玄徳道

道を語るブログです。

六甲山、剣座道

2017-08-19 22:25:30 | 神業道

「甲やま 六甲のやま 神のやま 降りた神示を 受けて立たなん。」

かつて、若い時、シタテルヒコさんと丹後の天橋立、元伊勢籠神社、奥宮の真名井神社、そして、丹後の神人、小長谷修聖老翁の龍華館に赴いたときに、降りた神歌である。


時を経て、甲山に赴き、神呪寺、頂上まで登ったが、感合無し。

偶然目にした、鷲林寺の地図。なぜか、そこに行った。

行ったら龍泉郷の如く感じ、伍黒天龍王麁乱荒神の縁起をみる。麁乱神は、空海と争い、調伏され、仏法を守る、三宝荒神とされたらしい。

鷲林寺と荒神堂のすぐ裏に、六甲の観音山があり、私は登り、麁乱神の磐座と対面した。

私は、実に麁乱神は懐かしき友であった。
真友とは、氣の合化。仲良くなるものは、自然となる。あいてに合わせなくても合する。

そして、そこからは、甲山を一望出来る。此処にて、甲山と感合す。



六甲山。約一億年前に地下深くで生まれた花崗岩であるらしい。百万年まえの六甲山の変動により隆起されたのか。六甲山は、兵庫県神戸、芦屋、西宮、宝塚を跨ぐ。

太古では聖なる山とされたようであるが、豊臣秀吉ごろから、武庫山(六甲山)の木は、伐採したい放題の法令あり、江戸期は、樹木が伐採され、禿げ山であった。近年、洪水や土砂災害を防ぐ為に植林と復興された。
他の神山とは違い、信仰の山とする敬虔さは、あまり、なかったようだ。
一部、修験による、聖域化はあったようだが。

六甲山は廣田神社の神域であり、天照大神の荒御魂とされるが、本体は縄文以来の水神、鐘賢木厳之御魂天疎向津姫命、即ち、瀬織津姫である。


日本に於いて、大正期、至聖先天老祖、初の降臨と道院が開設された地は、実に神戸六甲山であった。

老祖妙山より臨む。「予は妙山の妙風に乗りて神島を漫遊し来る。神(日本の神々と)もまた、会す。今日は何な(鳴)る日と云う者や、十二万年まえの神国記念日なり…。」


近年、道ひらきの神人、荒深道斉氏が見つけた巨石、剣磐座とされる磐座が六甲山にあるという。
私はその頃から、磐座の立ちのぼる氣に惹かれて、関西の磐座をあちこち、調べており、剣座を求めて、六甲山へ。
丁度、麁乱神の磐座よりのルートがあり、まず、観音山を登る。結構急勾配であるが、少年時代の探検を思い出し、楽しい。
観音山を登りゴロゴロ岳に向かう道は、楽な道なのだが、脇道に入り何故か急勾配な道を降り登りのルートを選んでしまう。余談だが、この道は何故か後日消えてしまい、不思議な磐座との邂逅もあり、身体を鍛えられた感がするルートであった。

観音山からゴロゴロ岳に行く途中に不思議で柔らかい穏やかな神氣を感じ、至ると、私が命名した松ヶ姫の磐座があり。
癒やしの氣が満載。椅子の形をした、不思議な磐座もあり。

