まるぞう備忘録

無題のドキュメント

悪いことが起きた分、必ずしも良いことが起きるわけではない理由。

2020-07-01 08:57:15 | 陰と陽の理論


人生の落とし穴。自分で不幸に呑み込まれる。

 陰陽の仮説とは。簡単に言うと「良いことと悪いことは交互に来る」という「宇宙の振動」の仮説です。
 だから、良いことがあっても次に起こる悪いことに備えて謙虚にしましょう。良いことがあっても独り占めせず、周囲に与えましょう。
 同じ様に、悪いことがあっても、その分次に良いことがある。だから不幸に呑み込まれないように。坦々と歩き続けましょう。という仮説です。

 この「不幸に呑み込まれないように」というのは重要です。不幸な方の多くは、自分自身で自分の不幸に呑み込まれている。そのように見えるからです。

 不幸に呑み込まれるとは。たとえばその一つは、相手の不幸を願い続けることです。相手が失敗することを願い続けることです。



その1 人の不幸を願い続けること。

 ある人が私に非道い仕打ちをしたとします。私を騙し私を裏切ったとします。非道いやつです。陰陽の仮説では、その非道い仕打ちは相手に返るはずです。しかし世の中そう行かないケースも多い。なぜか。それは私がその人の不幸を強く願い続けている間。
 これまた陰陽の仮説です。私が人の不幸を願うということは、私自身が不幸になる因子を蓄積している。ということになります。人を呪わば穴二つ(他人を呪い殺そうとして墓穴を掘れば、その報いを受けて死ぬ自分の墓穴も掘らねばならない。 人を呪えば身を呪う。)という諺は本当のことです。

もし私が非道いことをした相手に対して
・社会的な法律にのっとって淡々と対処する。
・今後同じ目に遭わないように貴重な教訓とする。
・その上で、まあ仕方ないと水に流す。

 という対応をすると、きれいに陰陽が発動する。相手は自分のしたこととを逆に報いとして受ける因子を蓄積します。
 私は水に流すことで、今回失った分を逆に与えられる幸運の因子として、自分の未来に蓄積することになります。

 日本人は他国の人たちに比べて「まあ仕方ない」と水に流す性格の方が多いと思います。これが日本という国の幸運の要素の一つであるというのが私の仮説です。



その2 恐怖に呑まれてパニックにある。

 さて「不幸に呑み込まれる」もう一つのパターン。それは「パニックになる」です。「恐怖に呑み込まれてパニックになる」です。

 人はパニックになるとどうなるか。本来ならレベル10の災厄で済んだはずなのに、自分自身でレベル100の災厄まで増幅してしまう。
 ならばレベル100の災厄になったから、このあとレベル100の良いことがある。ということにはなりません。陰陽という宇宙の振動を、自分自身で崩しているわけですから。



楽したいと願う人の人生が楽にならない理由。

 話は少しずれますが、一生懸命に努力しない人。人から掠め取ろうとしかしない生き方の人。こういう人の人生は不幸の連続かもしれません。だけどその分その後で良いことが起きるの?だってそれは陰陽でしょ。とはなりません。しかしそれはきちんと陰陽の振動の公平な結果であります。陰陽の仮説とは。

 一生懸命自分を守ろうとした人が、自分から守られるという因子を蓄積する。
 一生懸命他人に与えようとして人が、他人から与えられるという因子を蓄積する。

 だから常識的な道徳(良心の規範)から外れて、自分を守ろうとしなかった人。他人に与えようとしなかった人。この人が不幸続きなのは、真の意味で陰陽の振動の結果であります。



災厄が来たら覚悟して全部受け切るよ。

 話はパニックの例に戻ります。レベル10の災厄が襲ってきたら。それは静に覚悟を決めてレベル10の災厄を受け切ること。これが陰陽仮説の視点から導かれる態度です。それは過去の陰陽の蓄積の結果である。だからきちんと今回レベル10の災厄を受け切ろう。過去の借金は今精算しよう。というのが陰陽仮説の視点です。
 「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候 死ぬ時節には死ぬがよく候 これはこれ災難をのがるる妙法にて候」良寛和尚の御言葉の通りです。



