そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

伸来軒@八丁堀 「タンメン+半チャーハン」

2015-05-22 11:29:19 | ラーメン 中央区
まあ
この手が宝庫のエリアにおいて
何度も前を通ったワケだけど

正直
ココを目指して
来たこともあったのだけど




ヤベェなコレは!!

目の前まで来て
このオレが
スルーをキメてしまうほどに




クンクンクーン!!
嗅ぎ取ってしまうほどに

ムケたヤヴァさを
かつて外さなかったオレですから
(ダクトから漂うエアにヤラれた記憶)




んげ!!

なんで入っちゃってるのー!!

だって
今日はダクトが
ダイジョブだったのだもの

だって
コレが定めで
コレがお勤めなんだもの




スッと差し出された
お水が冷たくてホッとしながら

同時に差し出された
半乾きのおしんこの風情にヒッとしながら


スミマセーン!!

タンメンお願いしマッス!!

えっと
半チャーハンとか
セットになりますかね?

ダイジョブですよー って

ホントにダイジョブかは
最後の最後まで
分からないワケだけど




単品のラーメンが600円

ラーメン半チャーハンが750円

タンメンが700円で

チャーハンが700円

さて
半チャンタンメン
アナタのお店なら
おいくら万円でしょうか?




850円~1100円のレンジを秘めた
オレにとっての
完全食がやってきました




こういうとき
乳化していたりすると
「いったい何が乳化しているの?」とか
逆に身構えるオレを
許して欲しいものですけど




結構な「半」が
「半超え」の風情で




むう
マットに
ウェットに
ファットに
カロリアス

正直
スゲェこと油の踊る音がしていたので
予想はしていたけれど




「外食」とは油の概念をフリ切ることに
最大の意味がある

という

国産だの
ムカチョーだの
ビオだの
遺伝子組換えだの




そのすべてを
油で押し流すほどの

昭和の場末な外食が
いまもそのままに 的な




中華とは太るために食べるもの
あらためて
遠いあの日の概念君が幅をキカせる
今日のこの一杯

いやしかし




お金で買えない価値があるように
油に見合った価値がある

飛行石が暗がりで共鳴するように
オレの脂肪細胞は
このヌルヌルチャーハンと
ブルブル共鳴していたわけで




明日はお肌ツルツルね!!という
どこぞの飲み屋で
コラーゲン玉をキメてるおねいさんたちと
まったく同じ理論を垂れ流しながら


ハイ
毎度どうも!!
850円ね!!

毎度じゃないけど
どうもです

最安値で
どうもです

いろいろ優しいオヤジさんで
どうもでした


そして
店を後にするころには

当時気になっていた空気を
何一つ気にしなくなっているな
ハハハハハー

なんつて

鼻の下を人差し指で
シュシュッとしてみると

肝心の鼻が
溶けていることに気付いたりして

(このお話はたぶんフィクションです)

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