ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

「ごくせん」高視聴率現象

2005-02-27 17:15:40 | Weblog
ドラマ「ごくせん」の勢いが止まらない。番組スタートから視聴率25%以上を常に維持している。この数字は驚異的だ。
確かにおもしろい。これで数字が15,6%だったらなんとも思わないだろう。しかし現実はそれより10%も高いところで推移している。一体、何がそこまで「ごくせん」が視聴者をひきつけるのだろうか。
仲間由紀恵の力が大きいのは間違いない。彼女のコミカルな演技には定評がある。しかし、彼女は出演すれば数字が取れるという存在だろうか。例えば出れば高視聴率は当たり前が定説になった木村拓哉と比べるとどうだろう。昨夏の月9で彼女が主演した「東京湾景」は10%台前半にとどまっている。だからすべてが彼女の力というにはもうひとつ説得力に欠ける。
ストーリーはどうだろう。深みはないが安心感や爽快感、そしてものすごくシンプルだ。その辺がしばしば「水戸黄門」を引き合いに出される理由だろう。ただ、同じ学園ものの「3年B組金八先生」が色々と詰め込んでいる割には数字が伸びていないのに対し、「ごくせん」のシンプルな作りが多くの視聴者を得たことは今後のドラマ作りの道標になるのではないか。
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17歳の殺人者

2005-02-18 19:35:09 | Weblog
大阪府寝屋川市の小学校で17歳の少年が教職員三人を殺傷する事件が起こった。少年は「先生なら誰でも良かった」と供述しているという。何が彼をここまでの凶行に走らせたのだろうか?
少年は五、六年当時の担任だった教諭を名指しし、「いじめにあったのに何もしてくれず、恨みを持っていた」と供述しているが、いじめの事実は確認できていないという。
推測すると高校にも行かず、職にもつかない日々のなかでただ妄想だけが膨らんでいったのではないか?しかも彼は小学校時代から暴力性の強いテレビゲームに熱中していたという。いわゆるゲーム脳になっていた可能性もある。
しかし彼の犯した罪は重大で決して許されるものではない。ほんの数年で彼は自由の身になるのだろうが、自分が殺人者であることを一生忘れず、罪を償って欲しい。
最後にある保護者が「子供が無事だったのでよかった」という趣旨の発言をしていた。少なくとも人ひとりが命を落としているのだ。あまりに配慮が欠けている。こういった「自分の子さえよければ」的な親が増えれば、それを見て自分勝手に育つ子供もまた増えるだろう。そしてこういう少年が現れるのではないだろうか。
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女性タレントと好感度

2005-02-11 16:38:01 | Weblog
今週号の週刊文春で「女性芸能人好感度格付け」という特集が掲載されている。一体、好感度とは何なのか。わかりそうでつかみどころがない。そこで好感度の高いタレントを通してその得体の知れぬものを少し分析してみたい。
好感度の女王といえばやはり松嶋菜々子だろう。彼女の人気の理由は何だろう。個人的に美人度では矢田亜希子や伊東美咲の方が上だと思う。一言でいえば清潔感だろうか。それに加え、人気ドラマに多数主演している実績、知名度などが挙げられる。
竹内結子もこのての調査では必ず上位に入ってくる。ルックス、演技、特に際立ったものは見当たらない。普通っぽい。しかしそこにこそ彼女の好感度の高さの秘密があるのではないか。普通の所が親近感につながり、また同性からは等身大の自分を重ねやすいのかもしれない。
このように見てくると好感度にはずば抜けたものは必要ないということになる。むしろそれは邪魔になるかもしれない。大切なのは清潔感や親近感。しかしこれらを基準にドラマのキャストを決めていくとクオリティーの面で問題が出てくる可能性がある。このような調査は一目は置くとしても、それに流されないことが賢明ではなかろうか。
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清原よ、もうひと花

2005-02-05 15:15:30 | Weblog
プロ野球もいよいよキャンプがスタートした。本格的な球春到来である。今シーズンの見所として新球団楽天イーグルスの戦いぶりや交流試合の導入などがあげられるが、個人的には巨人の清原が気になる。
堀内監督との確執も雪解けのようだし、自主トレ期間は陸上の高野コーチから走法の指導を受けるなど20年目となる今季にかける並々ならぬ決意がひしひしと伝わってくる。節目の500号も目前だ。記録にも記憶にも残るようなシーズンを過ごして欲しい。そのためには大きな故障をしないことが不可欠だ。
今シーズンからいわゆる飛ばないボールが使用されるという。それにも負けず、様々な逆境にも負けず、彼独特の大きな美しいホームランを数多く見たい。(敬称略)
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