ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

幻の名曲「嘲笑」

2010-01-27 20:18:51 | Weblog
ニッポン放送テリーとたい平のってけラジオのゲストは島谷ひとみ。カバーアルバムの宣伝に来たようです。

トークを織り交ぜながら曲を紹介しました。「君がいるだけで」「少年時代」「想い出がいっぱい」などかつての名曲が流れています。どの曲も島谷さんが歌うとまた違う雰囲気になるんですよね。

そして次にかかった曲が懐かしかった。「嘲笑」。かつてビートたけしのフジテレビの深夜番組のエンディングで流れていた歌です。歌っているのはたけしさん本人。

島谷さんの「嘲笑」を聴いてテリーさんが言いました。「たけしさんには悪いけどたけしさんより何倍もいいねえ」と。僕はたけしさんの決してお世辞にも上手いとは言えないけれど素朴な嘲笑も好きですが、島谷さんのそれを聴いて、ここまで美しいメロディーだったかと改めて思いました。

作詞はたけしさん。そしてこの美しいメロディーを作り上げたのは玉置浩二さん。ユーチューブで「嘲笑」を探すと玉置さんがこの曲を歌っているのを発見しました。玉置さんの横にはたけしさんが座っています。

やっぱり玉置浩二は凄い。歌うために生まれてきた人だなあと思います。たけしさんの詞もロマンチックでこの人は少年の心をずっと持ち続けながら生きてきたんだと感じます。

「嘲笑」はもっと知られていい名曲だと思います。いや、あまり知られないところがいいのかもしれません。寝る前に聴くと良いですよ。贅沢な子守唄です。
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今年初、床屋へ

2010-01-27 13:26:29 | Weblog
1時間ほど前、10分1000円のカット屋から帰ってきました。

髪を切りに行くのは去年の10月末以来、丁度3ヶ月ぶりです。薬を飲んでから30分待って、床屋に向かいました。30分時間を置くのは薬が効いてくる時間を考えてのことです。

席についてシートを首に巻かれてしばらくすると、徐々に緊張感が増していきます。女性の店員さんに「どのようにしますか」と聞かれたので、いつものように「短めにしてください。後ろは刈り上げてください」と言いました。気がつけば掌には汗がびっしょりです。

目の前の鏡を直視すると体力を消耗するので、その下の時事通信社のニュースに目をやります。

店員さんに「上のほうの髪が短くなっていますね」と言われ、「自分ですきバサミを使って切ったんです。最初は前髪だけを切ろうとしたんですが」と答えました。

幸い、今日は胃の不快感がいつもほどではありませんでした。それでも神経は過敏になっていますから、そのうち情報の画面を見ているだけでも辛くなり、少しだけ目線を上げ、鏡の下の部分に目線を置きました。

最後に吸い取り機を頭に当て、何とか終了にこぎつけました。約10分の大仕事。それでも1000円払ってるんですけどね(笑)今後少なくとも3ヶ月は床屋に行くつもりはありません。ああ、疲れた。
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2010年大河主演は上野樹里

2010-01-26 21:17:37 | Weblog
来年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の主演が上野樹里に決まりました。僕は堀北真希を希望しましたが、安定感という意味では上野さんのほうがやや上かなあという気もするので妥当な人選だったのではないでしょうか。

冷静に考えれば上野さんの世代で演技派として思いつくのは上野さんの他に宮崎あおい、沢尻エリカといったところです。宮崎さんは2年前に大河主演したばかりだからありえないし、沢尻さんに至ってはどこかに消えてしまった(笑)まあ、沢尻さんが女優活動をしていたとしてもNHKが起用するとはとても思えません。

そう考えていくと20代前半では上野さんということになりますね。まだ演技がしっかりしていないアイドル女優に長丁場の主演を任せるのは不安がありますし、上野さんなら安心できるということなんでしょう。

残るは初、そして淀。まず初ですが堀北さんの可能性は薄くなりましたね。綾瀬はるかの可能性は残っていると思います。初に関しては知名度の低い女優が抜擢される可能性もありますが、この大河ほど初という人物がクローズアップされることはそうそうないと思うので、人気、知名度のある綾瀬さんあたりが適役じゃないですかね。上野さんとの格の問題もあるかもしれませんが、この際そういった事はどうでもいいような気がします。

淀は菅野美穂でいきたいところですが、分かりませんね。選ぶ側が菅野さんをどう評価しているのか分かりませんし、もし菅野さんにオファーが来たとしても彼女が受けるとは限りません。ただでさえ「坂の上の雲」という3年にわたる壮大なスケールのドラマに出演していますし、また大河でも長期間拘束されるとなると菅野さんの人生設計にも関わってきますしね。

少し菅野さん以外に目を向けてみます。淀というとお市の方の美貌を最も引き継いだ人物ですからやはり美人のほうが望ましいでしょう。そして気の強さを出せる女優でないといけません。その辺から考えると柴崎コウ、中谷美紀、竹内結子あたりですか。意外と30歳前後で条件を満たす女優さんが思いつきませんね。しかし、淀を誰に演じさせるのかが主演と同じぐらい大事なのは間違いないのではないでしょうか。

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吉永小百合が語った巨人、そして清原

2010-01-25 20:18:48 | Weblog
昨日のTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」のゲストは何と吉永小百合さん。まもなく公開される映画「おとうと」の宣伝に来たようです。

映画の話もそこそこに、何故そのような美貌が保てるのかという話になり、吉永さんは「水泳をやっています。スポーツは全般的に好きです」といったところから、話題は吉永さんがファンである西武ライオンズのことに。

どうして西武ファンになったんですかとの問いに吉永さんは「家族はみんな巨人ファンでしたから私も応援していたのですが、空白の一日、ドラフトの問題がありましたよね。それから西武ファンになりました」と答えました。吉永さんはあの時の巨人の傲慢さが許せなかったようです。

そして太田さんが唐突に「清原に手紙書きましたよねえ。FAの時。あんなの受け取ったら俺が清原だったら耐えられないかもしれない」と切り出しました。すると吉永さんは「あそこで巨人に入るのは彼らしくないと思いました。入るなら阪神にしてほしかった」といいました。

吉永さんはここで清原ファンに区切りをつけました。勿論、本心までは計り知れませんが。僕はこの時、もう12,3年前の話だけど、何で吉永さんは清原を応援してくれないんだろうと残念に思っていました。

僕も勿論、阪神に入ってほしかったし、そうでなければ西武に残ってほしかったです。巨人入りと聞いたときは力が抜けました。しかし、清原ファンをやめようなどと思ったことは一切ありませんでした。だから吉永さんの清原さんへの想いはそこまでだったんだと決め付けていました。

しかし、昨日の放送を聴いているとこの人は本当に信念の人なんだと感じました。元祖曲げられない女っていうところですかね。太田さんも「ぶれない」という言葉で吉永さんを表現していました。

役の上でも同じで悪くいえば何をやっても吉永小百合で、そのことを問われると「不器用なんです」と応えていました。そしてイメージチェンジしてみようと思ったことはなかったんですかと聞かれると彼女は「20代の頃はありました。自分の演技も駄目で、興行的にも駄目でしたから。でもその頃いい出会いがあり、今は自然体で演じています」と語りました。

どんな役にもなりきってしまういわゆるカメレオン女優的な人より、もしかしたらこういうタイプの人のほうが強いのかもしれないと僕は思いました。石原裕次郎、高倉健、今で言えば木村拓哉もこのタイプだと思います。ある意味で不器用なんだけど、それが逆に見ている人にサザエさん的な安心感を与え、そしてぶれない姿勢がカリスマ性につながっているのかもしれません。

とにもかくにも国民的女優、吉永小百合は見かけは穏やかで柔らかな印象を与えながら、芯はものすごく強い人なんだと感じた夕暮れのひと時でした。
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カンノがカンノであるために

2010-01-22 22:36:12 | Weblog
彼女が天才女優だと思っているからあえて書きますが、菅野美穂の全盛期は18歳から22,3歳、長く見積もっても25歳ぐらいまでだったような気がします。

18歳の時に「イグアナの娘」、20歳の時は「君の手がささやいている」、悪女役を演じた「恋の奇跡」は21歳、「愛をください」が23歳。同時期、映画でも10代の頃の「エコエコアザラク」に始まり、二十歳そこそこで「富江」「催眠」で怪演しホラークイーンの異名をとりました。この頃は本当に全力で菅野さんは演技していたと思います。

