ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

二十歳の新竜王

2004-12-29 22:04:44 | Weblog
関心のない人にはまったく関心のない事だと思いますが、少し将棋の話題について書きます。
森内竜王と渡辺六段の間で争われていた今期竜王戦は3勝3敗でむかえた第7局、渡辺が森内を下し、新竜王となった。これは谷川の21歳での名人位獲得、羽生の19歳での竜王位獲得と並ぶ快挙と言っていい。
ここ10年の将棋界はいわゆる羽生世代が圧倒的に強く、年長の谷川が一人でそこに加わっていた。しかし今回の渡辺の快挙でその流れが変わるかもしれない。将棋界には7つのタイトルがあるのだが、森内、羽生が2つずつ、佐藤が1つで羽生世代は計5つ、谷川が1つ、そして新たに渡辺が1つという勢力図になった。依然、羽生世代の力は健在だが、新興勢力が台頭してきただけに予断は許さない。
ベテランの谷川と若手の渡辺が層の厚い羽生世代を挟み撃ちにする形になれば、マンネリ気味だった将棋界もにわかに盛り上がってくるのではないだろうか。
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今年のテレビドラマ

2004-12-26 16:46:24 | Weblog
韓流ブームが吹き荒れる中、日本のドラマはどうだったのでしょうか?
まずはフジの月9から。主演は男優が木村拓哉に始まり、織田裕二でしめ、女優にいたっては竹内結子、菅野美穂、仲間由紀恵、矢田亜希子とエース級をこれでもかと投入しました。月9復権にかける大多Pの執念を感じました。4作品の中で僕が最も好きだったのは「愛し君へ」です。菅野ファンというのも大きな要因ですが、全体的にまとまっていたと思います。勿論、患者が子供である必要があったのかなどツッコミどころもあるんですが。
他にも色々とありましたね。白い巨塔は骨太のドラマでした。個人的には矢田亜希子はラストクリスマスのようなさばけた役よりもこういったお嬢様の方が似合っていると思います。
砂の器は具が足りない感じがしましたが、優れた演出と役者の頑張りでなんとか乗り切ったようにおもいます。
僕と彼女と彼女の生きる道は凛チャンのかわいさと演出のうまさに尽きます。逆上がりができた時の父親の涙が印象的です。
人間の証明も良かったです。竹之内豊と松坂慶子の熱演がひかりました。
世界の中心で愛をさけぶは綾瀬はるかが良かった。今年デビューというわけではありませんが、2004年の最優秀新人といってもいいのではないでしょうか。
以上、印象に残った作品をあげてみました。来年は更に多くの優れた作品を期待したいです。


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今年のスポーツ界

2004-12-22 21:10:47 | Weblog
今日は今年のスポーツ界を振り返りたいと思います。個人的には清原ファンなので清原選手の2000本安打達成は強く印象に残りますが、やはり今年はオリンピックイヤーなのでまずアテネですね。予想をはるかに上回るメダルラッシュに日本中が沸きましたが、その中でも私に最もインパクトを与えたのは女子マラソンの野口選手の金メダルです。
女子マラソンは選考の段階からもめにもめました。陸連が出した結論はすでに内定していた野口選手、残り2つのイスは坂本、土佐選手に与え、前回金メダルの高橋選手を外すというものでした。私の理想は野口、坂本、高橋でした。勿論、高橋選手の走りをオリンピックでもう1度みたいという事もありました。しかし金メダルを取るためには高橋選手の力が必要だとも思いました。
ところがフタを開けてみたら野口選手の見事な快走でした。あの灼熱の中、そして世界記録保持者のラドクリフ選手ですら棄権した過酷なコースを克服した野口選手は賞賛に値すると思います。

あと今年は10代選手の活躍が目につきました。女子ゴルフの宮里選手、卓球の福原選手、フィギュアスケートの安藤選手などです。このまま一気に頂点に駆け上がるのか、それとも壁にぶち当たるのか注目したいです。

最後にプロ野球。今年はストもあり揺れに揺れましたね。しかし最終的にはセ・パ12球団に落ち着きましたし、新規参入もしやすくなった事を考えれば、古田会長はじめ選手会はよく頑張ったのではないでしょうか。
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