ゴロゴロ岳付近は、かなり、開拓され、登山せんでも、車で来れるやん。と。しかし、苦労して、登拝な大いなる意味もあるのである。

ゴロゴロ岳を抜けると、強い龍氣とも神氣とも感じる場所を感じる。藪をすり抜けると。剣座。

出会った瞬間から、氣が私の頭脳に入り、夜は夢にも出て来た。

邪気を嫌う者は邪気が寄り添う。
悪魔を恐れる者は悪魔が喜ぶ。

毒龍の時も私は全てを受け入れた。

剣座の神は、会うたびに、氣を化され、正に六甲大神。瀬織津姫とは、違う働きをされる六甲の守護者。

一天地六の如く、大六合主。国祖、国常立之尊のごとく。

まあ、六甲大神でよかろうと、考えます。

剣とは、鶴亀。弦(つる)義であり、言霊(九十八)でもある。
諸刃の剣は、世を治める象徴なり。

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龍宮水火土伝授日の出世開きΘ三六九神示21

2017-08-18 19:36:51 | 神示道
雨も嵐も神の荒魂の発動であるぞ。龍神を使いて世の浄めいたしてあるのじゃ。
昭和四十八年八月八日、富士山頂剣ヶ峰にて天地清浄祈願に仕えさせ、神々龍神は世の浄めに勇みておるが、思凝霊(しこりがみ)や人民は、御魂の目や耳をふさぎて…神の言う事を聞かず、現(こ)の世の身欲の事ばかりに走りておるから、神界の四九三(しぐみ)の実りも遅れるばかりであるぞ。

現の世の事は、人民に任せて来たのであるから、人民の改心が無ければ、神は霊、人は体なる霊体一致にして、事が成る道が開けぬのじゃ。 

天地神霊あっての人の世の営みと、くどいほど申してあるぞよ。
万民が言う事を聞かずとも、現の世がどうにもならぬように、なりた時は、長らく封じて来た神が表に出て、因縁の御魂の者を使いて、明智光秀に織田信長を打たせて、大きく世を替えてゆくような事も起きるから、世のお偉方もよほど改心して、世の政(まつ)りを正してまいらぬと、足下から鳥が立ち、びっくりで腰をぬかさねばならんような事も起こるぞよ。

神界は今だけの栄えで無く、人類が末永く続いてゆく事を願いておるのであるから、目先の損得利害にばかりに走る今の世は、間違いておるぞよ。

先の大戦であれだけ無惨な辛い悲しい目にあい、その上に広島長崎に原爆を落とされ、現の世の地獄を体験した日本の人民であるぞ。
近くは、福島原発の損壊で、この日本にも人の住めぬ様な所が出来たではないか。
今、原発を稼動させて居る廃棄物を、十万年も、二十万年も地の底に埋めておくと申しておるが…大地も生き物、修理固成(つくりかため)はこれからも続くから、そう易く人民の都合通りにはまいらず、危ない事であるぞよ。

核兵器や原発は、人類が自ら滅亡の道にさそう悪魔の業(わざ)であるぞよ。
悪魔に自在にされて居る事に早く氣ずかねばならぬぞよ。

日本の頭(かしら)よ、先の大戦で三百万人に余りある犠牲を出し、日本の各都市は焼け野ヶ原となり、その上に、広島長崎に原爆を落とされ、言うに言われん、無惨悲惨な体験を日本にさせたのは、今も戦争に明け暮れる世界の中…中道を守り、核兵器や原発等、人類を滅ぼすような物は、一日も早く止めにして、世界人類共に助け合う、恒久平和の道を開く要(かなめ)の国と成る為の試練であったぞよ。

その日本が世界の国々と同じように軍隊を作り、その末は、核兵器を持ちたいような有様で、核の廃絶にも同意せぬような事で何とするのじゃ。
それでは、戦争や原爆で犠牲になった者も浮かばれぬぞよ。
アメリカの核の傘下に守られている日本と言い訳したいところであろうが、それは神の意に通じぬぞよ。
北朝鮮には、核兵器を持つなと制裁を加え、自らの国は、核兵器をどんどん造り世界を威嚇し自在にせんとする強い者勝ちの流れであるが、そのような事を続けておれば、如何なる大国もバベルの塔の如く内から崩れてゆく事になるぞよ。

世界の様は見た目は、これまでと変わらず、金力武力のある国が栄えておるが、理不尽な強い者勝ちのやり方は、神界が許さぬから、道に外れた事は、厳しく警告(きづけ)いたすぞよ。

