里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

積雪

2016年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜から積もり始め、今朝の状況です。

 

根雪になるのは例年22日か23日頃。
まだ早いのだが、週間天気予報を見ても、あまり気温の上がる日はない。
最低気温はー2.3℃、最高気温が5.6℃です。
道路の雪は消えても、畑の雪は残るかもしれません。
ハウスの中の色のつかないカラーピーマンやパブリカをコンテナに一つくらい自家用に確保。
年末まで食べれます。
寒さにあたったせいか、青くても甘い。
生でドレッシングをかけてバリバリと食べます。
明日もハウス内の片づけです。


ゼロ葬

2016年10月29日 | 社会・経済

マネーの達人 2016.10.27

   921NHKで放送された「クローズアップ現代」という番組で「あなたの遺骨はどこへ 広がる『ゼロ葬』の衝撃」というテーマで、現代の葬儀事情を特集していた。

テーマを見ただけで筆者のみならず普通の人なら大きな衝撃を受けることだろう。家族が葬儀もせず、遺骨も引き取らず、そして墓も作らないことを『ゼロ葬』と業界では呼んでいるとのこと。

現代の家族の在り方を、弔いの現場からみた取材が大変興味深く、自分自身の弔いやお墓、遺骨の扱いについて深く考えさせられる番組であった。

番組を視聴してまず驚いたのは、これまでのように、亡くなった人を家族の手で埋葬するのではなく、遺骨を引き取る新たなサービスを最近利用する人が増えているということだ。

ある葬儀会社による遺骨引き取りサービスには、以下の3つがあるようだ。

 ・ 預骨(よこつ)…墓が用意できるまで一時的に預かることが預骨

・ 迎骨(げいこつ)…家まで遺骨を引き取りに来てくれるサービス

・ 送骨(そうこつ)…宅配便で送るだけで合同のお墓に埋葬してくれるサービス

   遺骨を宅配便で送ることに法的な問題はないようだが、遺骨を物のように取り扱うことに個人的には抵抗感を禁じ得ない。

人間誰しもがいずれ死ぬし、死んだ後には遺骨が残る。

「いずれ自分自身が亡くなれば家族が葬儀を行ってくれ、火葬後の遺骨はお墓に納めてくれる」という考え方がこれまでは一般的であったが、その考え方があたりまえという時代ではもはやなくなってきている。

 遺骨を預けたまま音信不通となるケースも

   番組では、高齢の母親の介護や医療費がかさむ中、亡くなった父親の墓を買う経済的余裕がなく、やむなく葬儀会社の「預骨」サービスを利用(保証金3万円で預けられるという手軽さゆえ)している男性が紹介されていた。

   遺骨の預かり期間が終了するまで、お墓を準備することができればいいのだが、それができなければ、預けた遺骨は引き取り手のない他の遺骨とともに合同墓で埋葬されるとのことだ。

「預骨」で遺骨を預けたまま音信不通となるサービス利用者は少なくないようである。

合同墓で40体もの遺骨が一斉に埋葬される様子を映像で見たとき、筆者は本当に胸を突かれる思いがした。

「預骨」というのは、遺骨を一度引き取る人がいるケースであるが、遺骨の引き取り手が全く見つからずに、自治体の無縁墓地などに埋葬される遺骨が近年増えているとうことにも驚いた。

埼玉県さいたま市の例では、無縁墓地に埋葬された遺骨が2003年は33件だったのものが、2015年には188件と6倍にも急増している。

 背景にある社会的な変化

 死亡年齢の高齢化

   このような背景の一つに、『死亡年齢の高齢化』があると番組出演者のシンクタンク研究員が分析していた。

90歳以上で亡くなった人の数が2000年には約12万人だったものが、2014年には約30万人へと年々増加しているとのこと。今の日本は、亡くなっている人の5人に1人以上が90歳以上という計算になる。

