ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

このブログもそろそろ寿命です

2021-07-28 11:13:07 | Weblog

こんにちは。オリンピックもソフトボールの金メダル。卓球混合ダブルスでの金メダルなど嬉しいニュースが続いています。

その一方で昨日は東京のコロナウィルスの感染拡大が止まらず、新規感染者は3000人に迫りました。私の住む埼玉も過去最大の感染者数になりました。非常に厳しい状況です。 

 

さて私のブログざっくばらん「パニックびとのつぶやき」もそろそろ寿命が近づいてきた思いがあります。ブログを始めて17年。随分、長く続けてきました。長生きですよね。私がこんな状態でこれだけ長く続けてこられたのも、読者の方々がいたからでしょう。述べ人数では数百万の人にアクセスしていただきました。本当にありがとうございました。

 

今後ですが、詩を中心に細々とでも続けていければと考えています。詩は自らのライフワークにしていけたらと思っています。これまで記事で記していたことも詩に盛り込めたらと考えています。今後ともよろしくお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京オリンピック開幕

2021-07-26 10:28:12 | Weblog

1年遅れていよいよ東京オリンピックが開幕しました。

開会式は驚異的な視聴率だったと、いまネットの速報で入ったんですが、個人的には開会式にはそれほど興味はありません。それでもある程度は観たのですが、聖火の点灯の場面は見逃しました。

大坂なおみ選手はある程度、予想通りでしたが、王さん、長嶋さんも来られたんですね。

 

競技では水泳の女子400mメドレーでの大橋悠依選手の金メダルは凄かった。リオ五輪の萩野選手に続く水泳界にとっての金字塔です。昔はこの種目で日本人が勝つなんて想像がつきませんでした。25才、遅咲きの大輪の花がオリンピックプールに咲きました。

 

気になるのは、やはりコロナです。もともと政府は感染状況がどうであれ、オリンピックを開催することだけは決めていました。それを世論の力で無観客まで持っていって、結果的に一定の安全性は保たれたように思います。案外、無観客でも盛り上がるものですね。

 

情けないのはマスコミです。特に民放のワイドショー。中でもテレ朝(笑)

結局、彼らに正義感などなく、数字がすべてです。オリンピック人気に恐れをなし、コロナのコの字も出てこない。ワイドショー番組にとってコロナは視聴率をとるためのコンテンツに過ぎないのです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王位戦第3局 藤井19才初勝利

2021-07-23 12:38:48 | Weblog

王位戦第3局は藤井王位が挑戦者の豊島竜王に勝利し、対戦成績を2勝1敗としました。

戦型は角換わり。やはり序盤は豊島ペースで進みました。戦場となった4筋で優位を築きます。互いに飛車がにらみ合っているのですが、藤井玉は6筋、豊島玉は3筋と玉飛接近の形になっていました。あまり良くないと言われる形です。

よって藤井さんは玉を7九に移動するのですが、その後、銀を手持ちにした豊島さんに5八銀と飛車取りの手がありました。これはある程度、将棋を知っている人なら、すぐに見える手です。しかし、何か悪い筋を見つけたのか、豊島さんは5八銀打とはせず、桂を跳ねました。

これに対して藤井さんは8八玉と堂々の入城。いつの間にか、主戦場の4筋から遠く離れ、有利不利はともかく、相変わらず玉飛が並んだままの豊島陣よりも安定しました。

 

ここから、3五歩、8三銀など非凡な手を放った藤井王位が豊島竜王を押しきりました。これで藤井王位の2勝1敗。私の予想も互角に変更します(笑)藤井さんが1勝リードして互角という感覚ですね。

 

地元神戸で立会人を務めた谷川九段も、幼い頃から期待していた二人がタイトル戦の舞台でぶつかり合う姿を間近で見て、心底喜んでいるのは想像に固くありません。

豊島さんと藤井さんの年の差は12才。その12年の間、羽生世代をはじめ、関東の強豪棋士たちと関西のトップ棋士として、孤軍奮闘したのが谷川さんでした。藤井、豊島を中心に強い棋士たちがひしめき合う現在の状況を感慨深く眺めているのでしょう。谷川さんはガンダムでいえばシャア・アズナブルに似ている気がします。よって感情を表に出すことはめったにないですが。

 

それにしても、スピッツの曲ではないけれど、ここ数日、夕焼けが本当に綺麗です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王位戦第2局、藤井辛勝 次の永世名人は誰か?