しかし25歳を過ぎたあたりから菅野さんの演技に変化が見られました。26歳で演じた「愛し君へ」。菅野さんの代表作のひとつだとは思いますが、彼女は同年齢の主人公を演じるにあたって、こう語っています。「普通に演じてしまうと26歳より幼く見えてしまう。だから抑えて演じている」と。

最も象徴的だったのが「私たちの教科書」というドラマ。彼女は弁護士役で懸命に自分を殺して役に徹しようとしていました。しかし、そうする事によって彼女の最大の持ち味である繊細で豊かな表情まで消してしまっていました。

要するに菅野さんは30過ぎには見えないんです。街で歩いて菅野さんだと気づかなければ、ほとんどの人は20代前半の女の子にしか見えないでしょう。外見にも声にも少女の面影を色濃く残しています。

しかし、与えられる役はといえば実年齢に近いものがほとんどです。バラエティーやトーク番組の声と演技での声を比較すれば分かりますが、まったく違うんですね。演技では自分の少女的な声を消し去って必死に大人のそれを作ろうとしています。

いま放送されている「曲げられない女」でも司法試験に9回も落ちた32歳の役に自分を近づけようとしています。勿論、無機質でロボット的な主人公がふとしたきっかけで感情のスイッチがオンに変わったときなどの演技はやはり彼女は凄い、並みの女優ではないと思います。コメディエンヌとしての才能も素晴らしい。しかし少し痛々しくもあります。

菅野さんには年齢にとらわれない演技をさせてあげたい。「坂の上の雲」の正岡律を演じている時は自分の声で話していて伸び伸びとしていていますね。ああいう役がいい。僕が茶々こと淀君を演じてほしいのもそういう理由もあるんです。

だから決して彼女の演技力が落ちたわけではないと思っています。ただ実年齢と見かけとのギャップを埋めることに苦心しているのではないでしょうか。こうした試練を乗り越えて彼女には真の大女優になってほしいです。
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疲れた夜にクローズアップ現代を見て

2010-01-21 21:15:16 | Weblog
今日は疲れました。いつもはどちらかというと緊張感や不安感の存在が大きいんですが、今日は自分の店で扱っている古本を移動させている間に疲れてしまったようです。軽作業のレベルなんですけど、パニック障害の影響もあって自律神経の調子がよくないんでしょうね。立ち上がったりしゃがんだりを繰り返すのがきついんです。

帰ってきてテレビをつけるとNHKのクローズアップ現代に目が留まりました。生活に苦しむ30代男性の姿が映し出されていました。今は生活保護で暮らしているそうです。額は7万9000円程度。インターネットカフェで寝泊りしていました。

確かに自己責任の世の中。厳しいですね。僕も30代の終わりですが、やっぱり今日のように疲れると年を重ねることへの不安が大きくなりますね。健康な人ですら体に何らかの衰えを感じる年代。それに加えて僕はパニック障害を抱えている。果たしてこの先どうなってしまうのかと漠然と考えてしまいます。

年を重ねるイコール生きていくことが辛くなっていくというイメージを変えなければいけないとは思うんですけどね。結婚して子供でもいればその成長が楽しみになるのかもしれませんが、今の自分の状態ではとても結婚などできるはずはありません。

この番組を見ながら改めて自分にとって希望とは何なのだろうと考えさせられました。
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ジュースの仕入れに行ってきました

2010-01-20 17:09:06 | Weblog
少し前に帰ってきました。今日は自販機に入れるジュースのみの仕入れです。

僕の店の自販機はメーカーの自販機と自分が管理している自販機の2つがあります。後者の自販機は商品を自分で仕入れないといけません。缶コーヒー、280mmのお茶などの商品は100円で販売しています。だからできるだけ安く仕入れることがポイントになります。

これまでキリンのFIREは60円そこそこで仕入れられることが多かったんですが、今日は10円も値上げされていました。かなりショックです。

アサヒのワンダは普段、70円近いのですが、今日は60円そこそこで仕入れることができました。

UCCブラックは50円台後半で買うことができました。

キリンの生茶は高いです。税込みで76,7円。でもお茶はなくてはならないから仕方ないです。

あとミルクココアを63円、500mmのはちみつレモンを71円、同じく500mmのカルピスソーダを83円で仕入れました。はちみつレモンとカルピスソーダは120円か130円で販売しようと考えています。