そうなると、90歳代で亡くなった人たちのお子さんは60歳代後半~70歳代の高齢者で既に年金生活者になっていることが想定される。

彼ら(彼女たち)は自分たち自身の医療や介護に非常にお金がかかっていて、結果として親の葬儀代やお墓の費用が払う経済的な余裕はないという事態が生じる。

 生涯未婚と熟年離婚の増加

   無縁墓地に埋葬される遺骨が増えているもう1つの背景には、『生涯未婚の人と熟年離婚が増えている』ことがあるという。

生涯未婚であれば配偶者や子供はいないので、自身が亡くなったら誰が弔うのかという問題はおのずと発生する。生前に親しく交流をしていれば、甥や姪が葬儀や墓の面倒を見てくれることもあるかもしれないが、あまり期待はできないであろう。

また、熟年離婚をした場合、自分が死んだとき別れた元夫(元妻)が死後の面倒をしっかり見てくれるのだろうか?

ライフスタイルはもちろんのこと、家族の形が多様化している現代社会において、自分自身が亡くなった際、配偶者(元夫、元妻を含め)や子ども、あるいは親類が葬儀やお墓の世話を本当にしてくれるのだろうか…と深く考えさせる番組であった。

 死後に発生する諸問題に、しっかり向き合っていく 

   老後の親の介護や自身の老後生活への不安といった問題については、筆者もFPとして相談者には資金プランの面で様々な助言をさせて頂いている。

しかしながら、相談者が亡くなった後の遺骨やお墓をどうするかという問題、つまり『老後のあとの問題』を意識することはほとんどなかった。

死後に発生するかもしれない諸問題に、しっかり向き合っていくことの大切さをあらためて認識した次第である。2025年には団塊の世代が全て後期高齢者となる。

世界でも類を見ない超高齢時代を迎える日本では、家族がいないから自分自身の介護や葬儀、お墓のことを悩んでいる人だけでなく、「家族がいても悩む」という時代がやってくることは間違いないであろう。(執筆者:完山 芳男)


病気のこと、お墓のことなどの話題がきになるお年頃になってしまった。あしからず。
親の「死」を経て様々な「不合理」を体験した。
新時代の埋葬、弔い方についてもっと議論すべきだろう。


いじめ・不登校

2016年10月28日 | うつ・ひきこもり

いじめ

過去最多15年度22万件 学校間で認知に差

   毎日新聞2016年10月27日

 全国の小中高校と特別支援学校が2015年度に認知したいじめは22万4540件(前年度比10.4%増)で過去最多となったことが、文部科学省が27日公表した問題行動調査で分かった。全校種で増加していた。文科省は学校が積極的にいじめを見つけた結果とみている。

  一方、各都道府県の児童生徒1000人当たりの認知件数の差は最大26倍あり、1年間で1件も認知しなかった学校も36.9%あった。文科省はいじめのとらえ方に差があるとみて指導を強化する。

 調査は全国の国公私立の小中高校と特別支援学校が対象。昨年度に認知したいじめ件数や内容などを聞いた。校種別は小学校15万1190件(同23.2%増)▽中学校5万9422件(同12.2%増)▽高校1万2654件(同11.0%増)▽特別支援学校1274件(同32.3%増)。

 いじめの内容(複数回答)は「からかいや悪口」が63.5%で最も多く、「遊ぶふりをしてたたく、蹴る」22.6%、「仲間はずれ、集団による無視」17.6%--の順。高校は「パソコンやスマートフォンで誹謗(ひぼう)中傷される」が18.7%と目立った。

 いじめで心身や財産に重大な被害が生じたり、長期欠席したりする「重大事態」は313件(同30.3%減)。自殺した子供は214人(同7.8%減)で、うちいじめの問題を抱えていたのは9人(前年度5人)。進路の悩みや家庭不和などが目立った。【佐々木洋】

 

文科省調査

不登校の小学生2万7581人 過去最多

   毎日新聞2016年10月27日  

「90日以上」半数近く

 27日発表された文部科学省の問題行動調査で、年間30日以上欠席した不登校の子供は小学校が2万7581人(前年度比6.6%増)と過去最多になった。中学校は9万8428人(同1.4%増)、高校は4万9591人(同6.7%減)だった。