艮の金神、三千世界に目を光らせ、日の出の神と龍宮乙姫連れそうて、現れる水晶の世の到来であるから、何程、金力や武力であるとも、理不尽な事は、これまでどうりに通らぬぞよ。

この地球は、はてしなき大宇宙の中の水清きオアシスじゃ…。

日月星辰の神氣を受け…火水土(日月地)の恵み豊かな、この地球に神界に鳴る如く地上の天国を成らせんとした、神界の最初(はじめ)の念願は、今も変わらぬぞよ。

人民知恵がつき、学がつき、欲がつき、神に対する畏敬の初めの心を忘れ、神を下敷きにして、その恵みのみ、むさぼり、目先の損得にとらわれて、争いに明け暮れ…この美わしき地球を汚し穢し、自ら滅亡の道を歩んでおる人類であるぞ。

今すぐ滅亡に到らずとも、良く良く、直霊(なおひ)に見直し聞き直して見なされよ。神の言う神理には、たがいの無い事が判りて来るぞよ。
核兵器や原発の事、様々の公害の事、見のがせぬ事がいっぱいじゃぞ。
さあ、これからが大望じゃ、人間界の知恵学だけでは世は行き詰まる…現の世を生みた、世の元の神々の太占奇路(ふとまにくしろ)の道を蘇らせねばならぬぞよ。

そこに神事神業の大事があり、地球の生命の氣を蘇せるのであるぞ。
表の事ばかりてとらわれている様は、0(ぜろ・れい)を忘れ一から九の数にばかりとらわれている様じゃ。
根の事、神あっての人の世である事を忘れて居る今の人民であるぞよ。

0(ぜろ・れい)あって形ある1から9の数あり、0(れい)は無であり、空であり、総ての源であるぞよ。

さあ、この日本の国から、世の元の神の道を興し、根のありて、幹も枝葉も栄ゆる、元津道を起こし、世界が救われてゆく鑑(かがみ)を出してゆかねばならぬのであるぞ。

神を口に出せば時代遅れの如く言われる世であれど、人民は何と申しても神は居るぞ。観ておるぞ。
その事しかと肝に命じ、生かされて居るとは言え、活きるには、勇気も苦労もいるなれど、誠もて、神と共に歩みゆけよと記しおくなり。

天鑑無私(真理は公平無私なり)

言霊神也 



平成二十九年八月九日

天橋道士龍華斎 修聖拝写。





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三輪山、大神神社道。

2017-08-12 20:05:58 | 神業道


神業とは、神への奉助である。
神に媚びず求めず望まず。


かつて、遠き太古に於いて、国土を形成し造り固めの地盤は、数多の始原の龍が固整された。その一龍が大国主の神であった。余談だが、始原の龍は、奈良の丹生神社下社に時折、降現される。

日本国土を造り固めの龍王、大国主(ちから)は、同じく始原の龍、少名彦(やさしさ)を愚弄し去らせた。
ひとりとなり省りみる大国主は、「この後どうやって、独り国造りをすれば善いのだ。」と受日誓をされると、大国主の直日(幸魂•奇魂)すなわち、日の出の神が表れ、海辺を照らし、「大和の国の東の山に、日を祀れば、国造りに協力する」と言われた。その御諸山(三輪山)に鎮座する神は、天照国照彦天火明櫛玉饒速日命と呼ばれたが、記紀編纂により現代では、大物主神と呼ばれる。なんてね。そんな事もあったかもしれない。

三輪山、大神神社の祭神は、蛇神と言われておられる。奈良の大神神社に行けば、確かに卵が崇敬者や信者により沢山、供えられております。そして、多くの霊能者や神能者もそう言われる。白蛇が転じて黒龍になるとも云々。
振り返れば、大いなる神爾を発誼される神社や神奈備、磐座には、当然当たり前とされるぐらい、御眷族は主神に従いひかえておられる。自然の働きも然り。

