イギリスのベストセラーの児童文学、ロアルド・ダール作『チョコレート工場の秘密』。
それを初めて映画化したのが1971年のオリジナル版『夢のチョコレート工場』
←33年前!
原作者のダールが、自分の子どもに創ったお話らしい。
それを観たのは3年くらい前。
その後まもなくして大好きなティムバートンがリメイクするというニュースを聞いてから、ずっと心待ちにしてた作品
ヴァージンシネマズのレイトショー。1時間ちょい前に行ったというのに、残る席は最前列の5席のみまさにゴールデンチケットをギリギリで手に入れたような気持ちで、最前列の、何とか中央で観るに至った~
チョコレート大好きオープニング、流れるチョコレートが、機械でひとつづつパッケージングされる過程からすごくワクワク
チョコレートを食べられるのが年に1度、誕生日くらいという貧しい家に生まれ育ったよい子のチャーリー。世界中でたった5枚しか入っていない、ゴールデンチケットを手に入れ、世界で一番売れているチョコレート工場の見学に招待される。
そこで子供達が、奇妙で不思議な体験をするというファンタジー。
相変わらずのティムバートンらしい配色センスにまずヤラレた。
そして、ジョニーデップが演じる、新しい ウィリーウォンカ
子供に対しても歯に衣きせぬ物言いといい、「hahaハハ!」とか「ahaアハ!」という笑い声、
シルクハットにステッキ。顔は白塗り、目はキラリ
ちょっと子供っぽく、オチャメでかわいい。こんなデップもイイ
パイレーツのキャラもハマッてたしシザーハンズももちろんいいけど、
今回のもジョニデ史上、ワタシの中ではかなり上位かも。
オリジナル版同様、この物語を語る上で無視出来ないのが
"ウンパルンパ"の存在。
今回はティムバートンブレーンの、ディープ・ロイが一人で何万人役も演じたという力の入りようで、一人パフォーマンスのウンパルンパショウ!
(せんだみつおではない)
顔、濃すぎ!!同じ顔が集団でいちいち、色んな衣装と踊りで出てきては笑わせてくれる。
しかし、この人フューチャーしすぎぢゃないの?ってくらいスゴイ。
もともとオリジナル版では色んな人間を使っていて、いきなり意表をついたダンスをするもんだからスゴイびっくりしたっけ。と同時に、この歌詞とメロディと緑のヘアスタイル&白い眉が気になって気になって気になって!
元祖、ウンパルンパとウォンカ氏
ウンパルンパは、元祖の方がやっぱり好きだなー。
せんだみつおじゃホントにちっちゃい小人に見えないっ。
オリジナル版の監督は、メルスチュアートという元々TVを中心に活動していた人。
娘が「チョコレート工場の秘密」の大ファンで映画化をせがまれて実現したらしい。
ティムバートンも、さぞかしこの映画のファンなんだろうなと思いきや、
「71年版は、バカっちくてあんまり好きではない」んだそう。
だから、今回はあくまでもダールの原作に忠実に作られたんだって。
ティムバートン版では、ウォンカのキャラが少し違い、優しく道徳的だったウォンカ氏が、
精神的にトラウマをかかえた実はナイーブな一面を持つ、あやしくてお茶目な人格に。
自分の子どもの為に創ったストーリーだけあって、
"ワガママで悪い子はバチが当たり、イイ子にはちゃんと後でいいことがある"という意味も持たせてある道徳的なお話。
とは言っても、悪い子たちの行く末はかなりブラックで、子どもにとっては笑えない展開。
そこが、またいいんだけどね
決して、親の焦り方、のんきすぎない?なんてツッコミをしちゃいけないのだ。
工場見学を観ている私たちまでもが入り込み、アトラクションを体感するかのようなワクワク感はお見事。
見終えた後、間違いなくチョコレートが食べたくなるよ☆
8
満足満足。オリジナル版を観てても、観てなくっても楽しめる☆
カラフルでスィートなバートンの新たな世界観がまたまた堪能できる
ストーリー
失業中の父、母、そして2組の寝たきり祖父母に囲まれ貧しいながらも幸せに暮らしている少年チャーリー。彼の家のそばには、ここ15年間誰一人出入りしたことがないにもかかわらず、世界一のチョコレートをつくり続ける謎に包まれた不思議なチョコレート工場があった。ある日、工場の経営者ウィリー・ウォンカ氏は、全商品のうち5枚だけに入っている“ゴールデン・チケット”を引き当てた者にだけ、特別に工場の見学を許可する、と驚くべき声明を発表した。そして一年に一枚しかチョコを買えないチャーリーも、奇跡的に幸運のチケットを手にし、晴れて工場へと招かれるのだが…。
CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY
製作国 アメリカ/イギリス 115min
初公開年月 2005/09/10
監督: ティム・バートン
製作: ブラッド・グレイ
リチャード・D・ザナック
製作総指揮: マイケル・シーゲル/ブルース・バーマン
グレアム・バーク/ フェリシティ・ダール/ パトリック・マコーミック
原作: ロアルド・ダール 『チョコレート工場の秘密』
脚本: ジョン・オーガスト
撮影: フィリップ・ルースロ
音楽: ダニー・エルフマン
ナレーション: ジェフリー・ホールダー
出演: ジョニー・デップ= ウィリー・ウォンカ
フレディ・ハイモア= チャーリー・バケット
デヴィッド・ケリー=ジョーじいちゃん
ヘレナ・ボナム=カーター = バケット夫人
ノア・テイラー = バケット氏
ミッシー・パイル = ボーレカード夫人
ジェームズ・フォックス=ソルト氏
ディープ・ロイ = ウンパ・ルンパ
クリストファー・リー =ドクター・ウォンカ
アダム・ゴドレー /アンナソフィア・ロブ /ジュリア・ウィンター
/ジョーダン・フライ/フィリップ・ウィーグラッツ
見事ゴールデンチケットを当てたのは、貧乏だけど、心優しい少年役は
『ネバーランド』でデップと共演の際に、デップに見込まれ今回決まったというフレディーハイモアくん。
ハマッてるし、かわいい~
(あ、この写真そうでもない)
その他幸運にもゴールデンチケットを当てた、小憎らしいクソガキいえ、子どもたち。
←ダコタちゃんとナタリーポートマン足して生意気にした感じ。
みんな、憎たらしくてイイ感じ。
チャーリーとチョコレート工場 公式サイト
ちなみに、くるみを一生懸命に割る100匹のかわいいリスたち、半年も調教して出来た演技らしい~(勿論、CGもあわせて)スゴイ。
それと、今回もやっぱりバートンの愛妻も出演。
ヘレナボナムカーターは、次回作『コープスブライド』でもデップと声の出演。
コープスブライド公式サイト
ブリトニーが着てる、「私はゴールデンチケットを持っている」ロゴT他、通販サイトを紹介した、過去の記事は こちら
一番最初にblogお友達になった、ノースカロライナ在住アメリカ人の旦那さんを持つ
septcandyさんのサイトで紹介された、ウィリーウォンカのチョコバー紹介記事はこちら
☆☆結婚します☆☆
カナダのyueにも探してもらったら、先日getしたらしい。日本にもあればいいのに~。
NIKEのスニーカー ウンパルンパモデル
セレブ愛用コスメ、Too Facedのデュオアイシャドウ、
その名もウンパルンパトゥーフェイスアイシャドウ
ジェニファーロペス愛用カラー。
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