 また、今回の調査で不登校の子供の欠席日数を初めて調査したところ、小中学校の57.4%が90日以上だったことが明らかになった。90日は年間授業日数の約半分にあたる。不登校の子供の半数以上が長期間学校を休んでいる実態が裏付けられた。

 文科省はこれまで、30日以上欠席した児童生徒を不登校として数えてきたが、実態を詳細に把握するために今回は日数を調べた。

 その結果、90日以上が小学校で45.0%▽中学校で60.9%▽高校で23.4%--に上った。出席日数が0日の「完全不登校」は、小学校で2.5%▽中学校で3.8%▽高校で2.0%--だった。

 不登校の要因についてはこれまで学校が回答してきたが、今回は可能な限り本人や保護者に聞き取りした。小学校で最も多かったのが「不安傾向」で33.7%。「無気力傾向」が28.6%だった。

 中学・高校は「無気力」が最も多く、中学が30.6%、高校が36.1%。「不安」は中学で29.7%、高校で21.8%。不安の内訳で最も多かったのは「進路」だった。

 スクールカウンセラーを務める諸富祥彦・明治大教授(心理学)は「思ったよりも完全不登校が少ない印象だ。校外活動などの行事だけ出席する子供は多いが、こうした不登校は学校側の対応次第でかなり減らせる。休むことに慣れてしまうと長期化するので、病欠が3日以上続いたらカウンセラーを派遣するなどの早期対応が何より重要だ」と指摘する。

 一方、生徒同士や教員などに対する暴力行為の発生件数は5万6963件(前年度比5.0%増)あり、小学校は1万7137件(同49.4%増)で過去最多。暴力を伴ういじめはいじめと暴力行為の両方に計上することになっており、いじめの認知が進んだ結果、暴力件数も増えたとみられる。【伊澤拓也、佐々木洋】


「いじめ」が減るどころか増えています。
子どもたちの「遊び」に問題があるのではないでしょうか?
自然の中で、感受性をはぐくみつつ人と人との関係を築いていける「遊び」が必要なのではないかと思います。
現役世代の大人たちではなく、その上の世代の出番でしょう。


クスリ

2016年10月27日 | 日記・エッセイ・コラム

これまでは結構健康的に過ごしてきた。
ほとんど薬などは飲んだことがなかった。
今年になって腰を悪化させ、しびれや痛みが治まらず、強い薬を処方されたのだろう。
とにかく眠い。
頭がもうろうとして運転も危なく感じたので薬を変えてもらった。
少し良くなった。でも腰の方はさっぱり進展がない。
手術も考えなければならないといわれた。
この医者は薬と手術だけで直そうとしている。
近くの整骨院へ行ってみる。
まだ若い30代だろう。
日本体育協会公認アスレチックトレーナーの資格を持つ柔道整復師。
電気治療の後、筋肉のひずみをチエックしたり、腰に負担をかけない筋力づくりなど指導してくれる。
ほぼ1日おきに、しばらく通うつもりだ。


荒れた天気に

2016年10月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は朝から雨になり、昼過ぎには雷がひどかった。
家が振動する大きな雷だった。
PCも危ないと思い、プラグを抜きましたが停電にもならず、おさまったようです。

 1年前のブログ記事が送られてきました。
強風によりハウス3棟が全壊した日でした。
メインのミニトマト栽培も半減し、腰痛も悪化させてしまいました。
何より、精神的ダメージが大きかったようです。


久々のいい天気!ヤーコンについて

2016年10月25日 | 野菜・花・植物

 雨も雪も降らない、久々のいい天気になりました。
ハウスの中は、今朝の最低気温0、最高気温32度になりました。
少しでも日が差してくれたらいいのですが・・・
明日からはまた雨です。
おかげで気温は少し高めですが、その後はまた氷点下となるようです。

