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玄徳道

道を語るブログです。

真坐道

2012-07-16 22:29:29 | 坐道
真の坐とはなんなのでありましょうか。
太古の時代、純朴な時代であり、人と神が一つであり、自然の精霊も共に共存(覚智)し、尚、草や木、動植物と会話(テレパシー)が出来た太古の時。人は、常に上天と接し、人の囟門(頭の頂上)は自然に先天炁が自然と流れ、玄関(心臓の中り)には常に神霊が顕現され、普段の生活の中で、心の坐が自ずから得られていました。之を真坐と称します。娯楽や快楽が無い世界であり、誘惑も無く、人の心は一であり、忠恕でありました。

時が移り、生まれた時から、欲望が安易に叶えられる時代であり、道を得るよりも、嗜好、や趣味がを大切となり、人の心から先天炁も流入が少なくなり、尚且つ、胸の神霊が欲望により岩戸隠れしてしまい、真実を見失う時代となりました。

ここに於いて、様々な求道者は、真実を見つけようと、宗教を遍歴し、神を外に求め、神に媚へつらい、我が身の幸せを得ようとしても、入る幸せより、出て行くお金が多いようです。
伊勢白山道の出現は、一時の天祐であり、内在神のみを信じ、先祖供養、神祭りの三つの行いは感謝に帰依し、多くの衆生を救いました。しかし、時節は伊勢白山道を応援していたようですが、彼の独断と偏見は多くの敵を作り、彼の霊能の嘘、矛盾を突っ込まれています。奢れば、神を、自分を見失うのです。しかし、彼の内在神は、人の心に、安らぎを与えたのは真実です。そして、内在神がいると云う、胸の中心の思想も又真実です。

真坐に於ける、道に心坐と形坐があります。

もし、坐の奧竅について真剣に学びたいのであれば、道院の道慈の資料をご覧になればと思いますが、要点を噛んで親切に教えてくれてはいませんし、何より、道院の信者、修方にならなければなりません。私は常に道院の枠を超えねばならないと考えています。私が一番優れていると考える坐の奥義書は、至聖先天老祖の愛娘である無名の神人、炁楽仙女さん著の「生きる!意味と方法」をご覧になるべきだと思います。この本は真坐の奥義書であり、道院では見かけない、真坐、心坐、守窔について、優しく、理解しやすいように説かれています。ただし、本はあまり出回っておりませんし、電子書籍の方も遅れているようです。しかし、真剣に道を求めれば必ず得られると思います。道院の方も、はなから自分を誇らず、謙虚に、同修の坐を学ぶのも修養であり修道であります。

私は形坐の方から入りました。形坐とは道院独自の形式で、足を組まず、座イスに座り、両手を両膝に置いてする、坐です。道院に綱則があり、詳しく書くとクレームがきますのであしからず。やはり、形坐も炁楽仙女さん本と永遠の生命、安心のブログを参考にして下さい。
形坐による先天坐で、私は登頂に気が回り込む事が自然と成りました。之を心坐に取り入れました。丁度、きらく仙女さんが得た、妙窔バージョンと適合したのは嬉しかったです。そして、形坐のみではなく、心の坐を常日頃行う、常駐坐臥が今の私の課題です。
常に神を玄関に覚神するのは、形坐(先天坐)のみでは未見真実です。ここから真見真実の実相に至るには、日常坐臥の心坐が重要であります。
そして、自己を済度、他者を救済するに止まらず、地球の運行を助ける働きにまで自分を高める為には心坐、形坐の道が合する、真坐を得なければなりません。真坐こそが至聖先天老祖が普く世を救う為に授けられた法なのです。


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愚かなる道

2012-07-11 21:47:12 | 考察
人の本性は、本来、優劣は無いのです。人とは根源神より派生した木の実であります。いわば、神から見たら、木の実に大小があるが如く、個性を表しているにすぎません。そして、人は内在神を掲げる生き宮でもあります。神は愛である以上、人と人同士は慈しみ合い、思いやりを持ちながら、発展していく道を大道、惟神の道と述べるのです。

