まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【心の中の綱引き】 希望(心の私)と絶望(催眠術の私)の綱引き。

2022-03-20 10:25:01 | 陰と陽の理論


貧困より恐ろしい死に至る病…40代50代のサラリーマンを襲う「絶望死」のハイリスク
河合 薫 健康社会学者 2022/03/19 9:00
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ユダヤ系アメリカ人の健康社会学者アーロン・アントノフスキーは、私が専門とする健康社会学の祖であるが、彼の「健康生成論」とその中核概念である「SOC(Sense of Coherence=首尾一貫感覚)」が、そうした社会の流れの中で登場した 。
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ナチスの強制収容所を生き抜いてなお「健康」な人々

1960年代、アントノフスキーは、ユダヤ大虐殺の生存者を対象に行った大規模調査で、極限のストレスを経験しながら、心身の健康を守ることができているばかりか、その経験を人間的な成長や発達の糧かてにしている人々に出会った。

ナチスの強制収容所に収容された人々は、財産を奪われ、家族から引き離されて家畜同様の扱いを受け、満足な食事も与えられず、極寒の中で過酷な肉体労働を強いられた。まさに耐え難い環境であった。調査対象者の多くは、戦争が終わり、収容所から解放されたあとも難民生活を送り、その後、三度にわたる中東戦争まで経験していた。

アントノフスキーは、「こんな経験をした人たちが、正気でいられるわけがない。心に深い傷を負い、社会に適応はできない」という仮説のもと調査を実施した。
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実際、7割の人が不適応状態にあり、心身の不調を訴え、うつ傾向を示し、中にはひたすら死を待っているような人もいた。ところがその一方で、29%もの人たちが社会にうまく適応し、心の健康を維持していたのである。
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「世界は最終的に微笑んでくれる」という確信

SOCといっても、日本のみなさんにはピンと来ないかもしれない。私の言葉で日本語的にごくわかりやすく表現すれば、「世界は最終的に微笑んでくれるという確信」だと考えている。
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「半径3メートル世界」にヒントがある

SOCが高い人は、困難や危機にうまく対処できる。また、そうした環境下でも成長し、精神的にも肉体的にも社会的にも、健康で幸せな人生を送ることができる。

どんなに厳しい環境に置かれても、自分を取り囲む「半径3メートル世界」に「私が生きにくいと思わない世の中」を作る、あるいは身を置くことができれば、「私」はしなやかに、たくましく、そして幸せに生きることができる。

半径3メートル世界とは、アントノフスキーがSOCで定義した「生活世界one’s internal and external environments」という概念を、私なりの言葉にしたものである。

「国家」「社会」「会社」といった大きな環境ではなく、自分という個人を取り囲む「半径3メートルの小さな環境」で共に暮らす人々といい関係が構築できれば、どんなに生きづらい世の中であっても、どんなに険しい壁にぶち当たっても、それを乗り越えられる。そのためのパワーが「私」たちには秘められているのだ。
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絶望死の正体

逆に、「私にとって生きにくい世の中だ」と慢性的に感じていると、その状態が人を“死”に向かわせることが最新の研究で確認されている。いわゆる「絶望死」だ。

ディートンとケースは「幸福と自殺」との関係を調べるために、「不幸せな場所」で自殺者が多いかどうかを調べた。ここで「不幸せな場所」の指標に用いたのが、「私の人生はうまくいっていない」と思うかどうかだった。
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https://president.jp/articles/-/55672




「この世は生きにくい」ように催眠術がかかっている理由。

セルフ3の世界観は「希望」に繋がり、
セルフ1の世界観は「絶望」に繋がる。

セルフ3は知っている。この世界に自分が限られた時間だけ許されて体験(挑戦)しに来たことを。だから。なるほどなるほど。なぜそれが自分の人生に起きるのか。なるほど。その手で来たか。なるほどなるほど。

セルフ1は自分がこの社会を体験するための仮想ルール。求めるほど取り上げられるようにプログラミングされている催眠術。その仮想のルールを真剣に生きないと、このゲームの意味がないですから。