今日、ようやくヤーコン堀終わりました。(上2枚)
下は菊芋です。

ヤーコン

 ヤーコンはシャキシャキとした梨のような食感、ほのかな山菜のウドの香りがします。皮をむいたら水につけ、変色するのを抑えてください。さらす時間は短時間で、ポリフェノールが溶け出し、水がインクの色(?)になってしまいます。短冊に切ってそのままお好きなドレッシングでいただいてもいいですし、千切りにしてポテトやキャベツと一緒にサラダとして食べてください。また酢の物にも良いかもしれません。きんぴら風に炒めても美味しいです。その他に、粕漬け、塩麹漬けなどにしても美味しいですよ。いろいろとお試しください。良いレシピありましたらぜひご紹介ください。

 調理する直前まで洗わないでください。貯蔵は、乾いた新聞紙に包み冷蔵庫で。湿気は避けてください。

  ヤーコンの効用

  ヤーコンはオリゴ糖の王様といわれ、血液中の脂質改善と腸を元気にする便秘解消効果があります。ワインやブドウに含まれる抗酸化性物質(ポリフェノール)が含まれ、老化や病気の原因となる活性酸素を除去する作用があります。ヤーコンのポリフェノールは血糖値を下げる物質です。
 糖尿病予防や動脈硬化予防、体内の酸化防止などが期待されます。
 ヤーコン+ヨーグルトの相乗効果には驚く効果が期待されます。
ヨーグルト等乳酸菌が胃酸や胆汁で死滅したとき、死菌から遊離された菌体成分が吸収されて、生体の免疫機能を刺激して感染やガンに対する抵抗力を高めたり、肝機能を促進することが考えられます。

 腸内の有害物質の無毒化に関与か。

 便秘や下痢の改善、治療に有効な食物繊維は腸内の内容物を和らげ善玉ビフィズス菌を活性化させ便秘解消や大腸がん予防に効果があります。さらに発癌抑制の機能を高める活性酸素除去食品でもあります。
 すっきりした自然の甘味で、まさに天然の糖です。
このオリゴ糖はヒトの消化酵素や消化器官分解・吸収されにくい性質を持っています。これを難消化性といいます。ほとんどが消化・吸収される一般的な糖類やそのほかのオリゴ糖とは異なり、ヤーコンのオリゴ糖は分解されないまま大腸まで到達します。一見なんの役割も持たず、栄養にもならないでそのまま便と共に排泄されるのではないかと思われるのですが腸内細菌に利用されて、炭酸ガスや細菌の菌体成分として代謝されます。
 フラクトオリゴ糖はビフィズス菌を活性化し、悪玉菌を抑制し、腸内細菌のバランスを改善し、便通または便の状態を変化させ便秘を改善します。100~150g/日

  高齢者の食事にも最適な活性酸素除去食品です。

 水溶性食物繊維を多く含み腸をきれいにして便秘解消改善の効果を発揮し、ファイトケミカル(機能性成分)のポリフェノールとオリゴ糖を同時に摂取して、動脈硬化の予防、糖尿病の血糖値やコレステロール値を下げるなど大腸ガンの予防効果もあります。
 メタボリックシンドロームにも効果的。 

 世界中の野菜の中で最もフラクトオリゴ糖を含む食品で、糖尿病予防の切り札として世界が注目している健康野菜です。

  ヤーコンと各種飲料のポリフェノール機能性成分含有量(100g)。
  飲 料 ポリフェノール(mg)
    ヤーコン203 ,赤ワイン200,緑 茶50,リンゴジュース25,
     白ワイン25、 ブドウジュース 15
  この様にヤーコンは栄養機能性がいっぱいです。

