まるぞう備忘録

無題のドキュメント

陰謀論の世界。4

2024-05-22 09:24:22 | 今日のひとり言

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疑心暗鬼で崩れていった。

その英国のテレビドラマで興味深い話があります。
それはNo.2を疑心暗鬼で失脚させる。というお話でした。

主人公のNo.6は、No.2が非常に疑り深い性格であることを見抜き、このような作戦を実行するのでした。

まず「No.1に対して、No2の様子を報告するレポート」を単純なメモとして書いてそれを村のある場所に隠します。もちろんそれは主人公の思いつきの行動です。
そしてNo.2は、主人公の行動を全て監視しているので、彼が書いたメモも突き止め回収します。するとNo.2はそのメモを見て、
・自分はNo.1に(No.6を使って)監視されているかも」と疑心暗鬼になり始めます。



次に彼は白紙の手紙を封筒に入れて、またいわくありげに、村の別な場所に隠します。
No.2はすぐにそれを回収させて、白紙の手紙を科学班に分析させます。
しかし白紙のままです。何も細工はされていません。と科学班が報告すると、No.2は「科学班もNo.6とグルで私を騙しているのかもしれない」と疑心暗鬼をつのらせます。



次に主人公は、村の病院の部長に電話をして「No.2の精神状態はどうかね」と尋ねます。病院部長はいきなりの質問に「一体なんのことかね。君は誰かね。」と返答しますが、主人公は「ああ、電話では話せないんだね。君も用心深いね。わかったよ。」と切ります。
主人公の電話を盗聴していたNo.2は早速病院部長を呼び出します。

病院部長は「何のことかさっぱりわかりません」と答えると
「おまえもNo.6のグルなのはわかっている」と更に疑心暗鬼になります。



次に主人公は、No.2の側近のガードマンに親しく話しかけます。
No.2はそれをカメラで監視していますから、側近を呼び出します。
「お前はNo.6と何を話していた」
「向こうから話しかけてきただけです。ただの挨拶です。」
「そんなことはない。お前もNo.6とグルだったのか。お前だけは信用していたのに。」



人を呪わば穴二つ。

このようにして、No.2は失脚した。という話でした。

この話の興味深い点は
・人を監視してコントロールしている人間ほど、疑心暗鬼が自分に降りかかる。
ということです。
自分は他の人々を監視したり、盗聴しているのだから、当然自分も自分より上位の存在に、監視され盗聴されるだろう。と思い込みやすい。ということです。



迷い込んだ樹海。

これが「陰謀論界の樹海」です。
陰謀論の秘密組織の構造でもあります。
組織に属すると、自分より下の階位の人間のことは全て把握できるが、自分より上位の存在は全く秘密にされている。という構造が重要なのです。

自由になりたくて、一生懸命階位を上げても、必ず自分の上には更に謎の上位が存在する。という堂々めぐりの樹海構造です。



心の中の羅針盤。

その樹海を抜け出す大切な羅針盤が、
・自分はこの世に生まれて来る時に、何を体験したかったか。
・今誰にも知られずこの世を離れるとしたら、何を一番後悔するか。
ということを思い出すこと。という仮説はいかがでしょうか。



私は趣味としたは陰謀論小説は好きです。
心の中の羅針盤を道しるべとして進んでいく旅の、スパイスとして陰謀論小説は面白いです。
私の心の中の羅針盤は「No.1の仮面は剥いだら自分自身だよ」と教えてくれる気がいたします。そういうスパイスは人生の彩りとしてはセンスいいですよね。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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薫兄者さん
・・・
最終回でNo.1が宇宙に逃げて行くとか、私なぞは『科学忍者隊ガッチャマン』の総裁Xを連想してしまって、ちょっと楽しい(笑)。ガッチャマンの最終回は案外、プリズナーNo.6の最終回をパクったものかもね。そう考えると、大した影響力だねえ。イギリスか世界に誇るヘヴィ・メタルのアイコン的バンド、アイアン・メイデンは『The Prisoner』という、このドラマにインスパイアされた曲を発表していますし、その他アニメ作品や日本の特撮モノなどあらゆる方面で、パロディやらオマージュやらが多数散見されるらしい。
影響力はかなりデカいドラマではあるようで、それだけ観た人の心に「何か」引っかかるものがあるドラマであったことは間違いなく
このドラマになにを見出し、どう解釈するかは、”あなた”次第ってことで。

→ Wikipediaによると「マトリックス - エージェントに追われる主人公ネオが逃げ込んだ部屋で老婆が視聴しているTVに本作が映っている。」だそうです。面白いね。

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ところで、まるぞうさんは仮想現実についてどう思われていらっしゃいますか。私たちはすでに、仮想現実の中にいるのでしょうか?

→ いわゆるITの世界で言われているバーチャル世界は興味ないです。
セルフ1:表面自我(浮世の価値観)
セルフ2:身体(地球の大自然)の分身(寿命を終えると地球の大自然に還る)
セルフ3:真我(死なない意識。心の中のおひさま。一つ)

セルフ1の浮世の価値観は仮想現実とも言えると思います。そのルールの中で、喜怒哀楽という彩りを楽しんでいる私達です。セルフ1という運転手とセルフ2という乗り物をお預かりして、どこまで行けるか景色を観たかったです。ありがとうございます。(^o^)/

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よくわからない箇所が多かったので、あらすじを書いていたブログを読んでみました。

→ このブログはこの方の個人見解です。参考にはなりますが全てが正しい解釈というわけではないと思います。このドラマについては、人それぞれに思うところが面白いポイントだと思います。
コメントありがとうございます(^^)。

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