メーカー任せの自販機は手数料が1本につき20円ですから、これくらいの値段で仕入れられれば1本30円から40円の利益があり儲かりそうなのですが、ウチは違います。

実は僕が管理している自販機は月に2万円も支払いがあるんです。それを6年も続けなければなりません。まあ、半分騙されたんですけどね。そのため、いまの売り上げではまだまだマイナスです。電気代も5000円は下らないと思います。

こんな調子なので、せっせと仕入れ続けなければならないんです。夢の黒字を目指して(笑)
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本日のテレビ欄

2010-01-20 10:58:10 | Weblog
今日は大寒だというのに埼玉は暖かいです。

今朝、久しぶりに新聞のテレビ欄をゆっくり眺めました。やはりまず目に付いたのは小林繁さんです。衝撃の急死から三日がたちました。結構報道は大きく取り上げていますね。今のテレビは以前にも増して視聴者に敏感ですから、小林さんのニュースを流し続けているということはそれだけ人々の記憶の中に小林さんは鮮明な記憶として残っていた証明だと思います。

夕方4時前からは中山さんと菅野さんの「ミホ対決」。元祖美穂の中山さんはフジテレビで「眠れる森」の再放送。映画主演と関連がありそうです。今を代表する美穂である菅野さんは日テレで先週の「曲げられない女」の再放送。初回見なかった視聴者をさらに取り込みたい思惑があるんでしょう。

ふと僕はあることに気づきました。それは社会面や政治面、スポーツ面などは「読む」という表現を使うのに対し、テレビ面だけは「見る」という表現ですね。同じ文字が書いてあるんですけど、少し不思議に思いました。
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新ドラマ視聴率

2010-01-18 22:13:50 | Weblog
新ドラマが続々と始まっていますね。となると気になるのが視聴率です。

まず現時点でのトップはフジ系月9「コード・ブルードクターヘリ緊急救命 セカンドシーズン」で18.8パーセント。高視聴率には違いありませんが、人気ドラマの続編、月9ということを考えると少々物足りない数字かもしれません。

次いで菅野美穂主演の日テレ系水10「曲げられない女」で15.4パーセント。オリジナル脚本でこの数字は改めて菅野人気の高さを感じさせます。今の15パーセントは一昔前の20パーセント以上の価値があると思います。

この2作品は数字の上では間違いなく合格点でしょう。しかし、初回は主演や主要キャストの力が左右するところが大きく、2話目以降にドラマ自体の真価が問われると思います。

数字的に微妙だったのがTBS系日9「特上カバチ」で12.9パーセント。人気漫画原作ということを加味するとやや厳しいスタートかもしれません。

今期のドラマでの1つの見所は花のハチハチ(1988年)生まれ対決だと思います。「コードブルー」に出演している新垣結衣、戸田恵梨香と「特上カバチ」に出演している堀北真希。初回は数字上はやや明暗が分かれましたが2話目以降どうなるか注目です。
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小林繁氏が急死

2010-01-17 20:05:48 | Weblog
まだ信じる事ができません。小林さんが亡くなるなんて。実感がありません。ないからこそ、こうしてブログに書き込むことができるのだと思います。

帰ってきてインターネットを見たらいきなり小林氏急死の文字。インターネットってあっけない。人生ってあっけない。自分だっていつそうなるか分かりません。だからこそ全力で生きなければならないのかもしれません。

小林さんは僕がこの世に生まれて最初に出会ったヒーローです。彼は身長は180センチ近くあるのですが、体重が62キロしかなく、少年時代から体が細かった自分とダブらせていたのかもしれません。

江川卓との不条理なトレードで阪神に移籍した昭和54年、小林さんは22勝を挙げました。古巣巨人からも8勝。あの王貞治も完璧に押さえ込みました。

その後、江川さんとの因縁対決は小林さんの0勝4敗。一度も勝つことなく、13勝した昭和58年、突然引退を表明しました。

サイドとアンダーの中間から、投球モーションを一度ストップさせて投げ込む独特のフォーム。細腕をしならせ帽子を飛ばす力投に少年時代の僕は胸を熱くしました。


ご冥福をお祈りします。
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