まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【陰陽仮説】 しがらみの壁を超えることが代償昇華。

2020-07-04 11:11:51 | 陰と陽の理論

防災カレンダー
4日。国際情勢、デモ、テロ注意。

東京から東方向(光る大地)



九州での大雨被害。被害に遭われた方のお見舞いを申し上げます。気象災害による水災害は、事前に災害リスクが予測できる数少ない災厄です。大雨の予想が出ている地域の方は、先手先手で想定対策をお願いいたします。



備えた分だけ災厄が減る?

まるぞう
「私の人生の経験で起きたこと。

A:災難(仕事上の大きな失敗を含む)が起きた時、やっぱり事前にきちんと対応しておけば良かった。耳が痛いからもみ消しちゃった警告は小さな警告だったのか。と後になって後悔すること。

B:あれほど手間と時間とお金をかけて対策したのに、結局問題(=災難)は起きなかったよ。

AかBのどちらかです。災難は起きたけれど備えておいたから助かった。ということはほとんど起きません。」


読者の方
「AかB、どちらかしかない。
そうなんですか?!
ある程度備えていたから「小さく済んだ」というのが、ABの中間の段階としてあると思っていたので?でした。 
何か前提が違うのでしょうか。」


 私の個人的な人生体験を元に陰陽の仮説というものを考え、文に書き留めております。
 そのうちの一つに、災難を想定して備えたら、その災難が起こる可能性が低くなる。大きな災難は小さな災難になる。というものがあります。
 でもこれは、この読者の方が想像していたような「線形」ではありません。線形ではないとは「備えた分に比例して災難が抑えられる」というわけではない。ということです。



 もしこの図のように、備えた分だけ災害が起きにくくなるのなら良いのですが。私の人生の経験ではこんな感じです。



 人生には「しがらみの壁」というものがあります。災厄に備えようとしても、あるところで壁にぶつかります。
・そこまで手間や時間がかけられない。
・そこまでお金をかけられない。
・そこまで人間関係を調整してられない。

 人にはそれぞれしがらみがあります。人それぞれご事情があることでしょう。生きているのだから。楽しいね。
 そのしがらみを超えると、災厄の備えに応じて助かる確率の度合いがぐっと高まります。



しがらみの壁を超えるところに意味がある。

でもそのしがらみを超えるのが大変なのよ。しがらみを超えないで災厄を軽減することは出来ないの?

残念ながら出来ません。私の仮説では、しがらみを超えることが重要なのです。

でもしがらみの壁を超えるのは大変です。何とかならないの。

そう。大変なのです。なぜなら、つまりそれはこういうことです。



 「しがらみの壁を乗り越える」か「災厄」を取るか。どちらかという選択の天秤です。
 そんな手間かけて時間かけてお金かけて人間関係調整して備えるって。それは災厄を事前に昇華するということです。同じだけ何かを手放す。同じだけ何かに労力を費やす。ということが必要なのです。

 災厄の因子がある。のであれば、それが実際に起きる前に、別の形で昇華することは出来ます。人間には創造の力がありますから。
 災厄として一方的に降り掛かってくるのではない。人間が自分の意志で、事前に自分の力で昇華することが出来る。

 しがらみの壁という、私達の生活では非常に超えがたい壁。これを超えることで、自分で災厄を擬似的に経験した。これが「代償昇華」です。



「小さな警告」

 でもしがらみの壁を超えるのは本当に大変。だから多くの人は「見ないことにしたい」と考えます。知ってしまったらしがらみに触れなくてはいけないから。
 本当は自分の心は知っているのです。しがらみの壁を超えて備えなければならないことを。でもしがらみには触れたくないから見たくない。
 その自分の心の中の警告が「小さな警告」です。他の人の口を借りて、自分が自分自身に発する警告です。
 「耳が痛いけれど、もみ消そうとするならもみ消せる警告」小さな声でありますから、「小さな警告」と呼ばれます。

 大きな災厄を受けて初めて、あれが「小さな警告」だったとわかります。ああ。今こんな被害に遭うのなら。あの平和の時期に、無理してでもしがらみの壁を超えて備えるべきだった。次こそは「小さな声」に従うぞ。もう同じ失敗は嫌だ。私は何度同じ失敗を繰り返すのだ。



大きな災厄を小さな災厄に昇華する3つのステップ。

①災厄を想定する。

 人間は観ている限りそれは起きない。注意して観察する間はそれは起きない。良く「俺の顔ジロジロ観てんじゃねえ」というセリフがありますが、人が観るということは、それだけ力があるということです。
 だから災厄が起きるかも。と具体的に想定して観ている間は、起きにくい。観ないふりをしていることは発生する。


②備える行動をする。しがらみの壁を超える。

 上記の観るは確かにその時その場所の災厄を抑えることはできるでしょう。しかし災厄が起きる因子が、完全に消えたわけではありません。
 押し寄せる波間のように、また次の機会に襲ってくるでしょう。
 だから、災厄の因子そのものを昇華する必要がある。人間には自発的に昇華する力がある。自分の意志で代償昇華。しがらみの壁を超えて備えることで、その時、災厄の因子が昇華されます。

・事前にしがらみの壁を超えて備えるのに汗をかくか。
・事後に災厄を受けたあとに汗をかくか。

 汗をかく量は同じです。不意に災厄が来るのが避けられるというだけで、汗をかく量は変わらないのです。だから代償。

なんとか汗をかかずに、しがらみに触らず、災厄を昇華する方法はありませんか?