素直で純粋な人ほど、人に好悪を感じずに、誰とでも仲良くなりますよね。人が幼い時は素直で純粋で、皆が友達でありました。それがいつの間にか、「俺の方が力が強い、頭が良い、私の方が奇麗」等と他人と比較する心が生まれます。まして、その子の親たちは、競争世界と云う知識を子供に埋め込み、他人に負けることは恥ずかしい事だと教えます。ここに我が子に悪の因を知らずに創る結果となるのです。その小さな悪の因果は長ずれば巨大な業となり、人々は競い合い、国々もまた、同じくし、戦争が起きるのです。戦争とは互いに殺し合う、いわば、根源神から派生した者同士が行うのであるから、お互いの神を殺し合うことになるのです。人の一念一動は三千世界に影響します。ここにおいて、人は仇を知り、他人を呪い、うけた苦しみを更なる苦しみで返し、その因果応報は治まることが無くなります。業は膨れ上がり、刧と成り、一たび潜伏する刧が吹き出れば、地球の形状を変え、多くの人を生命を死に追いやる大災刧となるのです。しかし、同じ内在神を持つ、神同士が殺し合い、呪い合うことの愚かさを悟る人は、一握りしかいません。

人の心は自分より下に居るものを見れば蔑み安心する性質があるようです。しかし、これは欲心から出たエゴです。人は赤子を見れば当然自分より下の存在であるにも拘らず、この赤子を慈しみます。これが孟子が述べた、惻隠の情であり、人の本性が善性である事を示しているのです。自分が優位であると考えることは欲望なのです。欲心で見る人は蔑み、道心で見る人は慈しむのです。

人倫の道とは秩序であり、長幼の順が出来るのは自然の慈道です。これに優劣はありません。

伊勢○山道批判、ワール○メイト批判などで半島との差別観を得意げに述べておる人達がおりますが愚かであります。その背後に牛頭魔神たらなんやら、書いておりますが、差別する己が内に悪魔が潜んでいる事を知らないのです。

上記の内要では、道院紅卍字会もその悪の流れであるように書かれていました。

道院には、至聖先天老祖が迷いの境界にある人を渡(すく)うのに三大要項を明らかにしています。

「党派に渉らず。政治を語らず。種族を分かたず。」

道院とは自己済度であり、他者救済の道であります。道を明らかにし、慈を興し、普く世界の平和の基礎を創る学府であるのです。


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達観道

2012-07-10 21:43:20 | 坐道
どのよう道を歩んでいる人も必ず悩みがあります。人に接すれば人間関係で悩み、仕事では、上手く行く行かないで悩み、夫婦では顔を合わせれば、何故か罵り合い悩みが尽きない方もおられるでしょうし、お金持ちも、貧乏人にも悩みがあります。
坐道とは、欲を捨て去り、内なる神を覚する道であるため、悩みは少なくなってきます。それでも、山中で孤独に生活しているのであればともかく、働き、人と交われば、誤解や中傷もあり、悩みの種は尽きません。

真に達観する者は生死の見がないと言います。つまり、生死に心を奪われないのです。

武士道とは死ぬこととを見つけたり。昔の日本人の侍は、不始末を犯したら自分で自分の腹を切りました。当時は鎖国しておりましたが一部許されいたオランダ人等はこの風習を見て、驚き、尊敬されたようです。なんせ、自分の罪は自分でつぐなうのですから。
昔の武士はいつも武士らしく腹を切る覚悟をしていました。その覚悟がある武士こそが士道を歩んだのです。

士道は卑怯を嫌い、いつでも死ねる覚悟です。言わば常に死人(しびと)です。死人に基本、痛みや恐怖はありません。これこそが常に死を覚悟する達観です。この達観を得るために禅寺で坐禅をする武士も多かったでしょう。

「真に達観する者は、生死の見が無く、本来生死がなければ、どうして苦楽があろうか、本来苦楽がなければ、どうして、好き嫌いがあろうか。故に好き嫌いの心を滅ぼすには、必ず先ず、生死の見を除かなければならない。」

人は悩み苦しみます。しかし、死ぬ気になれば、障害を排除して、新たなる道が開眼するのです。

溺れる者は藁を掴もうとするから溺れるのです。溺れたら自然に任せ、沈めば良いのです。沈めば後は浮き上がるのが天地の法則です。

士道は達観であり、常に「大死一番」なのです。


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道の源

2012-07-08 21:27:56 | 天道
物事には必ず源があります。木々には必ず根元があり、水がわき出る源もあります。人の源は親であり、先祖であり、神々にまでたどり着きます。道の源は天地が交わり生命を育んだ瞬間こそが源になります。道とは生命の根源だからです。これを先天の炁と称する事もあります。