求めるほど取り上げられる。願うほど叶わない。逃げるほど追いかけてくる。そのようにプログラムされた仮想ルールは絶望に繋がる。



希望の時期と絶望の時期。それぞれが交互にあらわれることで描かれる風景。

私達の人生。
セルフ3が色濃く出ている時期は「希望」を感じる回数も多いことでしょう。根拠はないけれど「世界は最終的には私に微笑む」そういう確信が心の中にあること。それを想い出すから。


セルフ1が色濃く出ている時期は「絶望」を感じる回数が多いかもしれないです。
私は世界に搾取されている。騙されている。傷つけられている。



片目は催眠術。でも片目は開けていたい。

私達の人生はセルフ3とセルフ1の綱引きの体験です。
片目は瞑って(つぶって)催眠術に没頭することは重要です。仮想のルールでも本気にならなきゃね。仮想の絶望でも、それが本当の絶望と錯覚するからこそ見えてくる。

でも片目は開けていたいです。心の眼を。なるほどなるほど。そう来たか。



おまけ1
まさかの展開。マジか。





おまけ2(読者の方によって教えて頂いたこと)
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とりあえず、大豆作れる人は作りましょう、私も作ります!
https://earthreview.net/argentina-had-halted-soy-exports/

→ お米は何とか出来ても今の日本の農業では大豆は全く自給出来ていません。しかし大豆は肥料を与えなくても空気中の窒素を自分で取り込むことが出来る作物なので。1年か2年間は大豆品薄という社会になるでしょうが、3年目以降は、日本の大豆は自給できるようになると思います。

日本人の食卓に関して。一過性のことであったとしても、その数年間はかなり厳しい事態を覚悟するべきと思います。また解消しても今のような飽食の時代には戻らない。でも地産地消。日本の国土の田と畑が私達に与えてくださる恵みがありがたい。そういう時代への移行。ソフトランディングだといいなと願います。

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催眠術。これがキーワードですね。戦争もあってはならない。ニュースに憤りを感じると共に、侵略されかかっている大統領にも違和感感じます。

→ セルフ1の世界観は「私達は被害者だ」。セルフ3の世界観は「起きることには意味がある」。どちらも私達の心の中にある。綱引き。一人ひとりの心の中の綱引きの集大成が、この社会を創っている。だそうです。

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午前中、墓参りしてきました。今日は暖かくて気持ちが良いですね。これから、防災グッズの点検です。
お風呂も常に水を貯めています。3.11の時は、一週間断水していました。断水が一番困りましたよ。

→ コメントありがとうございます。

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皇室が天皇がなくなれば人類は目覚めて進化してゆくと言ってる時点で、既に他者依存というか。

→ それはどこのお話ですか?そんなことはひとかけらも書いておりませんが。

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妹が3回目ワクワクキャンペーンに参加にして熱が38.5度出たそうです。不思議なことに顔が火照らず首から下が熱くなったそうです。職場で言われるのがいやなのでワクワクキャンペーンに参加参加したとの事です。私は、あーそうなの聞くのが精一杯でしたわ。

→ もし妹さんが、あなたが未接種であることをご存知なのであれば、今の時点では、もう妹さんに出来ることは「あーそうなの」が精一杯であると思います。現段階では仕方ないと思います。残念。

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もしかしたら、まるぞうさんにせんのうされているかもしれません。。。

→ まあいいじゃないですか。

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陰ではなくて正面切って批判非難する人は仕方なくない?割り切れない?

→ 正面切って批判非難して来る方。
その方の悪意の言葉の中にある「小さな警告(自分にとって耳の痛い忠告)」だけ抽出して取り入れます。
抽出後の悪意の部分は、受け取らず天の網にお預けいたします。そう言えば天の網ってセルフ3の一部でもありますね。

天の網にお預けすることが「水に流す」という意味です。無罪放免にするという意味ではなく、私はもう抱え込まない。その方が相応の報いを受けるかどうかは、もう私の関心時ではないと手放すこと。その人が報いを受けるべきだという願いも含めて、天の網に届け出を出した後は、実際にどのような采配となるかは、陰と陽の厳格な結果にお任せいたしますということです。

ただし、自分に報いが来ないためには、その方の言葉に含まれている「小さな警告(自分の耳に痛い忠告)」は抽出して謙虚に受け取る前提が必要です。

抽出後の悪意敵意の部分は、私が受け取らなければ(=恨み続けなければ)、きっと相応の部分が、相応のところに返っていく。そういう天の網システムを私は信じています。

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