そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

宝華@東小金井 「思い出がいっぱい」

2007-11-08 23:42:13 | 飲み 中華料理
その昔
東小金井という地は




雑木林の多い場所でした


今でも 
という声も聞こえますが


地主が駅前を占拠しているがため
いっこうに開発が進まず
市議選に出馬したそんな地主らは
地元民の反発を食らってよく滑っていた


なんて
もっともらしい話を聞いた気がします


子供だった自分には
真偽のほどを明らかにする必要も無かったわけですが


でも のどかで
ホームわきには
ツクシやタンポポが咲き乱れる
ホントにいい駅だったと記憶しています


りっぱな中央線の一駅なのに
「無人駅」なんて揶揄されて


でも
なんだかエアーポケットのようなその駅を
僕は愛していた気がします


さすがに




水田なんかは無かったと思いますが
街の半分は畑
みたいなイメージでした



ちょっとチャリで北に飛ばしてみると
「小金井公園」
ちょっとチャリで南に飛ばしてみると
「野川公園」


昔から自然が豊かな場所でした


小金井公園に深夜
クワガタを採りに行ったのも
昨日のことのようです




野川公園の沼では
よくザリガニを釣ったりしました


でも
野川公園というと
そのわきの「10円プール」


たらふく楽しんだあと
残りの90円を握りしめながら




すずなりになって
冷たいアイスを求めたものです




養鶏場なんかもたくさんあって
芳香を放っていたような


そんな養鶏場に




卵を買いにいくのが
僕の自慢の仕事だったのを覚えています


卵を小脇に帰る途中に
もいできた桑の葉で育てた蚕が
立派な繭になったときの感動ったら


そのまま放置して
蛾が出てきたときには

さらには繭に卵を生み出した日には
どうしてよいか
手をつけられなくなったものです



雪の日に




滑って
いくつか割ってしまった卵


今は亡き ばあちゃんは
怒らず笑ってくれました



そんな
中央線の中でも もっとも枯れた駅に




油の乗った
そぐわない一杯なのかもしれませんが


僕は
この一杯が宿す東小金井マインドを
いつまでも忘れずに生きて行きたいと思っています
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北牧場@新宿南口 「ジ ジ ジ~ンギスカ~ン」

2007-11-08 07:49:03 | 飲み 肉
北海道で5人兄弟の真ん中に生まれたマイダディ
当時食糧難の時代
いろいろ苦労したと聞きます


ある日
生卵を2つゲトしたグランマ
なんとか5人に公平に分けるため
あれこれ思案したそうな


結局

「卵かけご飯にして5等分」という

子供心のオレ様でも
「ほほぅ」とうなる
ナイスアイデア


とりあえず1人に食わせて
その子を4等分する
なんて鬼畜なアイデアも
数学的にはアリかもしれませんが


ドラゴンボールがまだ生まれていなかったその頃
フュージョンさせていって最強の戦士に育て上げ

鬼畜米英に再トライ

なんてアイデアは
生まれてくる余裕さえなかったわけです


第一
リプレイの概念さえなかったその頃ですから





結局
フュージョンの一つも無く
大人になった5人は
わらわらと5家族を形成


オレ様が子供の頃は
夏休みには札幌に集まって
当時の青空生活を思い出しながら
庭でジンギスカンなんかをキメこむわけです



そんな
30年前を思い出すに


Iカップをひっくり返したような
ジンギス鍋は
今も変わりません







こんなにいい肉だっけか?


野菜を積み上げたその上に
凍らせて丸く切り上げた羊肉をONして
いわゆる
「蒸し焼き」で食うのが
ジンギスカンなんじゃね?


こんな分厚い生肉を
それこそ蒸そうもんなら
引かれたもやしなんか
枯れた小枝になろうもん


どこぞの「美味しんぼ」で聞いたような
山ごと焼き上げ
いい頃合の鹿肉だけいただく


そんな
食的英才教育にもあこがれますが


卵の話を聞かされたオレ様は




Bの中にAを見出しながら生きていきます




直焼きしないと
野菜が先に逝ってしまうほどの
生肉厚切りジンギスが
¥980


時給¥800でも
2時間も働けば



凍った「生中」まで付いてきちゃう胞食時代



いい時代に生まれたもんです
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