まるぞう備忘録

無題のドキュメント

自分の意見を主張するより相手を肯定することの方が嬉しいという変化。

2023-12-24 11:28:39 | 今日のひとり言

防災カレンダー

兵庫県西脇市






第一ステップは
・その場にいない人の陰口悪口を言わない
でした。

それまでの私は本当に、自分で無自覚にいろいろな人の陰口悪口を相当言っていた人間だったと思います。が、本人は無自覚なので覚えていません。
ただ一つ覚えているのは「まるぞうさん、そろそろそういう人の悪口を言うのはやめてもらえませんか」と友人から指摘を受けたということでした。
もう20年近くも前のことですが、はっきり覚えています。
それほど、私はいつも「無自覚に」誰かの陰口悪口を放言していたのでしょう。

でも社員からすると、私が社外の取引先や、その場にいない社員の悪口を言っているのを聞くのはさぞかし辛いことであったと思います。

そのため、私は「その場にいない人の陰口悪口は言わない」と心に決めました。



第二ステップは
・社会の批判や愚痴を言わない
ということです。

これは別に「言わない」と決めたわけではなく、第一ステップの習慣を続けていたら、自然とそうなっていた。ということです。

・社会が悪い
・政府が悪い
・業界が悪い
・テレビが悪い
・マスコミが悪い
・〇〇国が悪い
・近頃〇〇な人が増えた。
・近頃〇〇な若者が増えた。
・近頃〇〇な老人が増えた。
etc etc...

いつの間にかそういう話題を私が口にすることはなくなりました。
相手がそういう話題になっても、「でも〇〇って良い面もあるよね」と話題を良い方向に持っていくか、あるいは、「そうねえ…」と流すか、反応せずただニコニコと黙っているか。

これは、その方が自分の気持ちが良いからです。
別に道徳的に「正しくあれ」と主張する意図ではなく、本当にそれが自分の気持ちが良いからなのです。
テーブルの上に食べ散らかしたゴミが残っていたら、そっと集めてゴミ箱に入れます。でもそれは道徳ではなく、私が気持ちが良いからです。



第三ステップは
・自分の主張を説得させる欲望がなくなって
・相手を肯定して喜んでもらうのが嬉しい
という変化です。

これも特に決心したわけでなく、第一ステップと第二ステップの延長で私に起きた変化です。

もちろん
・仕事として必要な指示や報告
・安全や健康のリスクに関する話題
については、きちんと主張します。
でも、本当にそういうことは年に数回もありません。

99.9%は、別に私が相手に無理に自分の主張を通す必要はない。それより相手の主張を肯定して「そうですね」と認めて、相手が喜んでくれる方が私は嬉しいし気持ちがいいのです。

個人的な趣味としては
・8割はどうかな?
・でも2割は良いかな
という場合は、その2割の「相手の主張を肯定する」話題として膨らませます。

相手が「どうしたらいいだろうか?」と質問をする時は、
本当にこちらの知見が役に立つ場合は、できる限りの相談にのりますが、
でも大抵は「自分の意見を肯定して欲しい」ということがほとんどなので、

・仕事として必要な指示や報告
・生活の安全や健康のリスクに関する話題
以外は、相手の意見を肯定する。そういう会話になります。



この第三ステップについては、異議のある方もいらっしゃるでしょう。
それで良いと思います。
あるいは「ああ、そういう気持ちわかる」という方もいらっしゃるでしょう。
それで良いと思います。


そこまでして、自分の意見をおさえて媚びへつらえばそりゃ相手も気持ち良いでしょうよ。というご意見もそれで良いと思います。
ただし私は、ご機嫌とりのために媚びているわけではなく、またぐっと自分の意見を抑えつけているのではないのです。
あるいは「ああ、そういう気持ちわかる」という方も少なからずいらっしゃるでしょう。
そう。そういう風景です。

