そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

STEAK-HOUSE Nr-1@ドイツ キール 「T-Bone-Steak他」

2006-10-27 05:10:45 | 海外で飲み食い
ドイツに来てから3週間
「盛りのスゴさ」にも慣れてきたわけですが


こちらの人にとっても
「二郎」に匹敵するような
ジャンクで大盛りな一品ってあるのでしょうか


出てきた瞬間
うへ~~~~
その直後にアドレナリンが噴出するような
ドイツ人にとってもそう感じるような

そんなお店がもしコチラにもあるなら
覚悟してチャレンジしてみたいところですが

そもそも こちら欧米人にも
「ジャンク」という発想があるのか?


「ジャンクなレストランある?」なんて聞こうもんなら
「麻薬密売BAR」かなんかを紹介されそうで


そんな私の生涯の夢
「日本のレストランはどこも盛りが少なくて・・・」
なんてほざく欧米人の目の前に
べんてん」の大盛りを鎮座させること



そんなジャンクな可能性が限りなく高そうな



「ステーキハウス」に初チャレンジ



意外と控えめな設定にも映りますが



厨房の方では
強烈な肉の塊をさばいているようで



とりあえずは頭を冷やさないといけませんな

ビールの注文ぐらいはドイツ語で出来るようになりましたが・・・

一歩一歩踏み込むたびに
「絶対しゃべれるようにはならない」
という確固たる自信が深まり続ける今日この頃

このサディスティックな言語をなんとかしておくんなまし



一応「免罪符」
余分なカロリーとも言える位の
効いているかはどうか疑問な「緑色」 with 大量なドレッシング



来ましたね~

一つは250gの「Rib Eye-Steak」を頼んでみたのですが



「余裕ね」とのたまう妻

その食いっぷりを見るに
たしかに余裕でしょうな

ペロリどころか
日本では食べなかった「ポテト」まで
きれいにクリアなその作法
完全に独されてますね


こちらも負けずに



こんなの行きますか!!



来ました!!


って

やっぱり
「余裕だね」
夫婦そろってネジがはずれかけているドイツ在住3週間



レアで頼んだ私に
「骨の周りが取れにくいんだから焼かなきゃダメ」

なんて
肉の食い方にうるさい人が目の前に

ステーキには一言あるようですね




おいおい こっちにはポテトがないのかい?


なんて
「芋が無いと満足しない体」になりつつありますが

まあその辺
期待を裏切らない



ドイツ人

芋はいいのですが
その横の白濁ソースの海はなんぞや



どっぷりこってり
まったりもったり
これぞGIフード
これぞデブの燃料

しかし
人生で一番美味い
そして一番カロリアスな「ベイクドポテト」だったかも




ポリフェノールって体に良いからね

なんて
プロテインを「マミー」に溶かして飲むような
極めてsuperficialなたわごと


結論

「ステーキハウス」はたいしたことないっス

極めて想定内です



逆に
「そりゃないだろ!?」
ってなバカみたいな盛りが
その辺の普通のレストランで出てくる方が
意外性があってよっぽど楽しいかも



日本のステーキハウスに行くときも
さあ!これから肉が入ってくるぞ!!
って期待を高めていって


目の前にジュージューいわせた鉄板が運ばれてきた瞬間


おっとこれ以上焼けちゃだめだよ!!って
肉の下にあわててフォークを差し込んで肉を浮かせた瞬間


ニンニクはちょっと焼けた方が良いんだよな~って
肉と鉄板の隙間に急いで送り込む瞬間


おっと早くしなきゃ!
まだ鉄板が熱いうちにソースを躍らせなきゃ!って瞬間


バターは均等にね~
ってナイフで塗り塗りする瞬間


右から行こうか左から行こうか
強烈に迷う瞬間


最初の一口をほおばって
死んだじいちゃんに一瞬会いそうになって
ハッとめざめた瞬間
まだ口に肉が残っているうちにライスをかっ込む瞬間に


「ステーキ」を食う感動があるわけで


白い皿に載せられてしまっては
「ステーキ」からは一歩身を引いてしまったように思えてしまうのですよ


上品なんか (゜д゜lll) 死んでしまえ!!




ああ
鉄板の上で悲鳴を上げている肉を食いたい


もう一軒発見しているステーキハウス
近々攻め込むのは必須


ちなみに牛肉の美味さでは
この間の「香港酒楼」での方が圧倒的に美味かったという
なかなかない貴重な経験をしている気がする
初秋のドイツ
Comments (3)
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