  ヤーコンは究極のダイエット野菜と言われるほどヘルシーな野菜です。普段の食事から効果的に摂取することで余分な贅肉を落としつつ健康な身体を維持しましょう。

 ヤーコンの主な栄養素と働き

 フラクトオリゴ糖は知られている野菜NO1

  ヤーコンは“オリゴ糖の塊のようなお芋”と言われています。フラクトオリゴ糖は虫歯菌の栄養源にならないため、虫歯になりにくい性質があります。また、人間の消化酵素や消化器官では分解・吸収されにくい性質を持っているので低カロリーです。
 一方で、大腸内のビフィズス菌など乳酸菌類の餌となり善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすなどの整腸作用があり、ダイエットに非常に高い効果がある事がわかっています。そのほかにも、血中総コレステロール・中性脂肪・血糖値・血圧を低下させる働きもあります

 豊富なポリフェノール

  ポリフェノールは酸化を防ぐ強力な抗酸化物質の成分でもあるので 、血液中の悪玉コレステロールの酸化を押さえ動脈硬化や血管の老化を防ぐ働きがあります。
また 一緒に含まれるクロロゲン酸やフラボン類と共に活性酸素の除去に効果があり、発がん予防や老化防止にも役立ちます。

 ミネラル、 カリウム、 カルシウム、 マグネシウムなどのミネラルも豊富、カテキンも含む

  これらのミネラルには体内のナトリウムを排出する働きやカルシウム吸収作用、腸の弛緩剤としての働きの他、高血圧の改善などにも効果があります。

 

 


みかん、大人4個、子ども1個

2016年10月23日 | 健康・病気

危ないミカン、柑橘類。

20140404 | 健康・病気 過去記事ですが・・・

 台湾が日本産みかんを廃棄、EUが禁止した危険農薬検出、

                                         1個で子どもに健康リスク

   今年2月、台湾に輸出された日本産みかんから多量の農薬「メチダチオン」が検出され廃棄処分となった。子どもが1個以上食べると急性参照用量を超える残留量だった。欧州連合(EU)はこの農薬を2004年に使用中止とし、2012年には輸入モノの基準値を日本の250分の1にまで厳しく下げた。ところが、消費者の健康より農家・農協の利益を重視する日本は、台湾の5倍、EU250倍という甘い基準を放置。その製造元・スイスのシンジェンタ社は、世界的な使用量減少で2011年に製造中止したが、日本国内だけは全農(JA)が登録・製造・販売の権利を買い取り農家に提供し続けている。5大産地県の農協に取材すると、いずれもメチダチオンを使用。安心をうたう生協&宅配業者の間でも、「大地を守る会」は不使用、「らでぃっしゅぼーや」は使用、など対応が分かれた。

 今年の26日に台湾で日本産みかんからメチダチオンという農薬が1.4ppm(みかん1㎏あたり1.4㎎検出された。台湾での残留基準は1ppmだったため、廃棄処分となった。

   ミカンの国民全体の最大摂取量(※一度に食べる量)は326.4g(大体34個分)に設定されており、その量を食べた場合、急性参照用量(ARfD)1.35倍になる。16歳の小児に限定した場合、3.8倍にもなり大幅に超過する。 

 大人の場合、だいたいLサイズのミカンを4個、子どもではLサイズ1と少し、で健康への影響が懸念されることになる。

◇日本のみかんの残留基準値では摂取許容量の4.8倍超過

 このメチダチオンという農薬の、日本でのみかんへの残留基準値は5ppm(みかん1㎏あたり5㎎)だ。

 台湾の基準値は1ppmであったため廃棄処分にされたが、同じものが日本で売られていても、違法にはならない。

   ミカンは皮をむけば大丈夫では?と思われるかもしれない。確かに残留農薬は皮の方に多く残っていると考えられる。しかしこの農薬メチダチオンは浸透性があり葉から植物の中に入って殺虫効果を持続させる。下記に紹介する欧州連合(EU)での評価でも、皮を取り除くことでの農薬の減少率のデータが無いので、安全側に立って減少率なしと仮定して評価してある。ちなみに日本の残留農薬検査法では、みかんだけは皮を向いた可食部で検査することになっている。台湾の検査法がどうなのかは不明だ。   