2021-07-16 10:55:03 | 将棋

王位戦第2局は激戦でした。将棋博士、豊島竜王に対し、中盤までは押されていた藤井王位。最終盤に彼本来の足腰の強さを見せ、勝利を手繰り寄せました。「終盤は才能」という言葉はまだ生きているようです。

1勝1敗となり、面白くなりました。個人的には豊島優位は動かしませんが。豊島さんの研究の深さには、藤井君も敵わないと思います。中盤まで離されずに、終盤で抜け出すしか藤井君の勝ちはないように思います。

 

さて、上記の二人に渡辺明名人を加えた20世永世名人争いですが、現在2期の渡辺さんが最も厳しいと思います。年齢的にも30代後半ですし、今後3連覇して一気にという道が現実的ですが、その前に藤井聡太が挑戦してくる可能性も充分あり得るので、藤井君を苦手としている渡辺さんは、やや苦しいかなという印象です。

ここに来て急浮上してきたのが豊島さんです。なんと言っても藤井君との相性の良さですね。名人戦に関わらず、タイトル戦で藤井君に勝てるとしたら、現時点では豊島さんしか思いつきません。現在は名人1期ですが、30才を過ぎたばかりでまだ若い。藤井聡太との関係性を維持できれば可能性はあります。 

そして藤井君ですが、この人にはなってもらわないと困ります。谷川九段の最年少記録はともかく、22才ぐらいで名人になれば、まず永世名人はかなりの確率でいけるでしょう。あとは時期の問題です。20代のうちに永世名人の資格を得たいところです。それを阻む最右翼が豊島さん。

藤井君が豊島さんの壁を破れば、大山、中原に次ぐ大名人になれる可能性は高まります。しかし、豊島さんとの今の力関係が長く続くようだと、藤井時代は来ないかもしれない。後の世代に取って変わられる可能性もあります。よって、藤井豊島戦が未来の将棋界の鍵を握ると言っても過言ではありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎮魂歌

2021-07-15 11:22:40 | Weblog

ゴミ記事欄に上半期の自殺者数が載っていた

去年より増加していて、特に女性が目立つ

いずれにせよ、今年もすでに1万人以上が自らの命を絶った

自殺についてはそれぞれの考え方があるだろう

絶対反対の人もいれば

悪い死に方ではないと思う人もいる

そもそも何故、自分を殺さなければならないのかと不思議でならない人も多い

「あの人はどうして死んだのか」と理由を突き止めようとするのも人間らしい

 

ただ、自殺者を非難できるのは

家族であったり

彼ら、彼女らに強い思い入れのあった人のみの権利

理由など解らない

想像しえぬ不可抗力が働いたか 

死神に取りつかれてしまったか

 

道すがらの小さな公園から

ハーモニカの美しい音色が聴こえてきて

僕は切なかった

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ色の世界

2021-07-08 12:09:08 | Weblog

7月の空を制圧する重々しい雲を

そのまま地上に敷いたようだ

移動するカラフルなマスクたちも

よく見ればコロナ色をしている

 

三密、換気、尾身会長

飲食店、後手後手、無観客

ファイザー、モデルナ、テレワーク

ワイドショー医師、医療ひっ迫、緊急事態宣言

これらの言葉のみが勢いよく踊って1年半

他国より老いの早い日本は言う

「生きるとは寂しい修行さ」と

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月3日

2021-07-04 12:59:46 | Weblog

熱海の土石流は、映像だけでも自然の脅威を思い起こさせるに充分だった

同じ静岡の沼津では藤井聡太が渡辺明を下し

タイトル防衛、九段昇段の最年少記録を打ち立てた

対局だけでなく、会見でも記者たちの質問に対し、彼はじっくり時間を使う

脳でまとめ、それを確認する作業を経て

初めて口にする藤井の姿があった

それは彼の誠実さと

わずか18才にして背負った宿命の大きさを物語っていた

 

遥か海の向こうでは

大谷翔平が2打席連続本塁打で30本の大台に乗せた

彼ほどの打者に、あんなにもストライクを投げてくれるメジャーの投手には感謝している

 

紫陽花は大概枯れた

思えば、今年も半分を過ぎた

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王位戦第1局 豊島先勝、藤井に試練

2021-07-02 11:54:26 | Weblog

6月29、30日に王位戦第1局が行われ、挑戦者の豊島竜王が藤井王位を下しました。

 

これは藤井君にとって試練ですね。今局の敗戦で豊島さんとの対戦成績は1勝7敗。アマチュア時代を含めても、これだけ大きく負け越した相手はいないでしょう。多くのプロ棋士が藤井君に対して持つ感情を、藤井君が豊島さんに抱いているような気がします。

これほど持ち時間を残しての敗戦も初めてでしょう。それだけ考えどころのない将棋だったとも言えますが、「44手目、9五歩と突かれてすでに苦しいと思った」と彼はコメントしています。普段ならば、その前の段階で長考するはずですが、それもなかった。よほど意表をつかれたのか、平常心を失っていたかのどちらかだと思われます。

 

藤井、渡辺でもそうですが、豊島、藤井も対戦成績ほどの力の差があるとは思えません。要は棋風のかみ合い、相性の部分が大きいのだと思います。

 

ただ、あと3年程度で豊島さんに追い付き、追い越せないと、藤井時代が築けるかは微妙になります。そうしている間に後ろの世代が来ますから。藤井君ほどの天才が現れるとは思いませんが、羽生世代のような秀才集団が打倒藤井聡太の旗を掲げて現れる可能性は充分あり得ます。次世代の方が新しい棋譜で学んでいますし、何せAI時代ですから。

とにもかくにも藤井君には王位戦で豊島さんに2回は勝ってもらいたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする