須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

カキノキの雄花

2014-06-06 10:12:46 | 樹木
2014年6月6日 <父>

6月になって柿の実は少し育ってきているでしょうか。

5月に緑道を歩いていて、不思議な花がたくさん落ちているのに気がつきました。
早めに落ちてしまった柿の実にまじっています。





見上げると釣鐘状の花がついている細い木が、カキノキのすぐ隣にありました。
後ろに写っているカキノキには、小さな実がたくさんついています。
葉はカキノキとそっくりですが、花は見たことがありません。





カキノキをよく見ると、わずかですが隣の細い木と同じ花が見つかりました。
細い木もカキノキで、花は雄花だったのです。雄花と雌花が分かれて咲くのは不思議です。
初めて見た雄花だったので、調べてみたら「雌雄同株だが完全甘柿には雄花がない」
(「庭木・街の木」小学館)と書いてありました。

見たことがない人も多いと思います。近寄ってみます。
虫が花から花へと移動しています。花粉が付いています。





下から覗いてみました。





集まって咲いている姿が可愛らしいです。


 2014年5月19日 東京・世田谷区にて リコーGRデジタル4


先日、友人のボタニカルアートの作品展を観てきました。見事な描写に感心しました。
ボタニカルアートとは、植物学的な絵ということで、植物の特徴を観察し描写した
花の肖像画とのことです。
ボタニカルアートの言葉は知っていましたが、実物大に描くこと、背景は描かないこと
いうのは初めて知りました。

描くことで植物を深く理解することが出来るのも魅力なのでしょうね。
<父>も絵には興味がありますが、当面、写真で頑張ります。

コメント (2)
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