    EUでは残留基準値を250分の1に

 そもそもこの農薬は世界的には使用削減の方向にある。欧州連合(EU)では2004年に登録を抹消し、使用できなくなった。ただその後もEUでは、輸入かんきつ類に対する残留基準値は、日本と同様の5ppmが設定されていた。

  しかし2010年に人への健康影響を再評価したところ、5ppmでは急性参照用量やADIも超えてしまうことが判明。2012年に残留基準値を大幅に引き下げた。かんきつ類の残留基準値は250分の1である0.02ppmにまで引き下げられた。

 ◇世界的には製造中止も、日本だけ全農が製造販売続行

 世界的に使用量が減少したため、製造メーカーのスイスのシンジェンタ社は、2011年に、製造中止を発表した。

  しかし、なぜか日本でだけは、販売が続いている。と言うのも全国農業組合連合会(全農)が、このメチダチオンは、日本のかんきつ類などの果樹栽培や茶栽培でのカイガラムシ防除には必須だとして、日本での登録・製造・販売の権利を20121月にシンジェンタ社から買い取ったのだ。

  201210月からは、全農の子会社であるクミアイ化学工業()が製造し、全農を通じて販売し続けている。農業協同組合新聞では、その農協の対応の早さをほめたたえる記事を掲載している。

  全農は日本の農産物は世界一だと豪語するが、ミカンは世界一危険かもしれない。消費者の安全より農家の利便性を優先するJAの体質がよく表れている。

◇有田みかんも愛媛みかんも「メチダチオン」使用

 食品添加物と違って、栽培中の農薬の情報は、商品には表示されていない。消費者としてはどのような対策が可能だろうか?

生活クラブ生協のでは契約生産者グループの7グループ中6グループで不使用ということだそうです。商品に表示されているかどうかわかりません。


ブドウの美味しい季節。

2016年10月22日 | 健康・病気

MyNewsJapanより一部

 20日の記事の続きになるが、日本の通常栽培でも、既に動物実験で尿道下裂を起こす結果がでている殺虫剤「ピリフルキナゾン」(日本農薬が開発、2010年登録)の使用が可能だ。胎児期など影響を受けやすい時期の短期暴露の影響を考慮した基準値は、急性参照用量(ARfD)として、日本でも2014年2月から別途、設定されたが、レタスの残留農薬が合法的な基準値ギリギリだった場合、一度に半玉弱を摂取すると、この急性参照用量を超えてしまうことがわかった。ブドウも1回に巨峰一房程度(300g)以上で超えてしまうため、注意が必要だ。実際に海外で人体に影響が出ている可能性が発表された以上、より規制を強化すべきであろう。

  TPP,は締結すべきではない。消費者を守る立場に立たないものが、経済最優先で結ぼうとしているもの、消費者をさらに犠牲にするものだ。


初雪に・・・

2016年10月21日 | 自然・農業・環境問題

昨夜、とうとう来てしまいました。積雪まではいかなかったので助かりました。1度積もると片付けが大変なんです。
これからの週間天気予報を見ると最高気温も10℃以下、最低気温は氷点下です。

 

 

「10月りゅう座流星群」、天気が悪く、見ることができませんでした。
こんどは、オリオン座流星群です。



オリオン座流星群、ピークの楽しみ方

りょう - ロケットニュース24 - 2016年10月20日

今日は2016年10月20日、木曜日。明日頑張れば休みだし、会社帰りにの予定を立てている人も多いだろう……だが、今晩からはおとなしく空を見上げるのもオススメだ。なぜなら流れ星がたくさん見られるかもしれないからである!

というのも、本日から「オリオン座流星群」がピークを迎えるのだ。運が良ければ1時間に数個の流れ星が観測できるというから、見逃す手はない。オススメは21日の0時以降~22日未明まで。さぁ、空を駆けぬける流れ星にガンガン願い事をしよう!