源は根源であり、宗であります。宗とは物事の大切な根本を示す言葉であります。ここに大切な教えである「宗教」が出来るのです。ただし、今の時代の宗教は悪事を為す教団が出来てしまい、日本では宗教の2文字は嫌煙され、忌み嫌われる言葉でもあるようです。昔の宗教とは学問の代名詞のようなものであったのに、今では、お金を取る、搾取する、団体のように思われています。宗とは解すればウ(宇宙)を示すと書いて「宗」と書くぐらい大切な言葉であるのに残念ですね。

道を歩む人は源を大切にしなければなりません。子が親を大切に思い、親は祖父母を大事に扱い、祖父母は先祖を敬い、先祖は神に帰還するのです。源を大切にすればこそ神から子へ、生命のエネルギーが循環するのです。これは生命版の和気でもあります。樹木が大きくなるのは根元が地にしっかりとしがみつき養分を取り入れるからです。この根本が無ければ木は育ちません。根元がしっかりしてこその大木と成るのです。道を歩む人の根本は修道であり、修養であります。この源を大事にしなければ真奥の道まで至れることは少ないのです。修道とは我が内の真心を明らかにさせ、誠ある行動を言います。修養とは人が本来持っている本性を養い育てることです。

先天坐とは先天炁を無限に回復させる、修養であり、己が本性を、真の自分、内在神を明らかにする修道を兼ね揃えておるのです。
是を授けた至聖先天老祖とは先天の炁胞であり、宗であり、根源神であり、道院の修方の師であります。この先天坐にこそ、真霊回光の秘があるゆえんです。

人の源である先祖の供養もまた大切であります。私が伊勢白山道により教えられた道でもあります。伊勢白山道式の先祖供養は安価であります。貧乏人の私には大いに助かるのです。伊勢白山道には賛否両論がありますが、私は自分が納得した道理はとことんその道を歩むのです。

先祖を祀り、そして神棚を祭る事も大事ですね。お金はかけても、かけなくても通ずる道理は人の愛と真心です。誠の心こそが根源神に通じる人間の唯一の方法なのです。

そして、その源(宗)を大事にしなければ福徳が巡る道理はないのです。


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人心これ争い、道心これ和する。親和道

2012-07-07 22:03:08 | 天道
人の心とは厄介です。妬み恨み、嫌悪。全ては自己の好悪から出てきます。まあ生きて働き社会と交われば、心は、本来もっていた純真さを忘れ、自己の心を守るために、気が強くなったり、自分を守るために出る釘を打ったり、とにかく、嫌いな人物を排斥したがります。朱に交われば赤くなりますが、人間関係も悪意の強い職場に居れば、老いては従え、弱者は従えの如く、常にいない人の悪口を述べねばなりません。辛いですよね。

人の心の楽しさは一瞬であり、嫌な苦しみは片時も忘れることは難しいようです。苦しみを感じる事とは永続性でもあります。

しかし、物事には定理、法則があり、極まれば変ずる事は、宇宙想像以来変らぬ真実です。

私のスローガンは「苦しみとは喜びです。」苦労はしんどいです。しかし、物事が必ず変転する以上、極まれば、苦労した甲斐があった喜びに変わります。

これは、道を歩む人への警告です。道を歩む人達が自分の道が正しく、他人の道が誤っている。自分の坐が正しく、他人の坐が誤りであると考えているのであれば。それは道にあらずです。何時まで経っても他人をけなし続ける永遠の小人であります。何故ならば、そこに道心が不在しているからです。人には二つの心があります。神の心、高次の自分、即ち道心です。、弱い心、怠ける心が他人を貶す心、低次の自分、人心であります。人心は自分勝手であり、気に入った相手にはとことん善くしますが、嫌いな相手にはとことん排斥します。
道心とは本来の自分であり。真心から発する誠でもあります。道を得ている人は人の好悪を乗り越え、天理とします。即ち道心とは神の如く親切であり、好悪に囚われず、誰とでも和するのです。神が天地と和し、交わり発展する所以は互いに背かない事にあります。
その和気の感化により、古の聖王たちは無為にして、民を修め、災害を未然に弭化し、その聖徳は盛んとなり、万民は王がいることも知らずに普く平和の道を歩んだのです。

「人心惟れ危うく道心惟れ微なり。惟れ精惟れ一允にその中を執れ。」

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