ありません。


③それで起きるなら仕方ないと腹を括る。

 これは人が「しがらみの壁」を突破したという時の心境です。失うものは何もない。心が完全に手放して、明るい覚悟をした時です。
 代償の昇華がコンプリートした。と自分の心が教えてくれる心境であります。
 しがらみは触れたくない。でも災厄からは逃れたい。という心境は、もう何も手放したくないという心境です。でもしがらみを超えて備え、かつそれで災厄が来るのならもう避けないという心境。心がしがみついているものがない状態。

 そういう状態で生きることが、私達の目標でありました。何も失いたくない。という錯覚をわざわざ生まれる前に用意してそこからスタート。でもゴールは、何もしがみつくものはなかった。という自分自身に戻る挑戦だった。ああ。面白かった。絶対に手放せないと思ってたあれを、仕方ないと手放すところが一番おもしろかった。絶対に自分が超えられないと思っていたしがらみを超えた時が一番おもしろかった。

 しがらみを超えた時、そしてこれでダメなら仕方ないって自然に思えた時。ああ。ゴール着いちゃった。って。でも面白かった。もう一度やりたいです。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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また、入国規制をしていない国を迂回して来日する場合も、国籍が問われる訳でなく、何処から来たのかを記入するもののようなので、迂回国を書けば入国出きる様です。大塚議員の言葉尻から読み取って下さい。

→ 良い動画でしたありがとうございます。

大塚耕平の「三耕探究 」#042:2020年06月15日配信[速報:感染者国籍問題、厚労省の回答文章を解説]
https://youtu.be/jStgu9S4mpc

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まるぞうさん、もう少し心の恐怖症に負けないお話聞きたいです。海外のコロナ感染爆発している所に居ます,自身も感染しました。ずーっと家から仕事、お店も又閉まり、マスクしないと2回目から罰金。テレビ見れば呼吸が出来ないスローガンや病院のICUは一杯のニュース。精神的に追い詰められてます。食料品の値段も既に上がり、次は食料品で殺し合いもここならあり得そうです。アドバイス頂ければ幸いです。重くてすみません。

→ たとえば、あなたが考える最悪の事態とは具体的にどういうことになりますでしょうか?まずそこを教えていただけますか?

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ひとつきの備蓄で大丈夫でしょうか?自給率の低い我が国が直ぐ復旧出来るものでしょうか。

→ 私が書いたのは「少なくとも一ヶ月」という表現です。一ヶ月の備蓄で充分とは書いておりませんが、それでもどれだけの期間の備蓄が必要。それはご家族の事情と、お住いの地域の事象と、お財布具合などで変わってくると思います。

ただ自然災害の国土に住んでいる私達は、これからの時代、レベル3(電気ガス水道は使えるレベル)の食料備蓄は一ヶ月は誰もが必要とするのではないでしょうか。

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シンガポールのリークアンユー回顧録の読書感想

→ シンガポールだけでなく台湾や香港も然り。華人の方は「共産党国家」の縛りから解けると、すごいポテンシャルを発揮する。そのように思いました。

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なぜそんなあばら家に?不動産屋に騙され、解決するために妥協せざるを得ず…

→ お住まいの家の耐震性が問題なのではなく、どなたかに対する怒りが本質なのではありませんか?ということもありますが、それとは並行に専門の工務店にまず相談されるといかがでしょうか。

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午後8時過ぎ、閉店まで一時間を切ったスーパーの野菜や日配品棚は自分にとって宝の山、命に変わっていく品々です。
五月、六月とゲーム感覚で「一日当たり食費200円、できれば税込」を継続中。

→ ゲーム感覚というところが重要ですね。ありがとうございます。

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約30年前の事ですが、例年にない長雨でお米が不作で、本当にスーパーでお米が無くなりました。お米なんて何時でも買えると安易に考えていた私は何処のスーパーに行っても売って無いことにとても焦りました。我が家は中高生の食べ盛りの息子がいてお米が買えなくてご飯が炊けないなどとは言えませんでした。仕事帰りに色んなお店に寄ったり、遠くのお米の自動販売機に主人と車で走って無い事にがっかりして不安がこみ上げた経験があります。結局、他県に主張した主人が通常の2倍の値段のお米を持ち金全部使って購入できた思い出がありました。

→ 次に起こるのはこういう風景であると思います。備蓄というのはスーパーや商店に物が普通にある平和な時期に、備えて買って置くことであると思います。
日本は災害が多いから多くの人は備蓄しております。良かった。
でも普段の備蓄は他人事。世の中が品薄になってから、必要以上の物を買い込む。何度繰り返しても同じ繰り返しという方もいらっしゃるかもしれません。残念な方です。

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