そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

Bar Due@湯島 「神の作るイタリアン」

2006-10-04 05:07:27 | 飲み イタリアン
これはドイツの話ではなく
日本で飲んだストックの記事を放出していますが


一片雲@湯島」で
これからしこたま飲むのがわかっているのに
ばかのんべさんが「0次会しよう」なんて言うもんだから
やっぱりばかのんべさんの私としては
ノークエスチョンなわけですが


さて湯島
なかなかそんな軽く飲める店ないんですよね
どれも「重め」
内容だけではなく雰囲気がね~

じゃあこのあたりの
ちょっとオサレな感じのところで
かる~く一杯ワインでも~

なんてのが
実は

スンゲー ( ̄ロ ̄lll) 重いでやんの

内容もさることながら
雰囲気が


なんか
濃い~~キャラのオネーサマが
スッ飛ばした雰囲気で
軽い一品=「トリュフの乗ったモッツァレラトマト」
なんか持ってくるもんだから
軽く度肝を抜かれたわけですな

トリュフですよトリュフ
湯島にトリュフ

湯河原にTRFぐらいの不釣合いじゃないですか


「もしやボラれてるの オイラ達?」
なんて不安もオネーサマにはどこ吹く風
どうやら気に入られてしまったらしく
「今度お昼にディナーの出してあげるからおいで!!」
と来ましたか

これまた
断れる雰囲気じゃなかったので
無茶して攻め込んだわけですね
3人して有給とって



豪雨の中目指したコチラのお店

オープンテラスだけかと思いきや



中はオサレ
この豪雨の中でも「強引に外で」
なんて押し付けられてもおかしくない
そんなパワフルなオネータマのたまうに

「安いものに美味いものがあるわけがない」

私のB的生き方の
まさに真逆のポリシーな方なのですが



何とシャンパンフルボトルサービスとな!?



これって7-8しますがな

嬉しいのですが
この後の不安も募るこの一瞬
「桁違いの請求」が頭をよぎったりして



型にとらわれないイタリアン
という感じでしょうかね



この間出してもらったのがアゲインで来ましたよ~



この辺はどこかでありそうな画ですが



TRF@湯河原 はなかなかお目にかかれませんな
TRFだけじゃなくて
このモッツァレラもイタリアから空輸

トマトもオリーブも
残したら「ただじゃおかない」一品らしく

マジでこの皿 ( ̄ロ ̄lll) いくらすんのよ?



またなんか
スンゲーのが来ちゃいましたが



インテリアデザインも手がけているママさん(オネータマは限界)
ビジュアルにかなり入れ込んでおりますな

でね
これがまた



美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!

この店のすごいとこ
「能書きに負けてないところ」


こんなバルサミコ酢味わったことないですがな
「蜜のような酢」って
ヤヴァいですがな



「これ美味しい!! ママさん教えて!!」
「これはね~~・・・・」


ってのが普通の流れでしょうがね



「絶対ダメ!! ウチで食べればいいの!!」



って
ある意味予想通りのリアクションなんで
おもわず笑っちゃうのですが
この辺が「ぐるナビ」等々でも票の分かれる接客というところで



これは食い手を選ぶというか
受け手を選ぶというか
おそらく気に入られているであろう我々でこれですから
「気に入られていない」御仁が受ける接客を
マジで見てみたい衝動に駆られますな・・・

スノッビーな友達に紹介して
影から盗聴してみたくなりますな



そしてパスタ登場

「混ぜたらラグーソース」ってな感じの
トマトソースベースなんですが
ラグーっぽいのは食感だけで
なんと
「肉を使わない」
というのがウリなんだそうなんですね~


「肉食獣」の我らとしては
お口にチャックなわけですが



マジで (゜д゜lll) 美味いでやんの

私の専門としては
「無化調でもパワーのあるラーメン」ってとこですかね

でもラーメンと違って
素材一つ一つがビーンビーンと響いてくるような
混ざりながらもそれぞれが消えてないというか
とにかく今まで感じたことのないイタリアンかも

自分的に
「どこで食べても差が出にくい」イタリアンを
ちょいとナメているきらいがありましたが
それを覆す美味に陶然

思わずワインも進んで
昼なのに既に3本目に突入ですかいな



そして〆的な「パスタ2品目」
ワイン4本目

もうこの辺になると
舌もヨッパでばかになってるし
ばか話にも華が咲いているので
当初の微妙な味付けを感知できなくなっていましたが



イカから なすから
何から何まで絶品の素材の塊
「肉無し」で
ここまで舌を満足させられるとは

昔「美味しんぼ」で
ダメボクサーを野菜で満たす
そんな話があった気がしますが
この料理群は
あれの上を行くのでは?


余ったワインを楽しむため
お願いして



ママさんが嫌々出してくれたチーズ

なぜ嫌々かというと
我々を引きつれ
近所の自分が手がけたインテリアを
見せたくて仕方がなかったからと見た



これまた絶品ですが
5本目のワインを頼みたい私たちの要求が通るはずもなく

我々は「インテリア巡礼@他人の家(不在中)」×2軒
の旅に出ることに


インテリアは詳しくない私ですが
シロート目にもさすがというところ


なんですが


なんで他人のウチに ( ̄ロ ̄lll) 入れちゃうの?



一軒目こそおとなしくしていた我々ですが

二軒目にいたっては
引き出し開けてコンドーム探してみたり
ベッドにダイブしようとしてみたり

そのたびにママさんの「喝」を受けてみたり

でも
何か盗れそうなもの探してみたり

5歳児のような我々でした

他人様のウチではしゃぐのは
なんて楽しいのでしょう

それも不在ってサイコー

そんなインベイドが許されている
ママさんって
やっぱスゴイ人なんじゃないかしら


ママさんのあまりの歩きの早さに
息も絶え絶えの我らに振舞われた



でじゃーと1



でじゃーと2 + 梨ちゃん

疲れがそう感じさせたわけじゃなく
確かにでじゃーともスゴかった・・・
特に1のクリーム
ヤヴァかった・・・


さて会計ですが
ワイン3本(たぶん1本5-10)にサービスシャンパン1本
で3人で3.6

内容から考えると
かなりお徳かと思うのですが
これはどうなんでしょ?


人の意見も聞きたいのですが
値段は「有って無いようなもの」な気もしますが
すべては「好かれるか否か」にかかっているような
それもすべて「運」


多分ママさんは「神」でしょうから
「運」を左右することも許されるとみた



お店を出ても降り止まぬ雨


ウチのばかネーチャンの一言


「あーータバコ吸いたい・・・」



分かる(゜∀゜)それ!!


そして
「肉まで封印」してまで
あれだけ素材や健康にこだわったママさんのお店に

よりによって
「タバコを落としていく『ばか3人組』」

走って渡しに来てくれたバイトさんに
引きつりながら会釈をしながらも
次なるお店へ肉を食いに走る
『ばか3人組』



「親の心子知らず」というより

「神に対する冒涜」


神の店に舞うTRF
一緒に踊れるかは「運」次第
Comments (3)
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