入れるのも手。なかでもくるみをチョイスすれば、炎症をおさえるオメガ3も豊富です。食べたいストレスを抱えすぎてしまうのも、コルチゾールのムダ使いにつながってしまいます。どうしても甘いものが食べたいなら、糖質オフスイーツも発売されているので、上手く活用するのもいいかもしれません。

   食事のときはタンパク質をしっかりとるようにすると、皮膚や粘膜のバリア機能アップに役立ちます。とくに肉や卵には鉄も多く、粘膜強化に貢献。つらい時期も栄養の力を借りて、できるだけスムーズに過ごしたいものです。


 砂糖がさまざまな病気の引き金になっていることを以前「砂糖病」ということで紹介しました。体の調子があまりよくないという方は是非「減糖」を。減塩はよく言われますが、良い塩は必要でありそれよりもまず「減糖」です。