事前に災厄を小出しに昇華するという日本人の知恵。

 事前に災厄を想定して備えるという「実際の行動」をしておくことで、レベル10の厄災は、レベル5に下げられるかもしれない。これは代償昇華です。一気に受けるはずの災厄を小出しに自分が事前に昇華していた。だから「備えあれば憂いなし」という古来からの日本の諺も真実であります。
 「備える」という「時間と手間とお金」を使うことで、将来受けるはずの災厄を小出しにして昇華しているのです。



事前に覚悟することで、パニックは回避できる。

 しかし10の災厄の時にパニックになって、嫌だ嫌だと逃げ回ることで、自分自身で災厄を大きくする。本来無傷で良いところまで、大怪我を作ってしまう。

 もし大きな火の海が襲って来たとしたら。でも大丈夫。事前に用意した防護布にくるまって瓦礫の間でうずくまっていたら。数分でやり過ごすことが出来ました。背中はかなり熱さを感じるけれど、じっと静かにやり過ごせば、ほとんど火傷せずに済んだはずでした。
 しかし大火に襲われているという恐怖に呑み込まれて、その恐怖に負けて大火の中で立ち上がってしまったら。背中の熱さに耐えきれず「熱い熱い」と立ち上がってしまったら。本来はやり過ごすことの出来た災厄であっても命を落とすことがあるのです。



つづく



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おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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雨が降る度に草は生き生きと大きくなる。ここ長野県中部地方の畑作地帯もすごい。黒いじゅうたんがみるみるあっという間に緑のじゅうたんに変わる。皆草取りにひいひい言ってる。取っても取っても生えてくる。追い付かない。やっぱり草だらけにしておくと野菜って草に負けて大きくならないしまともな出荷できるレベルの物が平均的にできなかったりします。だから皆躍起になって草をむしる。

→ 個人的な興味なのですが、この草むしりとは根っこをとらないで地表の茎だけを刈るならば労力はどのくらい軽減するものでしょうか。たとえば20センチ以上伸びている雑草だけを刈る場合。

雑草が生えるがままボウボウにするのでもなく、根っこから全て除草するのでもなく、その中間。雑草の根は土の中でそのまま菌根菌とし残して土地を柔らかく維持する。20センチ以上の茎は刈り取り地面に雑草マルチとして敷く。

プロの農家さんは出荷用の作物での実験は困難でしょうが、出荷しない家庭用の畑での実験は興味深くないですか?
奇跡のリンゴの映画では「なして自分とこの畑は草ボウボウなのに無農薬であんなおっきな作物出来てんのに、リンゴだけは虫に喰われるんだ?」と主人公が自問自答するシーンがありました。

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とりあえず悲惨な現実が起こらないように切に祈り、自分を磨きたいと思います。ありがとうございました。

→ 三峡ダムの決壊について。日本人の意識は下記3通りと思います。
A:無関心。知らない。
B:決壊したら暴走チャイナはいい気味だと思う。
C:決壊して多くの中国人に被害が出ることを我が身のように心配している。

日本人の人数の比率から
B<C
であったら良いなと思います。

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食べたい欲求を頭だけで無理やり押さえつけるのは相当困難です。腸内環境が脳にも凄く影響しているというのは本当だと思います。これからの時代を食糧が限られている中で生き抜いていくには、日本の昔からのシンプルな食事に戻っていくのが自分には一番ストレスなく実行できそうです。 

→ ご指摘のとおりと思います。無理に食べたいものを押さえつけても長続きしません。半分は身体の欲求にまかせ、半分は自分の理性で抑える。半々くらいが丁度良いと思います。あと和食中心とすると食事の量やバランスが自然と戻るような気がいたします。

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