里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

大玉トマト、ルネッサンス。

2012年08月24日 | 野菜・花・植物

 ルネッサンストマトは 捨てられかけたトマトでした。単為結果性トマトとして開発され、蜂を使うような受粉作業をさせなくても良いトマトとして開発されました。(自動的単為結果であっても受粉すれば種はできるのです。)
 しかし、平地の耕作地では理想のトマトにはならず、生産が中止になりかかりました。
そんな時、このトマトと出会い、この名倉で試作してみることに・・。すると他所ではできないとても美味しいトマトが出来たのです。

  復興(ルネッサンス)をとげたこのトマトに運命を感じ、この地だからこそできる美味しいトマトだと『ルネッサンストマト』と名づけられたのです。

 しかし、自信を持って出荷したルネッサンストマトはその特徴である果皮の薄さがネックとなり、市場で酷評されてしまいました。機械での扱いによる衝撃。市場で酷評されたルネッサンストマト。それでも諦めはしませんでした。
それは食べて美味しさを味わった方からの声からでした。選果機では扱わず全て手作業による選別をしています。計測器には一個ずつ乗せます。一個ずつキズや傷みを確認、選別し箱詰め、出荷まで行なっています。

 先のとがった形がルネッサンストマトの特徴で、栽培面積が少なく「幻のトマト」と呼ばれています。

 果皮が柔らかく、まるかじりしても皮が気になりません。ゼリー部が少なく、さらさらした果肉が詰まっているのが特徴です。

 ●里の家ファームでの栽培

 友人からルネッサンスの苗をいただき、今年初めて作ってみました。「幻のトマト」と言われる所以はなんだろう?きっと美味しいに違いない。でも何か流通に乗らない欠点があるのだろう。そんな予想をしながら作ってみました。初めて食べたのは完熟一歩手前のもの。口いっぱいに爽やかな酸味を感じ、飲み込んでからほんのりと甘さが残ります。後味が甘く長く感じ取ることができます。次に完熟のものを食べてみました。酸味はあまり感じなくなり、甘さが強く感じられます。完熟でも手前でも、それぞれの好みによって食べられるとても美味しいのです。ゼリー部分が少なく、調理用としてもいいのではないかと思います。ただ、やはり欠点がありました。それは、皮が柔らかいという特徴から、割れ、ヒビが入りやすいということです。これではなかなか流通には乗りません。それで「幻のトマト」になったのでしょう。


ファーム・レラの「大雪なたまご」

2012年08月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 旭川空港にお盆休みで帰ってくる息子を迎えに行き、少し足を伸ばし東川の友人の経営するカフェにオムライスを食べに行きました。平飼の自然卵「大雪なたまご」の料理が味わえるファーム・レラのカフェ、ファーマーズカフェ風土です。有機や無添加食品にこだわりヘルシーな食事を提供しています。新鮮な卵のオムライスは絶品です。デザートはプリンがおすすめです。住所は東川町東4号北2番(0166-82-5443)。コープさっぽろ「cho-co-tto」4月号に掲載されていますのでご覧ください。事前に営業時間を確認してお出かけください。


今を生きる。

2012年08月16日 | 社会・経済

 閉塞した社会。大量生産、大量消費が社会の絆、人の絆を断ち切ります。自殺する人が年間3万人を超えて10年以上が経過しています。他人に構う必要はないのです。いじめをする人にその罪悪意識はありません。原発事故を起こした東電。取り返しのつかない罪を犯したにもかかわらず、それを自覚することができません。「水俣」も然り。「金持って来い」と消費税。払えないものには「死ね」と社会保障の切り捨てです。国家的国民いじめでしょう。大量生産、大量消費がこのような現代の意識構造を形作ります。地域の絆を再構築し、地域に根ざした、人と人との絆を生かした生産活動が今求められています。当然、消費もその地域の生産をバックアップする地域の絆を生かした消費活動が求められます。原発推進は大量生産、大量消費の前提です。「反原発」は他人を想う「絆」の芽生えではないでしょうか。今を生きる私たちは、、その歴史的転換点に立っているのです。未来を、これからを生きるために。


性の多様性を求めて。

2012年08月13日 | 社会・経済

 11日、多様な性のあり方を求めて渋谷、原宿をパレードしました。「自分の性別は自分が決める」「男でも女でもない」などと書いたメッセージボードや性の多様性を象徴する6色のレインボーフラグ(旗)を掲げて。

 性的少数者はあなたの身近にいます。このパレードに初めて参加した高校生もまだ家族にも友達にも話していません。「言う勇気はまだありません」 多くの若者が悩み苦しんでいます。人の多様性を認めることは性の多様性を認めることです。「いちりんの花」会員にはこのような子を持った母親がいます。あなたに少しでも寄り添えることができるのではないかと思います。


七夕、夜空にオカリナの響き。

2012年08月09日 | 行事

Ca3h0022

Ca3h0017  Ca3h0023  Ca3h0024  心配したお天気も朝から恵まれ夜は満天の星空となりました。多くの方が来てくださいました。ありがとうございます。柳に飾り付け、受付で短冊をもらい、願いを書いて各自で吊るしました。Tさんの発案で灯篭を10個作りました。Oさんが木枠を組み立て、スタッフが半紙を貼り付け、参加した人たちに絵筆で絵や文字を書いてもらいました。これがまた風情あるものになりました。Tさんが七夕鍋を作って持ってきてくれました。少し肌寒いなかでの鍋物はまた格別でした。ジャガイモと食パンにチーズとミニトマトをトッピングして焼いたものも美味しかったです。浴衣姿で登場したオカリナ奏者たち。オカリナの音が森に吸い込まれていきました。お開きになって見上げる星空に一筋の流れる星がありました。もうすぐペルセウス座流星郡がみられます。12日から14日頃がピークです。北東の方角に同じ場所から出てきます。さあ、今年はいくつ見れるでしょう。   


広島原爆の日。

2012年08月06日 | 社会・経済

 原爆投下から67年。1発の原子爆弾は広島の街を壊滅させ、多くの尊い命を奪いました。生き残った人々も、その後に生まれた人々をも放射能は命を蝕みます。核兵器廃絶の声は日増しに高まっています。また、今年は原発ゼロを求め、再稼働に反対する声が大きく広がっています。核兵器廃絶と原発ゼロの二つの大きな運動が一体化しつつあります。「いかなる核の被害者もつくらせないこと」を共通の願いに。


想いを言葉に。

2012年08月02日 | うつ・ひきこもり

 それぞれの青年たちも徐々に心を開いてくれています。自分の気持ち、思いを家族以外の私たちにも話してくれるようになってきました。それが自分本位であったり、暴言的であったりするかもしれません。でもそれは周りの大人たちが気をつけなければならないことです。彼らの言動の背景にあるものをしっかりつかみ、寄り添い、関係性を作り出さなければなりません。彼らが実直にその想いを言葉にできたことをまづは喜び、その背景に我々は注意を払わなければならないでしょう。

 自然を慈(いつく)しみ、自然に学ぶ。

 人に出会い、人を愛し、人に学ぶ。


久々の雨。

2012年08月01日 | 野菜・花・植物

 いい雨でした。農作物も見違えるように生き生きとしてきました。すっかり色あせてしまった紫陽花も復活するでしょうか。同じ日に蒔いたトウキビも生育がバラバラです。

Ca3h0020  Ca3h0019  これは収穫した大玉トマト。ルネッサンスと言う品種で自家採種した固定品種です。ミニトマトはF1品種ですが、他のトマトは全て自家採種した固定品種です。これからも固定品種を増やし、この土地に合ったものを作っていきたいと思います。