その眷族の姿を観て、神とするは、霊視者の誤りでもある。

神とは、万物普遍の霊であり、無私無形無色の御魂であり、天地の生成化育を運行されておられる。

当然、人間の欲望や願望を叶える存在ではない。
そして、人が天地経綸の一翼を担うからこそ、神は黙然と補助してくださるのである。

霊界とは想念界。心が造り出す、無限の観念の世界であり、人類が滅びぬ限り、広がる心の世界。
この人間が造り出し、想念が凝り固まり、一種の力を発揮する。 
善なる存在もあるが悪魔的存在もあり。
この思凝り神もどきが、因果律を越え、願望を叶える存在となる。引き寄せの法則もこの類。ゆえに、叶えられた願望と引き換えに、因果律は激しく反発し、抗魔が生命を縮めるのかもしれない。抗魔とは、エネルギーが働いたら必ず、反抗するエネルギー。陽が極まりたら陰が、陰が、極まりたら陽。必ず対抗するエネルギーが生まれるのがこの世の原理。善が隆盛したら悪は興亡し、悪が隆盛したら善は興亡する。

話しが脱線してしまいましたが、三輪大神を蛇と捉えようが、日の神と捉えるかは、個人の心と身魂しだい。

私は、初めて大神神社を参拝した時は、深見東州氏の著書により、固定観念があり、三輪大神とは、能く通じず感じず、好きになれませんでした。

されど、翻り、その宗教観念から離れて、大神神社を参拝し、尚且つ、神体山に登拝させて頂き、感無量となりました。中津磐座を初めて拝したとき、三輪の神仙界を感じました。三輪神仙界。古代より、まさに三輪山には、多くの神人が奉じ、鎮護国家、大和平和の要となられる神奈備でありました。富士に富士神仙界があるように、六甲山に六甲神仙界があるように、伊勢に伊勢神界があるように。

三輪山を登ると、入り口とも門とも言うべき磐座があります。私はそのまま、通り過ぎておりましたが、最近では、その磐座から氣が湧いておられるので拝礼し、磐笛を吹いております。

中津磐座。そして智石の磐座。穏やかな丸い氣が脳随をいたわります。

私は、磐座があれば、磐笛を吹き、経を唱し、神咒を挙げ、祝詞を唱えます。

磐笛には磐質があり、磐笛にも感化の機能あり。
私の磐笛にては、天の橋立の磐笛は立て替え立て直し。貴船の磐笛は祓い清め。ダンノダイラの磐笛は鎮道。丹生川の磐座は弥勒の世到来。住吉大社の磐笛は龍宮界への機縁。最近、伏見の稲荷山にて賜った磐笛は、眷族界の界化。六甲山の磐笛は調和安寧。玉置山の磐笛は真玄開化。三輪山の磐笛は鎮護諸縁。

三輪山、頂上付近には瑞雲龍王と額がある磐座があります。

そして三輪山随一、竜氣が湧き出る、四魂石と言われる磐座がございます。知人に紹介していただきましたが、先ずその龍氣に驚きました。そこに眷族龍神が居られるようです。

上津磐座。此処はやはり、太陽信仰の地場であったと感じられる所であります。太陽の日石。


ちなみに、この三輪山の隣りには巻向山があり、古代出雲族の聖地とされるダンノダイラがあります。

このダンノダイラの磐座には、雄大な
暉渾を感じます。私はそれを至聖先天老祖の様な感化を受けます。


三輪山には、多くの登拝される方が登られます。たまに外国人の方もおられます。 
三輪山は神体山であり、神々が多く住まう地でもあります。
登拝される方は敬虔な気持ちと真心を表して登拝し、登山口である狭井神社が示されたルールを守らなくてはいけません。写真をとったり、喫煙、飲食は不可(水分補給はOK)。
神は決して罰せませんが、眷族は怒ります。 
神体山を登らせてくださる大神神社、狭井神社は本当にありがたい神社です。
三輪大神の御魂の深さでもありますね。

あくまでも、私の個人的な見解でございます。悪しからず。

平成三十一年一月四日 文を加筆訂正致しました。
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