ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

こんな時に解散はありえない

2011-05-30 00:13:41 | Weblog
近々、野党から内閣不信任案が提出される気配です。おそらく否決されるとは思われますが、小沢系議員を中心とした50人は不信任案に賛成するという話もあり、まだまだ予断を許しません。

世論は大きく分けて2つの意見だと思われます。1つは「こんな非常時に総理を変えている場合ではない」。もう1つは「このような非常時だからこそ、まっとうな指導者に変えなければならない」というものです。僕は後者の意見です。

菅さんの権力への執着が凄いことはよく分かりました。それは置いておきましょう。しかし一時、政府は児童生徒の年間被爆許容量を20ミリシーベルトと設定しました。あのチェルノブイリの旧ソ連でさえ、5ミリシーベルトだったことを考えれば、あまりにも子供たちの健康を軽視した基準ではないでしょうか。彼らの10年後、15年後の健康状態など今の政府には全く眼中にないのでしょう。

もう1つ、菅さんは「お盆ぐらいまでにはすべての人を仮設住宅に移すつもり」と発言しました。全力を尽くして、そのくらいの時間がかかるというなら、それは仕方がないと思います。ただ、それまで体育館などで避難生活を送る人の体力や精神力は持ちこたえることは出来るのでしょうか?

そして僕が懸念しているのはO157などによる感染が広がるのではないかということです。これから夏本番を迎えます。衛生環境は良くないだろうし、高齢者も多いことなどから考えれば、可能性は低くはないでしょう。本来ならば、政府がそれを察知して先回りし、防止策を示さなければならないはずですが、それを今の菅政権にもとめるのは無理なようです。

もし不信任案が否決されれば野党は切り札を失い、民主党内で賛成に回った議員も離党せざるを得ないでしょうから、しばらく菅政権が続きそうです。それはそれで好ましいとは思えません。しかし、難しいのは可決された場合です。菅さん周辺からは「間違いなく解散に打って出る」という声しか聞こえてきません。いくら首相の権限とはいえ、こんな時に本当に選挙をするつもりなのでしょうか。常識的には考えられない話ですが、菅さんなら本当に解散するかもしれません。そう考えると内閣不信任案の提出というのもかなりの賭けになりますね。

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早朝に目が覚めてしまう

2011-05-25 19:38:47 | Weblog
ここのところ、毎日、午前4時から6時の間に目が覚めてしまいます。目が覚めた後はまた寝ようとするのですが、寝ているのか寝ていないのか自分でも分からないぐらいです。寝つきは悪くはないんですけどね。

寝る時間が午前1時ごろなので、3~4時間で目が覚めてしまいます。夏の寝苦しい時期にはよくあることですが、自覚したのはおそらく2ヶ月ぐらい前だから暑さは関係ないと思います。

病院の先生には、ここのところ自転車などの不安感の話が多く、また自分自身も早朝に目が覚めてしまうことをそれほど気にしていなかったため、まだ話してはいません。

しかし、この2週間ほどはかなり気になり始めています。もしかしたら早朝覚醒なのだろうか?だとしたらその原因は何なのだろうか。うつ病なのか、薬など他の原因からなのか、まだ自分では判断がつかない状態です。1週間後、病院の予約が入っているので、話してみようと考えています。


店の方は相変わらず国産たばこの品薄状態が続く中、昨日は新たな仕入先から、脂肪を取り除くハーブティーと緑茶の石鹸が送られてきました。代金と引き換えだったので、その場で3万円以上払いました。そして今日は仕入れ、明日は家賃とお金が飛ぶように逃げていきます(^_^;)。新商品が売れてくれればいいんですが。

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自殺大国日本

2011-05-14 22:54:09 | Weblog
TBSラジオ「久米宏、ラジオなんですけど」の冒頭12分間は久米さんのフリートークなのですが、今日の主なテーマは「自殺」でした。

久米さんの頭の片隅に若い女性タレントの自殺があったかは分かりません。彼女の話題には全く触れず、自殺する人がいかに多いかをリスナーに伝えていました。98年以降、日本の自殺者は13年連続で3万人を突破しています。久米さんによると自殺者の裏には10倍以上の未遂者がいるそうです。自殺率では世界6位。日本は自殺大国になってしまいました。

要因としては高齢化による病気が最も割合が高いそうです。国の幸福度を測る調査もあったそうですが、日本は生活水準が高い割りに、非常に低い順位にとどまっているのに対し、国も貧しく、寿命も短いブータンが上位に入っています。

個人的にはこれまでの日本の価値観を変える時期が来たような気がします。「生活は便利なほうがいい。平均寿命が長いのはいいことだ」といった現在の価値観。勿論、便利なものを開発することは経済、文明の進歩にとって大切なことだし、ガンなどの難病の撲滅を目指す歩みを止めてはならないでしょう。

しかしその一方で、国民全員が上に記したようなことを目指す事はないと思います。一人ひとりに選択肢があっていいのではないでしょうか。決して自殺を肯定するわけではないですが、もっと色々な生き方が合ってもいいと思うのです。日本人は真面目で画一的なところがあり、それが戦後の奇跡的な経済復興のエネルギーにもなりましたが、今はそれが悪い方向に出始めているようです。もっと色々な生き方があっていい。数多くの選択肢があってもいい。硬く縮こまってしまっているこの国をほぐしていく事が、自殺者を減らす道ではないでしょうか。

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パニック障害は治らない?

2011-05-04 19:55:45 | Weblog
「パニック障害を克服しよう」というサイトで「パニック障害は完治するのか?」というテーマを見つけました。なかなか興味深い文章でした。

その冒頭からいきなり結論が記されていました。そのまま引用します。

「パニック障害に完治はありません」。自らパニック障害と苦闘したという筆者がこう断言しています。

続けて、割れた茶碗に例えて、元通りにはならないことを説いています。色々な方がいますから一概には言えませんが、個人的には凄く共感できる考え方です。

パニック障害を発症して22年。1日たりとも完治するなどと思ったことはありません。色々な媒体で「パニック障害は完治する」などといった言葉が踊っていると希望を持つどころか「自分だけがおかしいのか」と逆に落ち込んでいました。僕がパニック障害に関する本を出版した理由のひとつはそうした考え方に対して、自分のような人間もいるという事を伝えたかったからです。

勿論、このブログの管理人の文章には救いも書かれています。「完治」という言葉を使うのがおかしいだけで、症状が出ない状態、普通に生活できる状態に戻すことは可能であると強調されています。

薬のみの治療にはある程度、症状を抑えることは出来ても、なかなかパニック障害そのものを改善することは難しいと考えていたので、このサイトを参考にしながら徐々に生活に取り入れていければと思っています。

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