・オリオン座流星群のピーク

オリオン座流星群は、10月中旬から下旬にかけて活動する流星群である。全流星群の中でも流れ星が明るいことで知られており、多い時には1時間あたり60個以上も観測されたことがあるという。

しかし、今年はピークを迎える時間帯に月が明るいことから、観測条件はそれほど良くないらしい……。ただ秋の夜長にゆっくりと流れ星の出現を待つのも、風情があるのではないだろうか。「明かりの少ない場所」で、寝ころぶなどして広く空を見渡してみよう。

・夜の天気

そして、気になるのが夜のお天気だ。21日夜は、北海道から東北は広い範囲で晴れる見込みで、西日本や東海、関東は曇り。九州、沖縄の一部では雨の予報が出ている。残念ながら悪天候な地域もあるが、ところによっては雲の間から観測できるようなので諦めずチェックしよう。

なお、10月となると夜の冷え込みが激しいので、防寒対策をしっかりすることをオススメする。観測に適した「明かりの少ない場所」となれば、なおさらだ。くれぐれも風邪をひかないように注意していただきたい。

・ネット中継

もし、夜は屋内にいなければならない場合は、21日の23時からネット中継が行われるので、そちらを利用するのも手だ。晴れる確率が高いエリア3カ所からの中継なので、きっと雲に邪魔されることなく流星群を楽しめるぞ。さて、今年は何をお願いしようかな~!

参照元:ウェザーニュース、国立天文台

執筆:りょう


有機食品摂取で、新生児の先天異常が減

2016年10月20日 | 健康・病気

[MyNewsJapan]

◇妊娠中の有機食品摂取で、新生児の先天異常が58%減

 食品に実際に残留している農薬によって健康被害が起こる証拠が、また一つ増えた。妊娠中に母親が有機栽培の食品を食べていた場合、生まれた子どもの先天異常のリスクが58%も減ったというノルウェーの研究者らによる論文が、20163月、米国厚生省の研究機関である米国国立環境健康科学研究所(NIEHS)が発行する権威ある雑誌に発表されたのである。

 ノルウェーに住む母子への追跡調査(コホート調査)の一つで、調査に参加した母子の中で、男の子が生まれた計35,107組を対象にした大がかりな調査だ。母親の妊娠初期4か月間の食事について、有機食品を食べた頻度について、聞き取り調査を行った。

 20163月に発表された疫学庁の結果で、妊娠中の有機食品の摂取で子どもの先天異常が減る、という結果

 その結果、有機食品を食べている母親では、食べていなかった母親に比べて、生殖器の先天異常の一つ「尿道下裂」の男の子を産む割合が、58%少なかった(実際の異常発生数や母数の詳細は左図参照)。

 有機食品を6つのジャンル(野菜、果物、シリアル、乳製品、卵、肉)に分けて分析した結果でも、それぞれのジャンルで有機食品を「時々食べた/よく食べた/ほとんど食べた」と回答した母親のグループの方が、「一度も食べなかった/ほとんど食べなかった」と回答した母親のグループに比べて、3870%の範囲で、リスクが減少していた。

 「尿道下裂」とは、先天的な男の子のペニスの形態異常で、ペニスの尿道がきちんとふさがっていない状態のこと。発生率は1000人あたり3人程度だと言われているが、近年増加傾向にある、との調査結果もある。

 尿道下裂はデンマークや日本で発生率が増えている。原因の一つに胎児期の環境ホルモン作用のある化学物質のばく露が推定されている。出典:「環境ホルモン最新事情」ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

 デンマークでは1977年から2009年にかけて、2.2倍に増えた。日本でも日本産婦人科学会先天異常モニタリングによれば、1972年~2008年の間に5倍に増えている。

 尿道下裂などの生殖器の異常の原因と疑われているのが、環境ホルモン作用を持つ化学物質で、農薬にも多く使われている。

 農薬による胎児への影響については、日本における農薬規制が甘く(農家や農薬メーカーといった産業側にとってはコストがかからず都合がよい法制度になっている)、消費者にとっては無視できない健康リスクがある件について、これまでも、2014年の4月と11月に、2回記事を書いている。

