まるぞう備忘録

無題のドキュメント

その2。自分の意見を主張するより相手を肯定することの方が嬉しいという変化。

2023-12-25 09:43:40 | まるぞう経営学

防災カレンダー

さいたま市





相手と議論をして「自分が正しいと相手に認めさせなきゃ」という欲が本当に小さくなっていくと同時に
「相手を肯定して相手が嬉しいと思う気持ちがこちらに伝わってこちらも嬉しい」という気持ちが強くなっている。
これは今後多くの人に起きるであろう心の変化の特徴の一つである。という仮説です。



人がお互い議論しているのを聴いていると、ほとんどが「意味のない議論」でお互い言い合いをしているように思います。
・仕事上契約上で言うべき必要な主張
・生活の安全や健康リスクに関する大切な情報
というのはほぼんどなく、議論の99.9%は正直どうでもいいだろう。という内容に聴こえます。

そしてそのお互いの議論には3つのパターンがあるように思います。



一つは無意識の条件反射です。

物心つく過程で、自分を相手に認めさせるという癖がセルフ1に染み付いているため、お互い、無意識の条件反射で、自分の意見を主張しあっているようです。
心の奥底の声はなく、本当に表面の意識がお互いほぼ無意識の条件反射をぶつけあっているようです。

でもこの場合でも、自分自身が「自分は無意識で条件反射の反論をしている」と発見できれば、それで、その無意識プログラムは停止します。

たとえば無意識の寝言を言っている人に「あんた今寝言言ってるよ」と教えてあげて、本人も「自分が寝言言うだろうか」と注意をはらっている間は、寝言が止まるのと同じです。
本当に「見る」ということはパワフルだと思います。



二つは無意識の地雷です。

普段は自分を意識している人でも、あるパターンになると「思考が止まって感情的になる」ことがあります。これが「地雷」と呼ばれるものです。

たとえば私の場合は「人に軽んじられると激昂する」というパターンがありました。
私は全くその自覚はなかったのですが、知人に指摘を受けて、そのことを自覚したあと、その地雷は消滅しました。

いつも同じパターンで人間関係にトラブルが発生する人は、自分の中に無意識の地雷がある可能性があります。
そして自分自身が、勇気をもってその「地雷を意識する」ことで、その地雷は消滅します。少なくとも無関係な人間に地雷を投射することは止みます。
やはり「見る」ということは非常にパワフルだと思います。まさに創造の力です。



三つ目はセルフ1のエネルギー源です。

セルフ1という表面自我にとって
・相手に自分を認めさせる
ことが一番のエネルギーとなります。これが昂じて
・相手を否定すること
が大好物のエネルギーとなるケースもあるでしょう。

その人達にとって、議論とは「セルフ1のエネルギー源を相手から奪う」という大切な工程となります。
だから議論の内容は正直どうでもいいのです。議論によって
・自分が正しいと相手に認めさせること
が重要であり、その人のセルフ1によっては
・相手を否定すること
が、本当に自分を満たしてくれるエネルギーとなります。

でもこれもこれからの時代、このケースも消滅していく人が増えていくという小説です。
私達の心の奥底の私。相手が喜ぶことが自分の喜びに感じる比率が高くなっていきます。
相手を否定して自分が正しいと認めさせるエネルギーがだんだん虚しく感じていくことになるでしょう。
これは不可逆的変化です。一度進み始めると後戻りしない変化のことです。

相手が喜ぶことが自分の喜びとなる。
これにまさる幸福感はちょっとないです。
という人たちが増えていくという近未来小説です。



よくある質問

もし相手が陰口や愚痴を言って来た時、どのように肯定したらいいのでしょうか。

私が言葉として陰口や愚痴を出すことはありませんが、でも相手が心身のSOSの場合は、うんうんと聴いて上げます。
やはり人から肯定されることは、疲れた心にとって大切なことですから。
でも本当はその方の陰口や愚痴ではなく、その方が頑張っていることを肯定できたらそれが一番です。

しかし中には陰口や愚痴や批判に同意させて、相手からエネルギーを得ることが常態化しているケースもあるかもしれません。
そういう場合は、私はそっと距離を開けます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
SHO_KOさん
・・・・
赤と白の世界
それから、愛すること守ることのふたつは、私の身体の中を流れる血のようだと思いました。
愛すること、赤血球、酸素や栄養を運び不要なものを回収し全身をめぐる。与えるものの象徴。
守ること、白血球、雑菌やカビ寄生虫など身体に害をもたらすものを攻撃する。守るものの象徴。
ひょっとしてこの世界(身体=ミクロの実体のある宇宙)は、赤と白の世界なんじゃないかと夢想します。
陰陽太極図というのは、本当は赤と白で描かれるべきなんじゃないか?
なんて、実はずっとそう思っています(笑)

→ これからの時代。まさに振子が戻っていく時代の風景ですね。
コメントありがとうございます。

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人生にやさしいことは沢山ありました。小さい頃、夜遅くまで留守番してる私のことを近所の皆さん知っててくれました。地震があって停電したら大家さんはすぐに懐中電灯を2つ持ってきてくれました。商店街のおばさんもお菓子を持って見に来てくれました。
床屋のおばさんはいつも私の髪を結ってくれたしな。近所のお医者さんは、お腹が痛くなったらすぐ来なさい、お母さんがいなくてもみてあげると言ってくれました。私は皆さんに見守られ幸せだったんだ。

→ 優しい風景のお裾分けありがとうございます。

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ただ、相手が何かを批判していて、自分も相手を肯定すると「相手と同じように、対象物を批判」しなくてはならない時って、ありませんか?その時は、流す感じでしょうか?

→ はい。そうです。
その人が誰かの批判を始めだした時は、
・無意識の癖として愚痴が出ている。
・自分の地雷を外部に投射している。
・自分を認めさせることで相手からエネルギーを得る。
という現象がほとんどなので、そういう場合は距離を開けます。



学生の頃であれば、「んー難しいことはわかんなーい」とはぐらかして済ませることも出来ますが、社会人の場合はそういう訳にもいかないのかなと思いまして。

→ 私は下記の場合は距離を開けます。
・政治や宗教の話題で議論をふっかけてくる相手。
・いない人の陰口で同意を求めてくる相手。
・社会に対する愚痴で同意を求めてくる相手。

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まるぞうさんはこのような場合の心の折り合いをどんな風に上手くつけていますか?
もしよろしければ教えて頂きたいです…。

→ この世界は自分も創っている。と思っているので。
「他人が創っている」と思うと、いろいろ不平不満も出るかと思いますが、自分も常に一票を投じているので。
明日の記事で考察するかもしれません。コメントありがとうございます。

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携帯から見ると前日の記事のコメントが見るところがないのですが、どうしてですか。iPhoneです。

→ その該当ページのURLと、全体のスクリーンショットを撮って、メールで私に送っていただけますか。よろしくお願いします。

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