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オリバー・ツイスト/ Oliver Twist

2006-01-21 00:45:00 | 劇場&試写★5


61年生きてきて良かった!とか何とか、"おすぎ”がまた叫んでた。。。
お金いっぱいもらっといてそんなこと言われたってね~。



これまでも数回映画化されている、文豪チャールズディケンズの名作を
「ローズマリーの赤ちゃん」「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキーが映画化。
本年度アカデミー賞最有力というのだが、、、、。


こちらは1968年のアカデミー作品賞含む5部門制覇したオリバー!


ロマン・ポランスキー監督作品、けっこう好き

CGには頼らず、プラハのスタジオに壮大なスケールの19世紀ロンドンのリアルな街並のセットを作った。制作費80億円!!


純真無垢なオリバー少年には、オーディションで選ばれたバーニークラーク。
いかにもか弱そうで同情を買う孤独なまなざしがぴったり。
なかなか可愛い。


子供たちのスリ軍団を牛耳る妖怪のような風貌のフェイギンには
アカデミー賞俳優、ベン・キングズレー。
敵か味方か。


正しいスリの仕方、教えます。


悪人は悪人、善人は善人。解りやすーく単純なストーリー。
前半、いかにオリバーくんが可愛そうなコか、
それこそちょっと大袈裟に皆していじめる。(冷たい)
その雰囲気はややわざとらしさが漂う、、、。

今回、たくましく強いオリバーではなく、涙を見せたリけっこう儚げで弱い男の子。
バーニーくんはそのイメージそのもの。
ポランスキー監督がオスカー像をチラつかせ
「君にもこれをとって欲しい」と撮影前に見せたとか。
何かそれ聞くとちょっとイヤラシイね  (笑

映像の色彩美は独特のポランスキーらしさが、、、。
そしてベンキングズレーの演技確かに再びオスカーを穫るかも、といわれるのも納得。

でも作品全体で言えば、どうかなぁ、、、、。
突っ込みたくなるような部分もあるし。
あえて「観るべき!!」っていうほどでもないような。

魂を震わせる本物の愛と感動!
2006年最初の涙を贈ります。
(フライヤーより)だって。

もう「ホテル・ルワンダ」で最初の涙流したし。

"素晴らしい!映画史上に残る、
記念碑的な作品だ。”
byジョンアービング

大袈裟~っ。


5(10段階)
宣伝文句は大袈裟。(おすぎも)
感動の涙が止まらない!っていうほどではないので
大粒の涙を期待するとダメ。
もちろん駄作ではないし長いわりには退屈はしなかったけど、、、、。
興味のある人は、観てもソンではないです☆

「逃げるなら、今だ~。」とか、
「毒を盛れ!」とかところどころツッコミいれたくなること必至。


19世紀のイギリス。救貧院に連れて来られた、9歳の孤児、オリバー・ツイスト。
ある日、粗末な食事に腹をすかせた孤児を代表してお粥のおかわりを要求し、追放処分になる。
一旦は葬儀屋に奉公するが、不当な仕打ちに耐え切れず逃げ出してしまう。
行く当てもなく、目の前の道を遥かロンドンまで目指すしかなかった。
7日間歩き通して大都会に辿り着いたオリバーは、スリの少年に拾われ、
食事と寝床にありつけるからとフェイギンという男に引き合わされる....。


公式サイト

日本公開 2006/01/28

      
2005年 フランス=イギリス=チェコ  130min 字幕 松浦美奈
【staff】
監督・製作: ロマン・ポランスキー 
製作: アラン・サルド / ロベール・ベンムッサ
原作: チャールズ・ディケンズ 
脚本: ロナルド・ハーウッド 
音楽: レイチェル・ポートマン 
【cast】
バーニー・クラーク/ベン・キングズレー /ジェイミー・フォアマン
ハリー・イーデン /エドワード・ハードウィック



1947年版は
水野晴郎のDVDで観る名作映画シリーズで500円


こちらは1997年版。TVドラマで放映。
スリに導くドジャー役はイライジャウッド、
ツケっ鼻で怪演するのはリチャードドレイファス
こっちも観てみたいな~。




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