自分の主張を相手に認めさせたいという欲が本当に少なくなりました。(仕事上の決断や生活の安全や健康のリスクに関する話題を除く)
それより、相手を肯定して、相手が喜ぶ顔が、こちらも気持ちが良いのです。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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薫兄者さん
・・・
京極夏彦氏の小説『姑獲鳥の夏』では、床に転がっている人間の〇体が「見えない」というシーンが出てきますね。見たくない、信じたくないという想いが、〇体を見えなくしてしまう。読んだときは「ほんまかいな!?」と思いましたが、人間確かに「見たいものを、見たいようにしか見ていない」ものだな、というのはよく実感します。
彼が見ている世界、彼女が見ている世界と私が見ている世界は似て非なるもの。
黒澤明の映画『羅生門』はそんな人間の性(さが)のようなものを、物語的に上手く描いています。世代を越えて、一見の価値ある映画です。
人は基本、己の「目」に映るものしか信じない。でも「本当」の世界は、己の「目」に見えることを越えて、「目」の前に広がっているのだろう。
なんてことを、つらつら思う今日この頃。
なんといいますか
面白いね。

→ 私もかつては
・自分の思い込みが正しい
という世界で生きておりました。
今は「半分は間違っているかも」という補正を実感いたしまして、は随分私を助けてくれたと思います。それでもやはり半分は「私の思い込み」の中で生きております。

==========
ようこさん
・・・
私は今はパモキサン錠を冷蔵庫野菜室に備えてあります。

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菜の花♪さん
・・・
わたしも最近ですが、お店の方に「ごちそうさまでした」「美味しかったです」と素直に伝える事ができる様になりました。
「ごちそうさまでした」はいつも言っていましたが、「美味しかった」と伝えるのは少し緊張します。
でも、満面の笑みと「ありがとうございます」と返して頂いて、心が充電されて暖かい気持ちになりました。
とても素敵な事ですね!
これからも続けたいと思っています。

→ そうなんです。こちらが「ご馳走様でした。美味しかったです。」とお伝えして、相手が喜んでくださる笑顔がこちらにまた幸せな気持ちにさせてくれるのです。(^o^)/
ありがとうございます。

==========
話し変わって、今も忘れられない人がいます。私が横断歩道を渡ろうとした時、道の真ん中に穴があり、そこに爪先を引っかけて派手にダイブしたことがありまして。痛かった!そのとき反対側の歩道にいた女性が、私に手を差し伸べている光景が視界に入った。
あっちとこっちで届くわけがないのですが。それを見た。激しく身体を打撲して痛かったけど、私はその人の咄嗟にして下さったお姿を今もはっきり記憶しています。おもいだすたびに胸がポッと温かくなるのです。観音様のお姉さん有り難うございます。

→ 投稿くださってありがとうございます。そして観音様のお姉さん、ありがとうございます。(^^)

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SHO_KOさん
・・・
ハワイの言葉ですが、また書いてしまってすみませんが、
“マラマ・アイナ”は(愛し守る・土地)という意味で
愛して、守るということは同じことなんだなと思いました。それは、愛する気持ちだけじゃなくて、
愛することは守ること。守ることは愛すること。なのだということを連想し、印象に残りました。

私の心はいうのです。「愛するだけじゃ片手落ち」
愛すること、守っていくことができて両輪になる。
それぞれがバランスして両輪が動くのだと。両輪ができて永遠につながる。そう感じました。
そして、なんとなく思ったのは、縄文人は愛することはできたはずだけど、なぜ滅びたのだろうか?(正確には純粋から混血人種になった?)
愛することや感謝すること「今」を楽しむのは得意だったけれど、守る事は遺伝子として存在し続けることが叶わなかったのだろうか?
より何かと混じり合うことで、「今」をより良く生きるために新しい生き方、何かを選択したのだろうか。
そんなことを夢想しました。

→ 縄文人は滅んだとも言えるかもしれませんが、溶け込んだとも言えるかもしれません。
創造→調和→破壊→創造→・・・

螺旋を描きながら新しい風景を生み出すリズム。123の三拍子です。

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