■「妊娠中は国内イチゴの食べ過ぎに注意!住友化学の環境ホルモン農薬『プロシミドン』で胎児に悪影響のリスク」

■「サンキストの輸入レモンは環境ホルモン農薬漬け――欧州調査で4割がNG、日本ではなぜか農薬が「食品添加物」として認可」 

 人間の場合、胎児の生殖器が形成されるのは妊娠7週目くらいから、とされている。その時期に、適切に男性ホルモンが働くことで、男の子の生殖器が正常に形成される。

 

 


2候補より地球消滅選ぶ 米若者23%

2016年10月19日 | 社会・経済

Reuters - 2016年10月19日

 [ボストン 18日 ロイター] - 米マサチューセッツ大学ローウェル校の世論調査によると、今回の米大統領選で、米国の若者が民主・共和のどちらの候補に対しても不満を抱いていることが分かった。

民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補のどちらかが大統領になるくらいなら、巨大隕石の衝突で地球が消滅する方が良いとの回答は約23%に上った。

調査は18━35歳の1247人を対象に10月10━13日に実施。このうち有権者は680人程度で、投票に行かない可能性のある人も多数含まれている。

調査では、トランプ候補が大統領になるよりも隕石が世界を滅ぼす方が良いとの回答は53%。クリントン候補が大統領になるよりも地球が消滅した方が良いとの回答は約34%だった。

現職のオバマ大統領がこのまま終身大統領を宣言した方が良いとの回答は約39%、無作為の抽選で次期大統領を選んだ方が良いとの回答は26%だった。

また、クリントン候補とトランプ候補のどちらを選ぶかとの質問では、クリントン氏を支持する回答が54%と、トランプ氏の21%を大きく上回った。

調査担当者は18日、電話取材に応じ、「もちろん、若者が真剣に地球消滅を望んでいるわけではないだろう。ただ、4人に1人が実際の候補よりも『巨大隕石』を選んだことは米国の若者の政治に対する不満の強さの表れだ」と語った。

2008年の大統領選では、政治に参加する若者が急増したことがオバマ氏の勝利を後押ししたが、現在はこれとは正反対の状況だ。


 

安倍の自民党総裁任期は2018年9月までだが、党則が改正されればその後も総裁選に立候補でき、引き続き首相として政権を担うことができる。4年後の東京五輪もあるし・・・。隕石の方がいいわ!


雲南百薬(おかわかめ)2

2016年10月18日 | 野菜・花・植物

美味しい健康、美味しい食事療法、雲南百薬(おかわかめ)

今年の春、1鉢だけいただいた貴重な野菜です。ハウス内に植えてよく育ち、よく食べました。
寒さには弱いのだろうと思い、鉢に植えなおし、切ったツルも挿し木しておいたのですが、すべてうまくいったようで、このまま冬を越せば、来春は10株くらいは確保できそうです。

 雲南百薬とは!?

  • その呼び名に「百薬」とつくほど、栄養価が非常に高い野菜
  • オカワカメとも呼ばれており、ワカメに似たコリコリした食感がおいしい
  • 粘り気があります
  • 有機肥料、無農薬栽培です
  • 食事療法でご利用される方もいるくらいの栄養価

6種類の重要ミネラルの含有量がすごい

雲南百薬には、人間にとってとても重要な6種類のミネラルが非常に豊富に含まれています。


虫の越冬準備?

2016年10月16日 | 自然・農業・環境問題

テントウ虫がすごい!
外で仕事をしていると風に乗って流されてくる。
髪の毛にも顔にも。
うっとうしくて仕事にならん。
まだ、カメムシでないのが救いだ。


玄関わきの日当たりのいい場所にはぎっしりと。
玄関を開けると、一斉に入り込むのではないかと心配しながら機敏に出入りする。
雪虫も飛んでいた。
もうすぐ雪か!

食用ホーズキがたわわに実っている。